アニソンと昭和100年 その5

昭和90年(=平成27年=2015年)のアニソン

小型無人機「ドローン」が登場したこの年は、第二次世界大戦終結から70年目の年でした。AKB48の「僕たちは戦わない」が大ヒットして、1973万7409人の外国人が来日し、「爆買い」に賑わいました。円熟を迎えたアニソンの黄金期でもあります。

2007年に京都アニメーション制作のTVアニメ「らき☆すた」が放送開始し、オープニング・テーマ<もってけ!セーラーふく>はオリコンシングルチャート週間初登場2位という快挙を記録します。

アニソンが誕生して50年が経過した2010年代は、コンテンツとアーティストとクリエーターが相乗効果を発揮した円熟の時期を迎えます。声優たちの歌うアニソンは、ソロ、ユニット、バンドと多様化して行きます。4人からなる「スフィア」やデュオ「ゆいかおり」などが活発な活動をみせます。

2011年にはソロの水樹奈々が、声優初の東京ドーム公演を実現させ、この時期、女性声優のめざましい活動に、ファンは歓喜します。

また、アニソンとネットミュージック(とくに同人音楽)との融合が見られるようになります。Sound Horizon が、アニメやゲームなどとコラボするときの別名Linked Horizonで、TVアニメ「進撃の巨人」のオープニング・テーマ<紅蓮の弓矢>を発表し、オリコンシングルチャート2位を記録して「第64回NHK紅白歌合戦」に出演しています。(宙)

〈参考文献〉澄川龍一.(2025年). アニソン大全「鉄腕アトム」から「鬼滅の刃」まで. 祥伝社

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