図書館に行こう!! その3
読書のバリアフリー
2019年に「読書バリアフリー法」が成立しました。障がいのあるなしに関わらず、誰でもが読書を楽しめる場所の提供や、利用しやすいように道具を整えることを骨子とした法律です。
<拡大読書器>は、読みたい本をカメラを通して、モニターに文字を拡大して映し出すことで、目の見えにくい人や老人にも文字を見やすくする機械です。映し出した文字を音読してくれるものもあります。
<大活字本>は、ふつうの本よりも大きな文字で印刷された本。
<点字図書>は、指で読む本で点訳された本のことです。点字図書には、点字で書かれた文章だけでなく、絵を点字で表した点図を使ったものもあります。
図書館によっては、図書館員やボランティアの人が目の不自由な人に、本を読み上げてくれる<対面朗読>を行っているところがあります。
誰が読んでも理解できるやさしい言葉で書かれた本を<LLブック>と言います。スウェーデン語の「レットラスト」が語源です。文章を短くしたり、漢字を少なくしたり、ふりがなをふったりしたりして、読みやすくなっています。生まれつき文字を読むことが苦手な人でも<LLブック>なら読書が楽しめます。
布やひも、ボタンなどを使って作られた絵本が<布の絵本・さわる絵本>と呼ばれるものです。ひもを通して猫やクリスマスツリーの形が分かったりするので、いろいろな仕掛けを触って読むことで、本の内容が理解できます。(宙)
〈参考文献〉野口武悟.(2026年). みんなの図書館 1図書館って、どんなところ?. 小峰書店
