遊園地で働いてみよう!3
「いらっしゃいませ」で迎えるスタッフたち
「ゲートスタッフ」と聞くと、すぐに当日券や年間パスなどのチケット販売を想像するが、落とし物の管理や園内放送などの総合案内の役割を果たしている遊園地もある。入場券の販売業務はアルバイトで対応して、売上金の管理は正社員が行うことが多い。
一方、園内に入るとすぐに目につくのがグッズショップ。オリジナルグッズや期間限定のコラボレーショングッズなど、来園の記念となるお土産品が売られている。そこで接客するのが「販売スタッフ」だ。レジで客に対応するだけでなく、商品の発注と受け取り、棚への品出し、場合によっては店内のディスプレイといった業務も行っている。
「ゲートスタッフ」と「販売スタッフ」の共通点は、遊園地でまず最初にお客を迎えるポジションにあるということ。共に接客スキルが重要だ。また、入場券を買ったついでに、あるいは、グッズを買ったついでに、お客からアトラクション会場、トイレなどの施設の場所や上演時間など園内の情報を聞かれる場合も多いので、毎日の園内情報を把握しておく必要がある。また、来園者の声を直接聞ける機会が多いので、「グッズデザイナー」への情報提供も重要だ。
グッズデザイナーは、グッズの販売対象が子どもから大人まで幅広いため、お客の意見を参考に、常により多くの人々の購買意欲を掻き立てるような魅力的なデザインを考えている。もちろん安全性にも気をつけて。byメイ