わたしにとってのシナリオ・センター81期生
ATさん
この講義に参加するより以前に、私は小説を書き、それを賞に送ったことがあります。一次選考で落ちてしまったのですが、その時は何故落ちたのか、自分の小説は何が良くないのか、その理由がよく分かりませんでした。シナセンに来て、その理由がよく分かったように思います。私の小説は、構成にばかり気が向いていて、ワンシーンをどう面白くしていくか、ということについては何も考えられていませんでした。そのことに気付けただけでも、払った分のお金のモトは取れたと思います。ここで得た技術を活かし、将来的にはどうにか物語を書いてご飯を食べていきたいです。半年間、お世話になりました。
KKさん
すごく勉強になりました。先生の心のこもった赤ペン指導が毎回とっても楽しみなのです。先生の指導法は、ダメと言わず『こうしたらよい』というふうによいことを教えてくれるので、気分が落ち込みません。ああいう風に指導すればもっと新人ナースにうまく指導できたんだなあと、シナリオに関係ないですが、本当勉強になりました。もちろん、シナリオの書き方が一番勉強になりましたよ。全く書けなかった私が、なんとなくできてるのがすごい!さすが練り込まれた教育プログラムだなぁと思いました。そして何より楽しいです。入学してよかったなぁと思います。半年間あっというまでした。ありがとうございました。
KHさん
シナリオ・センターでは映画やドラマを見る側と見せる側では、全く違う脳を使うんだなと痛感させられました。僕にとって授業の2時間は、イヤな事を忘れられる幸せな時間でした、半年間、ありがとうございました。
SSさん
基本的な内容とはいえ、物の見方が変わる授業でした。映画やドラマも別視点で観ることは新鮮で、なるほどなー、と思うことも多々あり、とても有意義だったと思います。ただ、どこまでが脚本を再現しているのかわからない点や、会話文中の動作など、脚本で書いていいものなのかまだ分からない事も多々あるので、より勉強していきたいと思いました。
HSさん
小説しか物語の作り方を知らない私に新しい世界をくれた場所。
KSさん
身のほど知らずの恋に破れた……正直、今はそんな気分です。仕事の原稿に追われながら書く宿題のシナリオはなかなかに大変で、1枚から11枚まではそれなりに楽しく書けたけれど、12枚の壁は厚かった! でも、この半年はムダじゃない。自分を磨いて、もう1回トライするぞ!!
STさん
私にとってシナリオ・センターは、脚本を書く上でとても勉強になった場所です。課題で、自分の理解度や発想を身につける事で、書く力がついていると実感できました。
SMさん
講座を受講し始めてから、テレビや映画を見ると、気になるシーンや小道具、カメラワークなど、シナリオではどのように表現しているのかと意識するようになりました。表現したいことやものはたくさんあるので、いかにそれを見る人の興味を抱かせる構成や表現法を身につけたいのですが、なかなかうまくいきませんでした。ただ、どうすればいいのかななどは、各講座や新井先生、柏田先生の本を読みながら今後身につけていかないといけない方法や技術は少しずつわかってきたので、より一層、それらを身につけ、自分の型をつくっていきたいと思いました。
THさん
毎回すごく分かりやすい楽しい講義でした! これまで、常日頃、頭にわいてくる妄想をカタチにできず、もやもやしながらウン十年過ごしてきましたが、それを、まだまだ未熟ながらもなんとかかんとか形にできるようになり、すっきり楽しい気分で毎日すごせるようになってきています。わたしにとってシナリオ・センターとは……私をもやもやの世界から救い出してくれる一本の蜘蛛の糸? いやいや力強いレスキュー隊であり、慈悲深い救世主ではないかと思っております。
UAさん
通信のシナリオの指導では得られないことを多く学ばせて頂きました。先生方の経験値から語られるお言葉は、本当に実があるものばかりでした。また、同じ様にシナリオを勉強出来る方々と知り合えたことが財産となりました。ありがとうございました。これからも通わせて頂きたいと思っていますので、よろしくお願いします(*^^*)!
