シナリオや小説を書きたい人の学校、シナリオ・センターが始まって約半世紀。多くのプロ作家を誕生させてきただけでなく、SNSが誕生する前から未来の作家のコミュニティとして親しまれてきました。なかでも人情の町にある大阪校に通う生徒さんたちは、シナリオの勉強も楽しんでなんぼの精神で頑張っています。
今回は大阪校にある研修科クラスや作家集団クラスや、エッセイクラスや長篇研究科、公募小説専科などオプションクラスを紹介いたします。在籍の生徒さんたちの生の声を聞いてみましょう。
クラス一覧
・水曜日N研修科クラス ・日A作家集団クラス
・木曜日NⅠ作家集団クラス ・日A研修科クラス
・木曜日NⅡ作家集団クラス ・第一長篇研究科
・木曜日N研修科クラス ・第二長篇研究科
・金曜日A研修科クラス ・小説研修クラス
・金曜日N作家集団クラス ・公募小説専科
・金曜日N研修科クラス ・エンタティメント長篇研究科
・土M作家集団クラス ・ラジオドラマ研修クラス
・土AⅠ作家集団クラス ・エッセイ教室クラス
・土AⅡ作家集団クラス
・土A研修科クラス ・アーカイブ
・土EⅠ研修科クラス
・土EⅡ研修科クラス
・土N作家集団クラス
・土N研修科クラス
水曜日N研修科クラス
私のクラスはミックス
20代、40代?50代? 最年長のわたしは四月で60歳になりました。三まわり下の同じ干支、辰年の人もおられます。
それぞれの年代が、ええ塩梅でミックスされています。クラスの人が書かれるものはとても新鮮です。
毎週、水曜日の晩が待ちどおしく、楽しみです。課題はさておき(笑)
書くことの前には、みな、平等。を実感します。ふだんなら、交わらないような若い人たちとも、
「主人公」の話では、共に語り合え、盛り上がれる。お互いに、刺激しあえて、共に前に進めたらと思います。
ステキ! ミックス! 気に入ってます。
木曜日NⅠ作家集団クラス
私たちのクラスは年齢層が20代~70代と幅広く個性豊かな方ばかり。
みんなが集まると話題の中心は映画とドラマ。印象的な場面や役者の演技、効果的な台詞など話は尽きません。
日本アカデミーが近づくと更に拍車がかかります。
担任の辻井先生は元映画監督でアカデミー会員なので先生がどの作品に投票するか全員興味津々なのです。
そんな私たちのクラスはコンクール受賞者や某ラジオ放送で脚本が採用された方が大勢います。
プロの作家や漫画家として活躍中の仲間をはじめとする努力家の集まりなのです。
ちなみに私も映画の脚本を書かせて頂きました。
神戸を舞台に愛に悩む青年をクッキーの妖精が助けるお話です。
辻井先生のご指導と実力に満ちた仲間のおかげで面白い脚本が書けました。
木曜日N作家集団は個性だけでなく実績も豊かなのです。
木曜日NⅡ作家集団クラス
木曜の夜、シナリオ制作に真摯に取り組む者たちが集う、情熱みなぎる場所がある。
20代から70代と幅広い年齢層で構成され、個性豊かなメンバーが集まる。
就職活動中の学生から、会社を辞めて脚本家を目指す中年男性、小説家を目指す主婦、引退後に第二の人生を歩み出したシニアなど、年齢も性別も、生い立ちも何もかもバラバラだ。
そんな個性豊かなメンバーをまとめるのは、豊かな経験と確かな実績を持つシナリオ界の重鎮。
的確なアドバイスと温かみのある指導で、メンバーたちの信頼を集め、クラスの雰囲気を支える存在だ。
先生は、生徒のシナリオに対して「いいところを見つけて褒めるように」と言う。
批判することは容易。だが、シナリオの良さを見出そうとする姿勢こそ、より高い実力を培う鍵だと言う。
先生の方針のおかげで、生徒一人ひとりが思い切ってアイデアを出し合える雰囲気がクラスにはある。
