アニソンと昭和100年 その3

昭和70年(=平成7年=1995年)のアニソン

第二次世界大戦が終わって50年目の節目の年。平和に思いを寄せる1月17日、阪神・淡路大震災が起こりました。死者・行方不明者6437人の大惨事。3月20日には、地下鉄サリン事件が起きて、世界一安全な日本はどこに行ったのでしょうか…と暗い気持ちを慰めるようにオリジナル・アニメ作品が次々と公開されます。

「魔女の宅急便」(1989年)以降、ヒット作を飛ばしていたスタジオジブリは、この時代、「紅の豚」(1992年)、「もののけ姫」(1997年)と秀作を発表します。

音楽ツールとして、レコードからCDに移行したこの時代ですが、若者のライフスタイルの中心にCDを買って聴き、それを歌うJ―POPがありました。

余談ですが、1990年にシングル・レコードで100万枚を超えるセールスをたたき出したアニソンがあります。B.B.クインズが歌う「ちびまる子ちゃん」(作画:さくらももこ)のエンディング・テーマ「おどるポンポコリン」がそれです。

1996年には、今年(2026年)30周年を迎える「名探偵コナン」(作画:青山剛昌)のTVアニメがスタートします。主題歌は、倉木麻衣、小松未歩、GARNET CROWなどそうそうたるシンガーがアニソンを担当しています。

1995年に放映されたTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」は、放送時間が平日18時30分からでしたが、こどもや家族層とは違った熱狂的なユーザー層がつくことになり、深夜帯での再放送がされました。(宙)

〈参考文献〉澄川龍一.(2025年). アニソン大全「鉄腕アトム」から「鬼滅の刃」まで. 祥伝社

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