ANさん
私にとってここでの6ヶ月間はあっという間でした。毎回出される課題を書いていくことに一生懸命になり、気づけばもう修了をむかえることに驚いています。講義では私が観たことのない作品の見どころを教えていただいたり、観たことのある作品についても「こういう理由だからおもしろい名作になるんだ」と今までとは違った見方でもポイントを知ることができ、これからどんどん色んな作品を観ていこうという気持ちになりました。週に1度、数時間の講義ですが、とても充実した時間を過ごせたと思います。講師の先生も丁寧にご講義してくださり、スタッフの方の親切な対応にも感謝いたします。ありがとうございました。
ATさん
シナリオ関係の本を読み、あとは自己流で書いて応募しては落選を繰り返していた。シナリオ・センターで学んで落選の理由がわかった。ドラマとはストーリーを書くことではなく、人物を描き、動かすことだと多少理解できた気がする。もっと早く来ればよかったと後悔もしている。毎週の課題でステップアップさせていく方法もすばらしく、しかし何よりも講師の方たちの真摯さが、半年間、欠席することなく私を通わせた最大の理由です。
ORさん
あっという間の6ヶ月でした。何の経験のない私ですが、原稿用紙の書き方から学べるという事で、まっ白な状態からスタートできました。毎回の課題を考えて、自分とは違う世界に入りこむ経験はとても楽しい時間でした。日常に疲れて、課題の〆切りに追われることもありましたが何とかここまでついてこれたのは同じ机を並べて奮闘する仲間の姿を見ていたからだと思います。皆様ありがとうございます。
EYさん
一言でいうと、自分の発想をカタチにできるところです。今までも書いたりはしていましたが、自分の中でストンと落ちてくるものがありませんでした。それは基礎を学んでいないせいなのか? いろいろと想いをめぐらせました。それで1度基本をしっかり知ろうと思い、ここで学ぶことを決めました。入っての感想としては、自分の中でストンと落とせるものができてよかったと思っています。
KYさん
とりあえずというのが最初の気持ちで、軽い気持ちで受講しました。講師の人はプロになるということを前提として技術や形式を教えてくれ、何となくという気持ちは強い気持ちへと変化しました。考えたことを伝える難しさは工夫して書くことを考えるようになり、ドラマをみてても構成やセリフが気になるようになりました。講師の人が観るべきだという映画や紹介される映画は色々な工夫がされていて勉強になる作品ばかりです。何となく書く形式が理解できてきて、今は映画を浴びて本を読むことに時間を使っています。これも何となくですが、多くの方の作品に触れておきたいと思ったからです。夢だと思っていたシナリオライターへの道を明るく照らしてくれた存在です。一言で言うと。
KTさん
才能が無いと教えてくれる場所。どこを伸ばせば、可能性が0%→0.01%になるのか教えてくれる場所。9年間燻り続け卑屈になった僕を、一部の眼高手低な「つまらない講師」よりも遙かに「お笑い」を粗末に扱わず愛を持って接しているシナリオ・センターの講師の方々が救ってくれた場所。そんな講師の方々から愛のムチに打たれ、早々に才能はないと自覚できた僕は、天才の想い付きではなく、凡人の気付きを。世紀の大発明ではなく、着眼点の大発見をスローガンに、今度こそ自分だけが登れる山の頂上を目指して0.01歩ずつ突き進みます。
SAさん
あっという間の6ヶ月間だったような気がします。あらためてシナリオを書くことの難しさを知らされたようです。いろいろな事情で宿題を出しきれておらず今だに四苦八苦の毎日です。講師の先生方の授業もわかりやすかったです。欠席も多く優等生ではなかった私ですが、毎日毎日少しずつつみ重ねていこうと思っています。これからもよろしくお願いします。
TAさん