みんな、失敗を恐れずに創作に打ち込むことができるのだ。先生と生徒の間にある信頼関係が、楽しく刺激的な授業づくりに活きている。
生徒一人ひとりが安心して授業に参加できる。だからこそ、個性的なアイデアが次々に生まれ、実力も確実に伸びていく。
授業後、有志でお茶を飲みながら、些細な日常のことから重要な人生のテーマまで、様々な話題が飛び交う。
そこから生まれる会話が、新たな創作のインスピレーションとなることもしばしば。
こうした良好な人間関係と刺激的な意見交換が実を結び、メンバーの実力がめきめきと上達している。
最近では、コンクールで上位に進む者も続出。情熱を持ってシナリオに取り組む、個性豊かな仲間との有意義な時間。
それが我らが誇る木曜日夜のクラスなのだ。
木曜日N研修科クラス
とにかくこのクラス、キャラの宝庫でして、
口うるさい格闘技マニアの酒好きオヤジ、
特撮マニア(特に円谷プロ系)の中二系福祉職員、
四季の景色を愉しむ永遠の28歳、
発想のおもちゃ箱の京マダム、
シュールな世界観の元ゴルフ研修生、
物静かで切れ味鋭い山女の美術教師、
深く刺さるツッコミの謎の人妻、
実は宝塚ファンの雑誌記者、
リアルな現代学園物のスペシャリスト、
感性が鋭いシャイなファンタジスタなどなどなどぉ!
これら、群雄割拠するクラスを笑顔でまとめる水村先生のもと!
時に呑み、時に映画に行き、時に語り、時に山に登る(?)、
冒険研修科でありまする!今日もそんな楽しい仲間と一緒に「ジャブ」を打ち続けるのだった(まる)。
金曜日A作家集団クラス
クラス内でのブーム……は、特になし。
クラスで話題になった映画・ドラマ……は、その時々で。
クラスで行った飲み会の様子……は、いたって控え目。
と書くとまるで面白味のないクラスのようだ。
だが、そうではない。
金曜日の昼間という時間帯のせいか、高めの年齢層。
それが“落ち着いた雰囲気”を生んでいるのだ。
私などは、豊富な人生経験に裏打ちされた指摘にいちいち納得してしまう。
このクラスには“大人の渋さ”がある。
少なくとも私はそう思っている。
金曜日NⅠ作家集団クラス
皆さん、クラスの座席についてなんですが、指定がある訳でもないのに自然に席が決まっていて不思議に思いませんか?
私のクラスでは常時13人ぐらい出席していて、先生を囲む長テーブルにつけるのは11人です。
いつも2人は長テーブルから少し離れた椅子だけの席で授業を受けます。
この2席が遅刻者の席かというとそうでもなくて、長テーブルに座る11人の席が暗黙のうちに決まってるんです。
かく言う私は、遅れてきても長テーブルの角、出入口に一番近い席が空いていて、私の指定席です。
年寄りは、教室に来るまでに疲れていて、授業中もトイレが近いからって……誰ですか、そんなことを言っているのは!
私のクラスは年配者を大切にする素敵なクラスです。
金曜日N研修科クラス
本クラスは年齢層の幅が広く、いろんな年代の人の作品が聞けます。
デートのシーン一つとっても、年代別に「あるある」が違うので、話が脱線して盛り上がることもあります。
みなさんは「学校帰りにお好み焼きを食べに行くデート」をしたことはありますか?
これに関しては生まれ育った環境の違いのためかもですが。
ショートショートを書く人もいれば(卒業済)
時代劇の課題じゃないのに時代劇を書く人も(卒業済)
……みんな、卒業早くない?(筆者3年目突入)
金曜の夜なんて、みんな飲みに行きたいはずなのに。
真面目に人の作品を聞いて意見を発表して……
みんなすごいよ!偉いよ!頑張ってる!
