シナリオ・センター大阪校ってどんな学校?
シナリオ・センター大阪校がどんな学校かを知るには、シナリオ作家養成講座に通われている方や、研修科・作家集団クラスに在籍している方、そして長篇サポートやエッセイ教室、ワークショップを受けられた一般の方の感想やアンケートを確認するのが一番です!このページでは、様々なアンケートや皆さんの声をまとめていますので、入学を迷われている方はぜひご活用ください!
シナリオ作家養成講座ってどんな講座?
このアンケートは平成8年10月10日、シナリオ・センター大阪校創立20周年を記念して、在校生、OB、OGに「わたしにとってのシナリオ・センター」と題した文章を寄せていただいたことから始まり、その後はシナリオ作家養成講座終了時に各期のみなさんにご協力を仰いでいます。
入学を考えている方やシナリオの勉強に行き詰まっている方にとって、参考になる意見、ならない意見、それぞれがいりまじっているとは思いますが、シナリオを学ぶ楽しさだけはお伝えできるものと信じています。
【85期に通われていた一部の方のアンケートを抜粋して掲載しております】
AOさん
シナリオ・センター大阪に通い始め、ストーリー構成の仕方を改めて考え直すことができたと思っています。自分が触れないジャンルの作品の話や、それのシナリオ、傾向などを絡めて授業してくださったので、分かりやすいと感じました。また、課題を週一回提出することにより強制的に創作する環境にあったのが、個人的には頭を使えてよかったです。色々なシチュエーションで書くことができて楽しかったです。
ATさん
勇気を振り絞って入学したシナセン。最初はドキドキして、自分なんかが行っていいんだろうかと思い、浮いてるかな、場違いかな、と周りをキョロキョロしながら授業を受けていました。それでも、先生方の優しい授業を受けて、徐々にクラスに打ち解けるようになりました。まだ賞を取ったり、形にはなっていないけれど、自分がほんの少し勇気を出して通い始めたこの気持ちを大切に、このシナセンから、夢を叶えていきたいなと思います。私の出発の場所、それが私にとってのシナセンです。
IMさん
ずっとすっきりしない。大学に入っても、会社に入っても、家庭を持っても、何をしていても、何かすっきりしない。「この気持ちは何なんだろう……」そんなモヤモヤとした気持ちを持ちながら、シナリオ・センターに入りました。先生方の講座を聞き、シナリオを作成していく中で、このモヤモヤは、何かに報われたい気持ちなのだと分かりました。同時に、人物を登場させ、セリフを言わせる中で、報われずにこの世にいる人、報われずにこの世を去った人に、スポットライトを当てたい気持ちなのだと分かりました。私にとっての、シナリオ・センターは、全ての人の人生を称賛してくれる報いの聖地です!
KSさん
会社の定年退職を機に、自分磨きの一環として、受講開始致しましたが、講義を聴いたり、宿題を作成したりしていく間にシナリオを創造するということ自体が楽しくもあり、且つ、とても興味が沸いて参りました。今後も継続して学ばせていただくことにより、自分の脳力の再発見をしていきたいと思っています。よろしくお願い致します。
SKさん
何の志もなく「シナリオ・センター」にやって来ました。43歳で経験なし、技術なし、知識なし、「どーなるんやろ」と思っていましたが講座2回目あたりからシナリオを読めるようにようになり、4回目がすぎるころにはドラマとストーリーの違いが分かり始め、苦しみながら宿題をこなす日々です。しかし、わずか数回の講座で大きく進歩したと実感しています。ありがとうございました
研修科・作家集団クラスってどんなとこ?
