2024年2月8日 / 最終更新日時 : 2024年2月8日 admin 遅れてきたライター 手塚治虫漫画選集3 どろろ 「どろろ」とは主人公・百鬼丸と旅する、孤児の盗人の名前。 手塚の息子が片言で泥棒のことを「どろろう」と言ったことから生まれたネーミングだ。 学園紛争や安保闘争などで世情が不安定だった時代、漫画界では劇画調の「カム […]
2024年2月8日 / 最終更新日時 : 2024年2月8日 admin 遅れてきたライター 手塚治虫漫画選集2 奇子(あやこ) ある一家のさまざまな人間模様を、戦後史の中で描いた社会派人間ドラマ。戦前の古いしきたりが残る旧家に、容赦なく戦後の新しい思想が入ってきたために起こった混乱と葛藤を、そんな時代を生き抜く日本人のバイタリティ […]
2024年2月8日 / 最終更新日時 : 2024年2月8日 admin 遅れてきたライター 手塚治虫漫画選集1 ネオ・ファウスト SF色の濃い現代の神話として、手塚が『ファウスト』の3度目の漫画化に挑んだ作品。 ファウストは15世紀末から16世紀半ばまで実在したとされる人物。バイロン、ツルゲーネフ、ハイネなどの数多くの文豪が作品に […]
2024年2月8日 / 最終更新日時 : 2024年2月8日 admin 遅れてきたライター マンガと劇画の大阪12 夢のコラボが実現 子どものためのマンガを描く手塚と、リアリティ重視の劇画を描くさいとう。 立場の違うマンガ界をリードしてきたふたりが、1979年にはコラボを組んで、原案:手塚治虫、作画:さいとうたかを作品『過去からの声』 […]
2024年2月8日 / 最終更新日時 : 2024年2月8日 admin 遅れてきたライター マンガと劇画の大阪11 劇画を映画制作のように 貸本屋ブームにのって人気作を発表し続けた、さいとうは、1959年に劇画家仲間と『劇画工房』を結成する。 その後、さいとう・プロダクションを設立し、劇画は個人の創作ではないとの考えから分業体制による […]
2024年2月8日 / 最終更新日時 : 2024年2月8日 admin 遅れてきたライター マンガと劇画の大阪10 貸本向けマンガの発刊 1953年、赤本マンガの出版元、大阪の八興が貸本屋向けマンガ本「日の丸文庫」の刊行を開始する。 さいとうのデビュー作『空気男爵』も出版される。 子供たちは、貸本屋で1日目10円、2日目からは5円程度 […]
2024年2月8日 / 最終更新日時 : 2024年2月8日 admin 遅れてきたライター マンガと劇画の大阪9 理髪店員から劇画家へ 後に、劇画界の巨匠と呼ばれる「さいとうたかを」は、1936年に和歌山県で誕生した。 その後、一家は大阪府堺市に転居し、理髪店を開業している。 さいとうは理髪店を手伝いながら、合間を見つけては映画館に […]
2024年2月8日 / 最終更新日時 : 2024年2月8日 admin 遅れてきたライター マンガと劇画の大阪8 大阪の赤本 戦後間もない頃、子どもたちの間でブームとなったものに赤本があった。 赤本は大阪松屋町の玩具問屋街を中心に制作された書籍で、どぎつい赤色を強調したデザインが多かったため赤本と呼ばれた。 駄菓子屋や縁日の夜店など […]
2024年2月8日 / 最終更新日時 : 2024年2月8日 admin 遅れてきたライター マンガと劇画の大阪7 ベストセラー・赤本漫画 1945年8月15日、手塚は敗戦を知って解放感にひたった。 「これでマンガ家になれるかもしれないぞ」と思った。 手塚の名が最初に知られるようになるのは『新寶島』という作品によってである。 1947 […]
2024年2月8日 / 最終更新日時 : 2024年2月8日 admin 遅れてきたライター マンガと劇画の大阪6 大阪大空襲に直面 手塚が中学校に入学した1941年、太平洋戦争が勃発し、周囲は軍事色一色に代わっていった。 戦争は日を追うごとに激しさを増し、1945年3月大阪も大空襲に見舞われる。 6月から7月にかけてさらなる空襲を受 […]