と鼓舞してクラスに参加してます。
家でうんうんうなって書き上げた作品を、人前に出すことは恥ずかしい。
と同時に身の引きしまる想い。
みんなの意見を聞きながら、一生けん命に考えてくれてありがたいやら。
伝わりにくい作品を聞いてもらって申し訳ないやら……
しかし、みんなの意見を聞いて、改めて自分の作品への解像度が上がります。
特に、自分の気づかない得手不得手を教えてもらうことがあります。
私の作品は暗い。自分の性格のように暗いし、湿ってるし、どろどろ。
おい、なんでそんなこと教えてくれたん?
そんな私の作品を聞きに、金曜Nに参加しませんか?
まだ当分卒業できそうにないので。
土曜日M作家集団クラス
私が初めてこのクラスに来た時に抱いた印象はまさに作家の集団というイメージでした。
所属している皆さんそれぞれが既に自分の色を持っていて、クリエイティブに自分の色、
描きたい事をいかに表現しようかと、作品に込めてぶつけてきます。
感想を述べる側もそれを理解しているので、発表者の描こうとする事を汲んだ上でのアドバイスをくれます。
担当講師の濱田先生の守備範囲は広く、萌え系、オタク系などの小ネタやかなりの変化球にでも適確に応えてくださいます。
また、このクラス出身の先輩方はプロとして活躍されている方も多く、時々ランチタイムに遊びに来てくれるので、ためになるお話が聞けますよ。
一見、魑魅魍魎軍団と思われる向きもあるかもしれませんが、実はアーティスティックであり、
職人であることを目指す人達の集団なのです。ぜひ仲間になりませんか?
土曜日AⅠ作家集団クラス
10年以上通っておられる生徒の方も多く、講師の辻井先生の熱心で分かりやすい指導が人気の秘密だと思います。
また、生徒のまとめ役であるKさんの存在も大きく、クラスの結束を強くしています。
ただ、課題の提出だけは厳しく、発表の日に穴を開け、謝罪の為に丸坊主にし、かえって顰蹙をかった方もありました。
それも過去のことで今は和気藹々とした楽しいクラスです。
土曜日AⅡ作家集団クラス
我が土AⅡ作家集団はめずらしく男性率の高い個性派ぞろいのクラスです。
書いてくる作品ジャンルも時代劇やホラー、ヒューマンドラマ、ちょっとゆがんだ愛憎劇など様々。
それも一人一人の個性を重んじてくれる狩山先生のおかげで皆のびのびと作品を提出しています。
クラスメイトは、毎回コンクールに出している意欲的な人から自分の、自分のペースで書き進める人まで、バランスよく共存しています。
皆、飲み会が大好きで、飲み会になるとお仕事などのご都合で他クラスや東京へ移動された方や、休学されている方まで参加してくれるような居心地の良いクラスです。
最新から昔の映画やドラマの話は常に話題にのぼり、飲み会やお茶会の時だけでなく、授業前に早く来ると、狩山先生からの最新映画情報が聞けるのがポイント高いです!
