遊園地で働いてみよう!2
遊園地の世界観を創り出すスタッフたち
遊園地のマスコットキャラクターの着ぐるみに入り、グリーティングやショーに現れるのが「着ぐるみスタッフ」だ。
来園者の前に現れるまでには、体力づくりに励み、キャラクターの動きを学習し、他の着ぐるみスタッフとの連携したトレーニングを積む。これがあって、来園者にパフォーマンスを披露し、写真撮影に応じて喜んでもらえるのだ。
来園者を喜ばすことでは、「ダンサー」の役割も大きい。
キャラクターの衣装で、パレードやアトラクションをダンスで盛り上げる。振付師の指導に合わせて、他のダンサーと踊れる高い技術力が要求される、まさにプロの仕事だ。遊園地のテーマを表現するパフォーマンス能力が必要だ。
着ぐるみスタッフもダンサーも通常は、遊園地のオーディション受けて採用される。
オーディションでは、書類選考、動画審査、実技審査、体力テストなどがあって結構たいへんだ。
一方、着ぐるみやダンサーのイベントを演出するのが「ショー演出スタッフ」だ。
舞台装置・音響・照明の専門スタッフをまとめて、出演者の演技指導も行う。観客を楽しませるサービス精神や、斬新なショーを作り上げる発想力が求められる。ダンサーなどの出演者として実績を残して、ショー演出スタッフに抜擢されるケースもある。
ショー演出スタッフの独創性と着ぐるみスタッフとダンサーの息の合った表現力が、常に遊園地の世界観を観客に伝え続けているのだ。byメイ