作家養成講座を修了すると、20枚シナリオを軸に映像表現の技術を徹底的に勉強する研修科クラス、研修科クラスを修了すると、30分ドラマとシノプシスを柱に、業界からの発注に応えられるための技術を研究していく作家集団クラスへの道が選択できます。また研修科まであがると長篇ラジオドラマ・サポートクラスや短篇ノベル実習クラス。作家集団まであがると、長篇研究科や小説研修科などのクラスも受けれるようになります。
こう言ってしまうと、少し固くて怖そうな、海千山千、魑魅魍魎なオドロオドロしい世界が皆さんを待っていそうですが、そうではありません。
そこで、どんな人たちがいるんだろう、どんな雰囲気のクラスなんだろうと心配な皆さんに、それぞれのクラスの生の声をお届けしています。
【一部のクラスのアンケートを抜粋して掲載しております】
木曜日N研修科クラス
とにかくこのクラス、キャラの宝庫でして、
口うるさい格闘技マニアの酒好きオヤジ、
特撮マニア(特に円谷プロ系)の中二系福祉職員、
四季の景色を愉しむ永遠の28歳、
発想のおもちゃ箱の京マダム、
シュールな世界観の元ゴルフ研修生、
物静かで切れ味鋭い山女の美術教師、
深く刺さるツッコミの謎の人妻、
実は宝塚ファンの雑誌記者、
リアルな現代学園物のスペシャリスト、
感性が鋭いシャイなファンタジスタなどなどなどぉ!
これら、群雄割拠するクラスを笑顔でまとめる水村先生のもと!
時に呑み、時に映画に行き、時に語り、時に山に登る(?)、
冒険研修科でありまする!今日もそんな楽しい仲間と一緒に「ジャブ」を打ち続けるのだった(まる)。土曜日AⅡ作家集団クラス
我が土AⅡ作家集団はめずらしく男性率の高い個性派ぞろいのクラスです。
書いてくる作品ジャンルも時代劇やホラー、ヒューマンドラマ、ちょっとゆがんだ愛憎劇など様々。
それも一人一人の個性を重んじてくれる狩山先生のおかげで皆のびのびと作品を提出しています。
クラスメイトは、毎回コンクールに出している意欲的な人から自分の、自分のペースで書き進める人まで、バランスよく共存しています。
皆、飲み会が大好きで、飲み会になるとお仕事などのご都合で他クラスや東京へ移動された方や、休学されている方まで参加してくれるような居心地の良いクラスです。
最新から昔の映画やドラマの話は常に話題にのぼり、飲み会やお茶会の時だけでなく、授業前に早く来ると、狩山先生からの最新映画情報が聞けるのがポイント高いです!
土AⅡ作家集団で新しい仲間とお会いできることをクラス一同心待ちにしております。
一般の方も参加できる長篇サポートクラスって?
「長篇シナリオは”とりあえず仕上げる”のではダメ。基本をみっちり学ぼう!」をコンセプトに、初歩から仕上げまで長篇コンクール応募シナリオを、テーマの打ち出しから、プロット、構成、ハコ書きを熟考、直しと完成、コンクール応募のアドバイスまでをマンツーマンでサポートするクラスです。多くのデビュー、コンクール受賞者を輩出したクラスで、リピーターが多いのも特徴です。そんな「長篇サポートクラス」に通われている方や通われいた方に、クラスの感想をお聞きしました。
Oさん
書きたい物を書かせてくれる!その物語のキモを指摘してくれる!
最後まで仕上げさせてくれる!クレルクレルと、他力本願じゃアカンと教えてくれる!
叩かれる、尻やる気。引き出される、底力。
私、コンクール初応募作が仕上がりました。Hさん
初めて長編サポートを受けたのは基礎科の時。長編を書こう!と思いつつズルズル書けないでいた私には、
毎回のクラス毎に課題をこなして作品を徐々に作り上げていくこのクラスがピッタリでした。締切が作品を作る?!Mさん
基礎科在籍中、勢いだけで長編に挑戦。
初めての箱書きに、悪戦苦闘しながらも宿題を提出していたら、半年後には1時間のシナリオが完成していました。
先生達の言葉は魔法のようで、面談ではいつもやる気と勇気をもらいました。
エッセイ教室って何が学べるの?