土AⅡ作家集団で新しい仲間とお会いできることをクラス一同心待ちにしております。
土曜日A研修科クラス
土曜日午後1時半開始の基礎科と同じ時間、事務所奥でテーブルを囲んでいるのが研修科土Aクラスです。
初めてここに足を踏み入れた日から3年になります。
当初は、今思えばずいぶんまったりとした優しい時間の流れるクラスでした。
その後はメンバーが入れ替わり、その時々のメンバーでクラスのカラーも変わりました。
1年足らずで30本書き上げて作家集団に上がる者あり、コンクールへ挑戦して賞を勝ち取る強者あり、マイペースで進む者あり。
このクラスの要は、やはり毎回愛情あふれる的確なコメントで指導してくださる加賀城先生です。
私にとって先生の手書きの講評は宝物です。きっとこのクラスに在籍する皆さんにとってもそうでしょう。
うちの先生は映画監督だったこともあって、授業中にやたら一押し映画が出てきます。
映画館やDVDで一押し映画を見るのも楽しみで、勉強になります。
テーブルを囲むメンバーはその時々で変わりますが、様々な職業や年代の仲間が集う研修科ゼミ。
そこにはきっと刺激的で有意義な時間が待っています。
さて、来期はどんなクラスになるのでしょうか? 楽しみです。
土曜日EⅠ研修科クラス
毎週土曜日の夕方、
まったりと、なんだか昼寝がしたくなったり、風がざわついていると感じたり
映画が無性に見たくなったり、散歩に行こうか迷ったり、
太陽を見て悲しくなったり、その日の晩御飯は何にしようか考え始めた頃に
始まるのが、このクラスです。
クラスには、マッドサイエンティストも、宇宙人も、魔法使いも、
未来人も、超能力者も、古代人も、妖怪も、改造人間も残念ながらいませんが、
今は、ただただ真剣にシナリオに向かい合っているメンバーが、
切磋琢磨しながら、博識のある先生の元、自分の書きたいシナリオを書いています。
とはいえ、書いたシナリオを発表した時には、
心ある!暖かい!励ましの?お言葉をいただき、シナリオとは何か、
ドラマとは何か、人間とは何かを考えさせられる日々が送れる、
そんなクラスです。
土曜日EⅡ研修科クラス
当クラスは土曜日・16時スタート、年齢も職業もさまざまな人が集まりやすいコマです。
ゼミのメンバーは、会社員・主婦・自営業者・Webライター etc. 社会人になりたてのフレッシュマンもいれば、定年後に夢だった表現活動にチャレンジするため入学してきた方も。
ゼミ生同士のなにげない会話の中で、違う世代の流行や価値観を知れて、刺激がもらえる場にもなっています。
30の課題に沿ってシナリオを仕上げ、作品を披露。主人公はどんな魅力のある人物で、見る人に何を伝えたいのか。自分のシナリオを他のゼミ生の前で読み上げるのは少し緊張しますが、心配は要りません。
尾崎先生の方針で、ゼミの中には「その作品をさらに良くするにはどうすればいいか、意見を出す」という空気が出来上がっています。
先生やゼミ仲間から客観的なフィードバックを受けることで、「自分はこういうつもりで書いたけど、人からはそんなふうに見えるのか」
「次はもっとこうしよう」「あ、そのワザ面白い。今度やってみよう」と、いつも発見があります。
中には、「これ自分の実体験がベースなんですよ~(照)」「今回はちょっと冒険しちゃいました(テヘペロ)」 という人も。
自分が今まで経験してきたことや、日々の出来事、耳に入ってくるニュース、出会ったトラブルさえも、「これ、今度の課題のネタに使えるかな」と、シナリオライターの目で観察する習慣が身に付くようです。
それに、シナリオ教室で学ぶ『伝える技術』は日常生活でも役立ちます。
・仕事のプレゼンの構成を考える
・人に分かりやすく説明する などなど。
先生が紹介される業界ネタ話も楽しみのひとつです。
「あの映画のあのシーンでは、脚本にこんなテクニックが使われていて……」
そう聞けば、おのずと画面の見方が変わってきます。映画やドラマを10倍楽しめるようになるオマケ付き、とでも言いましょうか。
上級クラスに進んでコンクールに挑戦したい人も。脚本家の視点を生活の中で役立てたい人も。
どんな人も、気づき成長していけるクラスです。
土曜日N作家集団クラス
私たちのクラスは、面白い仲間の集まりです。
