病院に行ってみよう 4

病院を支える人々

最近では、日本で働き生活する外国人が増加している。それにともない病院で診療を受ける外国人も増えている。外国人のなかには日本語で自分の症状を正確に伝えられず、医師の説明を十分に理解できない人々も多い。そこで外国人の患者が多い病院では、医療の専門知識を持った通訳が診療に立ち会うケースが増えつつある。

その他、病院を支える人々には、製薬会社、医療機器メーカー、血液センターの人々がいる。

治療に使われる薬を開発するのが製薬会社。スタッフは、病院を回って医師や薬剤師に薬品の効果や副作用を説明している。

手術や検査に使う医療機器を開発するのが医療機器メーカーだ。患者の治療を補助する機器やより正確な機器を開発して手術がスムーズに行われるようにスタッフが説明に回っている。

病気やケガの治療には、輸血が不可欠だ。全国の血液センターでは、輸血用の血液を集め、安全性を確認したうえで、輸血を必要とする病院が出てきた場合に直ちに血液提供できるよう準備している。

救急患者を受け入れている病院では、消防署所属の救急救命士の協力も欠かせない。患者に生命の危機が予測される場合、彼らは救急車の中で、点滴や気管挿管、薬物投与などを行って病院に搬送するのだ。byメイ

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