だれの人生にもドラマがあります。でも自分の一生を描こうと思うと、果たして最後まで描けるものかどうか不安になったり、描く前から重苦しく感じたりします。
このエッセイ教室では、テレビドラマや映画のシナリオの基礎技術をヒントに、気負わないで楽しく、少しずつ、人生のひとこまひとこまをつづっていただきます。
では、実際に通われている方に感想をお聞きしましょう。
【エッセイ教室に通われている方へのアンケートを抜粋して掲載しております】
Bさん
本講座の魅力は、毎回受講される方々の「生き方」に触れ、私自身も、忘れていた過去の出来事がよみ返り、当時の家族や自分に触れることができるという事です。小島先生の全てを受け入れて下さる包容力も、自信のなかった私が続けられた大きな要素です。他の方の作品の解説をされる先生のお話を1年間聞くなかで、エッセイの書き方が少しずつ身体の中に入って来る感じがします。「~すべき」「~してはいけない」という言葉ではなく、先生は書かれた人の生き方を肯定し、そして「ここを~したら、更に分かりやすいですよ」と……。本当に、人への優しさが伝わってきます。昼夜問わない暴言、暴力の嵐を一人で耐えた介護生活では、とても内言が多くなりました。その中でも、文字にして表現することは、自分を客観視でき、落ち着くことができました。受講してお友だちもでき、毎回通うのが楽しくなりました。せっかく書くことの楽しさをつかんだので、もう1年学ばせていただき、当初の目的であった「ファミリーヒストリー」を孫たちに残せたら……と思っています。
Sさん
毎回新鮮で驚くことばかりです。「書く」から「伝える」へ。これはこの講座の最初から最後まで貫かれるテーマですが、①書きたいことへの想いがある。②書きたいことへの視線がある。③書きたいことを丁寧に書いている。何度聞いても、分かったつもりで、上ずべりな思いつきだけで書いてきた気がする。「オリジナリティ」についても、今までにない、とか、自分の、とか、初めての、とか、既成の概念にしばられて、「自分自身の視線」ということを忘れていた気がします。
Cさん
宿題として提出した文を翌月プリントされて目にすると、弱点が目につく。それでも先生は苦労して「ほめて」下さることに、頭が下がります。それが「へた」が「へた」なりに1年間何とか続き、今年もまた受けたことは書くことが嫌ではなく面白くなり、自分より他の人の考え、文章力に惹かれてのことかも知れない。欲は無。書くことによって忘れていた感情、生活の歴史、交わった人達の心が改めて判ったこともあった。あーあの人に逢って、今共に笑ってみたいと思う。読書量が増えました。今まで少な過ぎたのかも知れないが、子供の家に行くと本棚から5冊、6冊とジャンルは問わず、昨年は52冊で長年の念願が叶った。
誰でも受けられる無料体験ワークショップ
「シナリオって何?」「シナリオライターには何が必要?」「シナリオはどのように学べばいいの?」など、皆様のさまざまな疑問や不安にお答えする「無料体験ワークショップ」。
誰でも書ける簡単な実習により、シナリオを書く楽しさを味わっていただきます。
今まで、12歳の方から99歳の方まで、幅広い年代の方にご参加いただいております。
それでは、参加された方に感想を聞いてみましょう。
【体験ワークショップに参加された一部の方のアンケートを抜粋して掲載しております】
・セリフを考える実習で、どういう状況に設定し、その一言で何が起こるのか、何が伝わるのかを考えるのが難しかったですが、面白かったです。5枚シナリオとして実際のシナリオを見ることができてよかったです。
・考えていた以上にプロを目指すスクールなので、来てみてよかったと心から思いました。単なる学ぶだけの講座などは続かない私ですので、お仕事になるよう頑張ります。
・自分の日常生活の中には全くない分野のお話を聞けて、大変楽しかったです。文章を書くことが好きで、何かを表現できたらとずっと思っていたこと、また、何かを形に残すということに憧れがあった為、本日参加しました。映画やテレビドラマも違う目で見れたら楽しいかと思います。ありがとうございました。
・今回の体験ワークショップの実習課題で、初めてセリフを書くということに取り組みましたが、思っていた以上に難しく、プロの方は本当にいろんなことを考えてシナリオを書いているんだなあと思いました。同時に登場人物の気持ちや背景などを自分でいろいろと想像することがとても楽しかったです。
皆さん、いかがでしたでしょうか?
シナリオ・センター大阪校がどんなところか、なんとなくわかっていただけたでしょうか?
もっと知りたい!という方は、シナリオ作家養成講座やオプションクラスを無料で見学することもできますので、気軽にお問い合わせください。
それでは、シナリオ・センター大阪校でお待ちしております。