授業が始まる前の時間は「居酒屋トーク」と言われるぐらい、皆がよく喋り、よく笑います。
一人一人の個性が良い意味で強いです。
ON・OFFがしっかりしているので、授業が始まると皆真剣です。
発表される作品に、一心に耳を傾け、親身になってコメントをします。
先生も愛情深く指導して下さいます。講評はとてもわかりやすく的確で、作品がどんどんレベルアップします。
(そんな先生もOFFの時はとてもキュートです)
私は毎週学校に通うことが、楽しくて仕方ありません。
生きてると日々いろんな事が起きます。
でも、ココに来ると全て忘れて笑顔になれます。
新人さんもすぐにとけ込める空気感は最高です。
大きい声で言います。「Welcome to 土N!!」\(>○<)/
土曜日N研修科クラス
我が土N研修科クラスではシナリオ・センター大阪校「クラスだより」をテーマにキャッチを考えてみました。
「人生の楽しさ発見!」
「難しいのが癖になる」
「私にも書けちゃったハート」
「シナリオ>スイーツ……かも……」
「書く楽しさ、書ける喜び見つけませんか?」
「シナリオ生活、はじめました シマダさんも書いてます」←私の案ではありません。悪しからず。
「尾崎ゼミのおいしいシナリオ」
↑まぁ……なんとなく雰囲気は伝わりましたでしょーかね。
個人的には尾崎ゼミは柚子胡椒味だと思います。
早く書けちゃうようになるように頑張ろう。
以上、土N研修科クラスのクラスだより1回目でございました。飲み会もあるよ。
日曜日A作家集団クラス
日曜日の12時って中途半端な時間とか思ったりする。
お腹は空くし、日差しは強い。けれども少し早起きしたら原稿を直せるし。
少し遅めに起きても間に合う時間。だったら12時って通いやすいのかも。
スケジュール帳を見てみると日曜日は週の初めだったり、週の終わりだったりする。
初めだったら、その日は物語の始まり。今日から気を引きしめて、またシナリオを書いていく。
終わりだったら、その日は物語の結末。今日までの気持ちを入れ込んでまたドラマを描いていく。
教室で発表して、感想を言われて、喜怒哀楽を感じて。
ドラマってなんだろ? っていつも考える。意味のない物語なんてなくて。
書きたい欲求にしたがって、ワクワク、ドキドキがつまっていて、「!」や「?」がたくさんあって物語で伝えたいことがある。ひとことで表せないものがある。
ひたすらコンクールに出す人や自分のペースで書く人。いろんな人がいて、いろんな登場人物がいる。
十人十色。千差万別。多種多様。みんな物語を持っている。
そんな感じで緩やか~な「ゆるさ」と真面目にドラマに向き合う「本気」が入り混じった「ゆる気」でコツコツやっています!
日曜日A研修科クラス
私たち日曜日A研修科クラスは、授業が終わってから希望者で毎回のようにお茶をしたり、
たまに飲み会もあったりと、授業以外の交流も頻繁に行っています。
最近ではメンバーの家で、ビデオ鑑賞会もしました。
授業の引き合いに出されることの多いヴィヴィアン・リー主演の『哀愁』と、
加賀城先生が監督されたテレビドラマを見ました。
色々勉強になりましたし、授業後の日帰りでしたが、
みんなで盛り上がり、学生時代の合宿のような楽しさと
懐かしさがありました。
また、LINEをやっているメンバーたちで、見た映画やドラマの感想を話したり、
情報交換もしています。
程よい距離感で、みんなが仲の良いクラスです。(^o^)
貴重な日曜日の正午から集まって毎週シナリオの勉強をしようだなんて
余程のヒマ人の集まりなのか・・・と思われる人も多いでしょう・・・。
しかし、私以外は皆さんビシバシ仕事をこなす立派な社会人。
多忙な日々の中、課題を書き、うららかな日曜日の正午から
加賀城先生のもとに彼らが集うのは・・・まさに情熱!
しかし、ゼミ後のお茶会、飲み会の出席率の高さから推測するに、
その他の理由もありましょうが。心優しき人々の集う素敵な日曜A研修科で共に人生を語り合いましょう!(*^_^*)
第一長篇研究科
みなさんは、「人狼」というゲームをご存知でしょうか。
最近、テレビ番組の企画でも見かけるようになったコミュニケーションゲームです。
第一長研ではクラスが終わったあとの飲み会で、時々この「人狼」をプレイしています!