一言でいうと目からウロコでした。映像脚本は、カメラの視点で書くと教えて頂き、なるほどと思いました。戯曲に慣れ親しんでいた私にとって新しい気づきの連続!特に柏田先生の実践的なお話、体験をふくみお話をして下さるので少し脚本家の仕事がかいまみれて、興味津々、貴重な時間でした。仲間の話にも刺激され吸収することばかり。満足満足。これからは自分の足で1歩2歩でも進んでいかなきゃならないな。書いてナンボ、読んでもらって聞いてもらってナンボなんだと思う次第であります。
Pさん
この半年間、独学では知らなかったことを色々学べました。書き方の技術力は大切ですが、それ以上に自分の書いた脚本を読んでくれる方々を楽しませることを一番大切にしていきたいです。これからも、もっともっと多くのことを学びます。
MSさん
当初は本当にシナリオが書けるようになるのか、不安な部分もありましたが、6ヶ月コツコツ課題をこなしていくうちに、少しずつ「シナリオらしいもの」が書けてきたかな、という実感をもちはじめているところです。毎週、課題に合わせた話を考え、規定枚数におさめる作業はなかなかに難しいですが、これからも書きつづけていきたいと思っています。
STさん
とりわけ映画やドラマに詳しい訳でもなく、シナリオを見たことも書いてみようと思ったこともなかった私。そんな私ですが、シナセンに入り、シナリオ作りの魅力にどっぷりはまってしまい、気づけば毎週毎週の課題が日々の張り合いになっていました。素敵な半年間をありがとうございました。
YNさん
柏田先生をはじめ、さまざまな先生に教わりました。毎回出題される課題が回を重ねる度に重くのしかかり、なかなか自分の勉強不足のせいか、あるいは発想が貧弱なのか、いつも自己嫌悪ばかりしておりました。飲み会、二度出ましたが、意見、感想が聞けて、勉強になりました。
NFさん
「創作」とは、不思議なことに、他人を考えながら書いているようで、自分に向き合っている時間のほうが多いような気がします。自分が何を面白いと感じ、何を伝えたいのか、自問自答する数か月でした。
KOさん
もともと10代の頃にお芝居をしていた関係で、シナリオには興味を持っていました。社会に出て20年近く距離があったのですが、ガルシア・マルケスの『物語の作り方――ガルシア・マルケスのシナリオ教室』という本に出会い関心がよみがえりました。この本はストーリー作りについての内容でしたが、私はむしろ、シナリオという、小説とはちがう、視覚化を念頭にしたストーリーの構造自体に興味を持ちました。シナリオ・センターに通おうと思ったのは創作そのものよりも「座学」をしたいと考えたためです。シナリオ・センターは開校以来、蓄積されたメソッドがしっかりとしていて、感覚的ではなく論理的にシナリオを作り上げていくポイントを回を追って教えてくださるので、独学するよりも、合理的です。毎回のテーマと宿題が連動しているため、必要な基本テクニックが少しずつ身につくようによく考えられたプログラムだなと思います。
SNさん
授業は週に一回しかなかったにもかかわらず、気づけばこの半年間、シナリオセンター中心の生活でした。授業が終わり、課題が出されたその帰りから、苦悩と葛藤の1週間が始まります(笑)。通勤途中はあたりを必死に見回し、仕事先では社内の会話一言、一言にも耳を澄ましてなにか課題のヒントはないかと探し、結局、授業当日のお昼前ぎりぎりに課題を完成させる日々。でも、そんな忙しない日々が、とっても充実した半年間にしてくれました。
匿名希望さん
率直な感想として、すごく勉強になりました、私は、現在、作家活動をしていますが、基礎の重要性を改めて自覚した次第です。
匿名希望さん
苦しい半年でした。私事ですが、同じ時期に習い事をシナリオ・センターを含め3つ始めてしまいました。もちろん仕事もしつつ。毎週、いっぱいいっぱいで課題を提出していました。ただ、これから先、いつかこの日々をがんばった自分を愛おしく、思う時が必ずくると思っています。いい歳をして人見知りなので、友人とも呼べる人はできませんでしたが、それでも、同じ志を持った方々と一緒に学んだ日々は私の支えになってくれています。最後に親切丁寧にご指導下さいました先生方に感謝を申し上げますと共に、スタッフのみなさまにもお世話になりました事、お礼を申し上げます。半年間ありがとうございました。