野球マンガと甲子園6

伝統の阪神・巨人戦の名勝負ベスト3

●その1=長嶋の「敵討ち」の3ラン、巨人 10-2 阪神 (1968年)この年、優勝争いのさなか、巨人の王が阪神先発のバッキーから厳しい内閣攻めを受け、それがもとで乱闘に発展する。
 バッキーは退場し、代わった権藤から王が後頭部に死球を受け、病院に搬送されて険悪ムードが広がった。その直後、4番長嶋が左翼に「敵討ち」の3ランを放つと球場のムードは一変した。

●その2=世紀の「落球」でV9へ加速巨人 3-2 阪神 (1973年)巨人は1点を追う9回ツーアウトで、黒江がライナーを放ち、これに反応した中堅手の池田が芝生に足を取られて転倒する。
 この間に、走者2人が生還して巨人が逆転勝ちしたゲームだ。巨人はここから阪神に勝ちまくり、最後は0.5ゲーム差で9連覇を達成することに。

●その3=バックスクリーン3連発、阪神 6-5 巨人 (1985年)阪神は7回、主砲バースが巨人・槇原の初球をバックスクリーンへ運ぶ逆転3ランを放つ。続く掛布、岡田も中越えアーチをかけて、3者連続本塁打のうれしい記録が生まれた。
 この年、阪神は強力打線で21年ぶりのリーグ制覇を達成し、日本一となった。そして38年の月日が流れ、2023年、阪神は再び、日本一を達成することに。byメイ

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