使用するのは「人狼」「村人」「占い師」といったイラストが描かれた専用のカードのみ。
ルールも、いたってシンプルです。
最初に司会者から配られたカードを、各自こっそり確認します。
後はみんなで話し合って、架空の村に潜む人狼を見つけ出すのです。
「人狼」カードの人は、正体を偽って村からの追放を免れないといけません。
このゲーム「○○さんは、嘘をつくのがうまい」「△△さんは話の流れを引っ張っていくなぁ」
「□□さんは、すごい緊張しますね」などなど、その人の個性がすごく出ます。
家電量販店や通販で容易に手に入れられますので、飲み会のアクセントに如何でしょうか。
クラスの人たちの、違った面が見られるかも知れませんよ。
第二長篇研究科
第二長研は毎月、第三日曜日に開講しています。(開始は11時30分または12時30分)
映画・テレビのコンクールに提出予定のシナリオを辻井先生と生徒により合評します。
合評されるシナリオは2~4本です。(提出期限は開講日の20日前です)
生徒さんたちの個性豊かな感想の後、シナリオを深く読み込んでくださった辻井先生の講評(愛のあるダメだし)があります。
ちなみに、間には休憩があり、
先生ご持参の「551 蓬莱の豚まん」を食することができます。
「今、なんて言った・・・!?」
「・・・お前ってやつは・・・」
一度は聞いたことがあるセリフはドラマの中でどんな効果をもたらしているのか?
それは、本長研に参加した生徒が知っている秘密でもあります。
授業の後は食事会を催しています。(強制ではありませんのでご安心を)
その後、時間があれば、喫茶にて辻井先生がコーヒーをご馳走してくださいます。
シナリオにどっぷりはまってしまう、月に一度の日曜日の午後、それが、第二長篇研究科です。
小説研修クラス
「小説クラスはどんなところだろう?」「何をやっているのかな?」など、馴染みがあまりない小説クラスかと思います。
ですので、最近のクラスの様子を少しお伝えしようかと思います。
クラスのスタイルは、事前に発表される作品を自宅で読み準備をして、教室で各々が感想や意見などを持ち寄るので、クラスメートの丁寧な感想などが聞けるのがとても興味深いところです。(もちろん先生方からの講評もいただけます)
この二ヶ月に渡り、課題はある賞に向けての公募作品提出でした。どの作品も個性的で対象の公募枠にとらわれないものばかりで、近未来もの、サスペンスもの、外国舞台もの、ラノベ調、文芸調ありと様々でした。
授業での作品提出には、いつもこのように公募対象が決められているわけではなく、自分の目指すものを自由に書いて来ます。クラス内容はかなり懐が深く、とても楽しいクラスです!
公募小説専科
公募小説クラス――研修科の課題を30本終えてから進級する、コンクール応募のためのクラス。
なんて聞くと、身構えちゃいますよね。でも実際は、気軽に参加できる。一言で言うと、そんなクラスです。
まず、コンクール。小説のコンクールはシナリオに比べてとにかく数が多い! というのも、ジャンルが指定されている場合も多く、ジャンルごとに大小様々なコンクールがあるんです。
自分にあった応募先を調べるのは、かなり骨が折れるんですよ、いや、ほんと!
それがこのクラスでは毎月、一覧表にしたものを貰えます。
締め切り日や規定枚数、ジャンル、賞金、主催などが一目でわかるようにまとめられていて、大変助かります。
また不定期ではありますがお勧めコンクールのピックアップや、受賞作品の内容も紹介してもらえるので、数ある中から「挑戦したい」「挑戦しやすい」ものを見つけられます。
次に、クラスメートの幅が広いです。年齢・性別・職業はもちろん、執筆のキャリアは研修科から上がって来たばかりの方からプロで活躍されている方まで。その中から、コンクール受賞者も出ていますよ。
ジャンルは、ラノベもエンタメ(ファンタジー、ミステリー、サスペンス、SF、時代劇、ラブストーリー、漫画・アニメ原作、BL等々)も純文学も、何でもOK!
