2025年4月25日 / 最終更新日時 : 2025年4月25日 admin 遅れてきたライター なにわは、仏像の宝庫? 2 難波津に来たスゴイ菩薩さま 遥か昔、遣隋使や遣唐使が中国文化移入のため、住吉津(すみのえのつ)や難波津(なにわつ)から出帆した。その際、住吉大社で祈りがささげられ、船にも住吉神が勧進され、さらには神主(津守氏)も同船した […]
2025年4月18日 / 最終更新日時 : 2025年4月18日 admin 遅れてきたライター なにわは、仏像の宝庫?! 1 なんばに捨てられた百済の仏像 「阿弥陀如来及び両脇侍像」は、百済国(4世紀前半~660年)から欽明天皇(509~571年)に献上された仏像。この由緒ある仏像は、蘇我氏と物部氏との崇仏排仏の争いの末、なんと難波の堀江に捨て […]
2025年4月11日 / 最終更新日時 : 2025年4月11日 admin 遅れてきたライター 俳句の季語は奇語ばかり? 8 三者三様の「埋火」 冬の季語 お題は「埋火(うずみび)」だよ、分かっているね、埋火と言うのは、火鉢などの灰の中に埋めた炭火のことだよ。火の扱いは、囲炉裏や暖炉の時代から、石炭、石油、ガスときて、電熱の暖房器具に替わり、今 […]
2025年4月4日 / 最終更新日時 : 2025年4月4日 admin 遅れてきたライター 俳句の季語は奇語ばかり? 7 「歯固」「水祝」―新年の季語にみる一茶の人生 「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」「やれ打つな蠅が手をすり足をする」「やせ蛙負けるな一茶是にあり」誰もが諳んじている教科書に載った一茶の句だ。 俳人と言えば、芭蕉、蕪村、一 […]
2025年3月28日 / 最終更新日時 : 2025年3月28日 admin 遅れてきたライター 俳句の季語は奇語ばかり? 6 子規三題―「生身魂」「砧」「糸瓜の水取る」 秋の季語 明治は遠くなりにけり、で日本の近代文学に多大な影響を及ぼした正岡子規(1867~1902年)の秋の季語で詠まれた三句を紹介する。 子規は雅号で、本名は常規(つねのり) […]
2025年3月21日 / 最終更新日時 : 2025年3月21日 admin 遅れてきたライター 俳句の季語は奇語ばかり? 5 蕪村三題―「落穂拾い」「薬掘る」「焼米」 秋の季語 現代では使われづらいが、漢字はそのまま読める秋の季語で詠まれた、与謝蕪村の句を三つ紹介する。「落穂拾い(おちぼひろい)」「薬掘る(くすりほる)」「焼米(やきごめ)」がそ […]
2025年3月14日 / 最終更新日時 : 2025年3月14日 admin 遅れてきたライター 俳句の季語は奇語ばかり? 4 「青挿」「掛香」「蚊いぶし」 夏の季語 今ではあまり使われなくなった季語ではあるが、江戸時代の名だたる俳人が詠った俳句にその季語を見出した時には、洞窟で財宝を発見した時(そんな経験はないが)のようなドキドキ感が生まれて来 […]
2025年3月7日 / 最終更新日時 : 2025年3月7日 admin 遅れてきたライター 俳句の季語は奇語ばかり? 3 「瓜番」「霍乱」「早苗饗」 夏の季語 「うりばん」、「かくらん」、「さなぶり」と読む。「瓜番」とは、きゅうり、スイカなどが盗まれないように、畑に作った番小屋で番をすること。あるいは、その晩をする人のこと。「霍乱」は、暑気 […]
2025年2月28日 / 最終更新日時 : 2025年2月28日 admin 遅れてきたライター 俳句の季語は奇語ばかり? 2 「鞦韆」と「出代」 春の季語 季語には、読みの分らないものが多い。「鞦韆(しゅうせん)」と「出代(でがわり)」もそのひとつだ。 「鞦韆」は、大歳時記によると、「ブランコ」のことで中国北方民族のものが中国に伝わって呼ばれた […]
2025年2月21日 / 最終更新日時 : 2025年2月21日 admin 遅れてきたライター 俳句の季語は奇語ばかり?1 「亀鳴く」と「呼子鳥」 春の季語 「亀鳴く」は、「かめなく」で、雄亀が雌亀を慕って鳴く声が、春の夕暮れに聞こえてくるという季語だ。だが、亀は生物学的に鳴かないからファンタスティックな季語である。由来は古く、鎌倉時代中期の […]