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「ドラマティックなワインのお話」

「ドラマティックなワインのお話」

黒門市場ワイン専門店『六覺燈』店主による「ドラマティックなワインのお話」
平成15年7月26日(土曜日)

 串カツとワインの店 六覺燈(ロクカクテイ)

串カツとワインの店『六覺燈』店主 水野幾郎 氏

昭和55年11月1日、大阪市此花区梅香1丁目にて創業。現在は、大阪市中央区日本橋黒門市場にて営業致しております。屋号の由来は、料理の世界に入ってから親方に『六覚を大事にしろ』と、よく言われました。これは 視、聴、嗅、味、触の五つの感覚、それと創る者のセンス、感覚のことを重ねて『六覚』です。独立にあたり私の親代わりの方に『灯』と言う名前を頂いたことが始まりです。その方は、私の灯す明かりのもとへ多くの人々が集うことを願ってこの名を付けてくれました。独立する時に初心を忘れないこと、燈(灯火)を消さないことを誓い、六覺燈と屋号を決めました。

なぜ串カツの店を始めたのかと言いますと 和食でも洋食でも 中華でも どんな料理でも串を刺して油の中にくぐらせたら全部串カツです。どんな食材も、どんな調理方法もすべて。この魅力的な料理と、手作りのパン・デザート、素晴らしいワインの数々、これらが私に串カツの店を開店するヒントを与えてくれました。

ワインを知ったのは およそ30年程前ちょうど大阪万博の開催された頃だったと思います。その道では当時それなりに有名な旦那さんにワインを教えてもらったことがきっかけです。その方が亡くなられてから 初めてワインを買い、その値段の高さに驚き、普通に生活をしていたら知る由もないワインの世界を教えていただき、感謝の気持ちで胸の詰る想いを、今でも思い起こします。考えたら、今では非常に入手困難なワインや、とてつもなく高価なワインを二人で毎晩3本から7本も空けていたのですから、想いもひとしおです。私が独立した時には、この素晴らしいワインをお客様に楽しんで頂こうと心に決めていました。独立をするまでの間、東京から大阪、海外と、色々なレストランへ行き、勉強のためワインを注文すると(当時は非常に少なく特別な飲み物でした)良い思い出も少しはありますが、いやな思いも多々経験しました。数えたらきりがないほど…。自分の店が持てたら、もっと良いワインを気楽に、もっと手軽に、もっと楽しむことが出来る空間を、沢山の方に提供したいと思い、今に至ります。
これらの想いが現在も『六覺燈』にいっぱい詰まっています。

六覺燈さんのファンより
大人の隠れ家的雰囲気に包まれて、とっておきの人との至福のときがすごせるお店です。新鮮な材料の串カツと手作りのパンにデザートそしてワインの品揃えは600種類もあり、店主の水野さんやソムリエの方が選んでくださいます。ワインの仕入れは水野さんが直接ヨーロッパの産地まで出向かれるそうです。ワイン作りに人生を架けていらっしゃる醸造家の方々のお話からは、文化の尊さと、継承する人のドラマが、国境を越えて伝わります。ドラマの世界では、お洒落な小道具・ワインですが、その奥の深さをいつも感じさせていただいています。

講義内容

ワイン通なら知る人ぞ知る、ワインと串カツのお店〝六覺燈〟のご主人・水野幾郎氏のご講演は、ご好意による十数種類の銘柄に、舌をも勉強させていただける講義でした。

ご持参頂くにあたっては、銘柄だけでなく、気候・室温・運ぶ時間・会場でねかせる時間など、色々と気を使われたとか。ワインの魅力は、そんな使い方、飲み方、飲み手、時期その他によって「すべてが変わること」と水野氏。

各国のワイナリーを訪問された経験に基づくお話は、国・地方・銘柄、また同じ銘柄でも年による違いについて、「仏の○○の畑の横で作った……」「△△のX年ものは……」と、まるで世界地図や年表が目の前にあるかのように。ワインが登場する映像については、印象に残るよいシーンを披露される反面、「○○の△年ものは重厚ではない」などなど、制作者の見識のなさを指摘されることも。聴衆からの「悪女ものサスペンスに似合うものは?」「ハードボイルドは?」「父子の確執ものは?」など、中にはちょっとふざけた質問にも、銘柄をあげて「オーナーが○で……」「生産する△家の紋章が……だから……」など、そのうん蓄ある回答に皆、ため息。

その他、ご自身またはお客様とワインのドラマ、悪質業者の手口、日本酒・シャンパン・ポートワインのお話、テーブルマナーなどなど。

舌も満足させていただき、ワインの深みにはまり込む予感のする内容でした。

参加された方々のお声

水野幾郎先生

  • 水野先生の、徹夜明けにふっと寝れるシャンパンのお話、酔う→さめる→酔う。24時間飲めるというワインの性質が、大変印象に残りました。「取り扱う人間により違うものになる」ということについて感じたことは、やはり六覺燈で品質管理され、お客様の要望に合わせて、「軽め? or重め」といったカウンセリングにより出てくるワインは最高であり、決してメニュー化しないところが素晴らしいと思います。これからもおいしいワインを飲ませて下さい。「くそまじめ」と表現された仕事に対する水野先生の姿勢と、それに関わる人々のお付き合いは素晴らしいと思います。私は六覺燈に数回しか行っていませんが、大変勉強になりました。ありがとうございました。
  • ワインは扱い方によって全然違うことがよくわかりました。ワインはほとんど飲んだことがなかったので、たくさん飲めてよかったです。
  • 日頃みているドラマ、映画でのワインの〝うそが許せない!〟というお話は大変興味深かったです。
  • ワインはやはり今までおしゃれとか、高級とかいうイメージがあり、結構ひけ目を感じてたりして、金持ちの小道具や記念日の小道具として考えがちだったのですが、その中にもいろんな種類があり、自分達にも身近に考えていいんだなと思いました。自分のシナリオの中にも特別な事情なく、さり気なく使いたいという気になりました。余談になりますが、今まで自分がそんなにお酒に強くなく、みな同じように感じてあまりワインをおいしいと思ったことがなかったのですが、(安物を飲んでいたからかもしれませんが)、今日のワインはみな味と香りが違い、とてもおいしかったです。今日出されたものが自分がお店に行って気軽に飲める値段なのかが、1番気になっていることです。それと、無事家までたどり着けるかどうかも気になっていますが・・・
  • ワインにも様々なドラマがあるということを、あらためて実感しました。勉強にもなりましたし、お話のひとつひとつに笑ったり、ホロリときたり・・・。やはり、その中で生活をしている人のお話にはリアリティがありますね。
  • 水野先生の語られる言葉だけでも非情にドラマティックかつ繊細でとても勉強になりました。
  • ワインの奥深さ、作柄から銘柄、人生のシーンに登場する薬味的なワイン(焼酎党の私は多少気取ったイメージのワインは敬遠していたかな)に親しみを感じました。試飲とは思えない、多量に飲ませていただいて感謝!! この後、六覺燈に行こうかな。
  • 情報・知識以上に水野先生のお人柄を知ることができてよかったです。この機会をいただきありがとうございました!!
  • ワインに対する熱い思いがビシビシつたわってきました。
講義に使われたワインです

講義に使われたワインです

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