実際にクラスメートが発表する作品も様々です。授業はシナリオの長編研究科と同じく、事前に提出された発表作品を読んできて当日に感想を述べるのですが、クラスメートの作品に触発されて書きたいジャンルが広がるかもしれないし、もし不得手なジャンルであれば感想の発表をパスしてもいいんです。ね、気軽でしょ?
最後に。見学は毎月受け付けているそうです。私が紹介した内容が本当かどうか、楽しんでコンクールに挑戦できそうか、不安な点も気軽に確認できますよ!
エンタティメント長篇研究科
シナリオセンターといえば20枚シナリオ。
だけど、コンクールに挑戦するために書いた1時間のドラマや、2時間の映画シナリオを、頭からエンディングまで通して先生に読んでもらいたい。
そして指導もしてもらうことはできないの?
そんな風に思っていたとき、わたしはエンタテイメント長編研究科を知ったのでありました。
クラスの雰囲気はソフトでありながら、担当の尾崎先生のシナリオへの指摘は鋭く、アンチは立てられているか? キャラクターは魅力的か? 観客の心を掴みドラマに引き込む力はあるか?
対立、共感、障害、主人公は戦っているか? そして何よりクライマックスの盛り上がりと、主人公がテーマを体現できているか?
大雑把に俯瞰で見た印象ではなく、一つ一つの要素を微に入り細を穿つように指導してくれる。
これはありがたい。
その上でさらに驚いたのは同じ授業の中で、ある人は小説をまたある人はマンガのネームを見せ、先生からアドバイスをもらっているではないか。
『この先生、ただものではないな』
全体の授業時間は2時間から2時間半程度。その中で一人一人に割り当てられる時間は20分から30分ほどだが、なんとも濃いぃぃぃのである。
そしてさらに、おまけのコーナーというわけではないけれど、先生による映画分析。オープニングからラストのワンシーンまで、小道具の使われ方、伏線のはられ方、一つ一つのシーンが持つ意味合いを事細かに先生が解説してくれます。
名作映画に無駄なシーンなんて一個もないんだなと、改めて思い知らされるのでした。
授業が終わればクラスの仲間とレトロ感ただよう喫茶店へ。お茶しながらそれぞれの作品への感想を言い合ったり、最近見た映画や、今期のドラマの感想を言い合ったりするのもこれまた楽しい。
ラジオドラマ研修クラス
僕のクラスは、いつも胸キュンの説明セリフを書いているユニークな集団です。
まずは着席すると「お昼、何食べた?」が、あいさつになってます。
中には昼抜きで、あいさつできない人もいて、そんな時は授業が終わってから某パン屋さんでミニ懇親会をして盛り上がっています。
ラジオドラマでは、セリフに嘘がつけないからか、僕以外はみんな正直者です。
メンバーの画像を送ろうと思ったのですが、ラジオドラマは聞く皆さんの想像力で楽しむのが一番ということで、美男美女の集団だと思っていてください。
夜明けのスキャットが似合う、そんなハートフルなクラスです。
エッセイ教室クラス
平日の水曜日、いつもの昼下がり。
このクラスの受講者年齢、充分高めである。それ故、皆さん豊かな人生経験をお持ちである。
異なる人生から生まれる個性豊かな作品はおもしろい。
先生は丁寧に一人ひとりの作品を読み上げられる。私はドラマを見るように聴いている。
次からは物の見方を少し変えてみよう。
私の心が素直に頷いた。先生の文章指導は分かり易い。柔らかい口調で良い点も忘れず褒めてくださる。
楽しくつづるエッセイ教室は、初心者に心丈夫な教室である。
課題を持ち帰りはじめる作業。くたびれた脳も、五感も、この時ばかりは、シャキッとそれなりに目覚めだす。
書く事で、私は、いつしかストレスを解消しているのかも知れない。
資料請求はこちらからどうぞ。
シナリオ作家養成講座開講オリエンテーションの様子