作家養成講座を修了すると、20枚シナリオを軸に映像表現の技術を徹底的に勉強する研修科クラス、研修科クラスを修了すると、30分ドラマとシノプシスを柱に、業界からの発注に応えられるための技術を研究していく作家集団クラスへの道が選択できます。作家集団まであがると、長篇研究科公募小説専科などのクラスも受けれるようになります。
こう言ってしまうと、少し固くて怖そうな、海千山千、魑魅魍魎なオドロオドロしい世界が皆さんを待っていそうですが、そうではありません。
そこで、どんな人たちがいるんだろう、どんな雰囲気のクラスなんだろうと心配な皆さんに、それぞれのクラスの生の声をお届けしたいと思います。

ご協力いただいたクラスのみなさま、ありがとうございました!
中華料理一品サービスの特典でお楽しみ下さいませ (*^▽^*)

火曜日A研修科クラス

うちのクラスは、非っ……(溜め開始)……(一分経過)……常に殺伐としてます。
嘘ですが。
毎週が、針のむしろです。嘘ですが。本当は、実にまったりしております。
しかし、つっこむところは容赦なくビシバシ言われます。
基礎科での宿題の講評は、基本的に褒め殺しですが、研修科では、そーは行かない。
クラスメイトも、先生も、実に忌憚なく感想、指摘を下さいます。
これ、実はものすごく有難いことなんですよ。
自分の話で恐縮ですが、わたくし、ゲームのシナリオ屋が本職なんですね。
で、ネット上では『曖昧に』ボコられることが多いんです。
なので、『的確に』、『具体性を持って』改善点を指導していただける。
これは非っ常に嬉しいですよ?
基本、ゼミでも毎週フルボッコにされてる方の私ですが、そのたびに、喜びに恍惚としております。
うわあい、ただのドマゾだね! 燃やそう!
クラス一同で、飲み会なんかもたまにやります。
和やかに、最近話題の映画や舞台の話をしたりします。
適度な連帯感と距離感を保ちつつ、「いやー、月謝分の値打ちあるわー」と思いながら、毎週授業を受けております。基礎科の皆さまは、「研修科って、なんか難しそう……」と思われるかもしれません。
確かに簡単ではありません。
しかし、確実にスキルアップはできます。
ぜひ火Aクラスへお越しいただき、みんなで(精神的に)殺したり殺されたりしませんか?(にっこり)

火曜日N研修科クラス

火曜・午後6時
「あら、今日の出席はこれだけ?」
「先生、私たちを晩御飯の品数みたいに言わないでください」
「やだ、本当にお腹減ってくるじゃない。それより最近、出てないんじゃない? 課題」
「料理作るようにはいきませんから」
「大丈夫、料理ができたら、シナリオも書けるわよ。あら、あなたどなた?」
「き、今日から、お世話になる……」
「新人さん? どこでも座って」
「先生の隣りが空いてますわ」
「大丈夫、食べたりしないから?」

「泣けるね」
「これ、喜劇なんですけど」
「じゃないかと思ってたんだ!」
「それって悲劇ですよね、ふふ」
「そこ、笑うところじゃないし」
「大丈夫、作品は作者の手を離れるものさ。自由になる権利があるんだよ」
「離れすぎて、ほとんど他人」
「だから脚本家に著作権はないって言われんだよねー」
「監督にもないって、サミュエル・フラーが言ってました」

「あ~っ、駄目だった~」
「どうしたの?」
「朝、書いたセリフがはまらなくなっちゃった」
「何が?」
「朝、今日の一日のセリフを書いたのよ」
「誰の?」
「私、母、会社の上司と同僚たち。でもムカつくの、電車の中で、
妊婦と間違わられて席を譲られそうになって思わず、失礼ね、自腹よ、って言っちゃたの。ショックだわ」
「どっちがショックなの?」
「へ?」

「なんですか? これ?」
「セリフになる言葉は、大抵はウソだってこと」
「ク、クエスチョン・ダッシュ!」
「ダッシュ・ダッシュ!」
「この人たち、何を言ってるんですか?」
「ああ、あなた新人さんね、ほら、熱があると浮かされて言うじゃない」
「うわ言ですか?」
「そう」
「熱があるんですか? この人たち」
「みんなね」
「みんなですか?」
「あなたもあるんじゃないの? ここに居るんだから」

「さあさあ、いつまで無駄話をしてるのかしら。ゼミを始めるわよ」

続きは、クラスでどうぞ。
註)少しだけ(?)誇張されています。

水曜日N研修科クラス

うちのクラスは、年代は様々、個人的なことはお名前以外お互い一切知りません。
でも、シナリオを読む声が教室の空気を一気に『その人色』に染めていきます。
発表者が変わると、また空気の色が変わる。
それぞれみんなが違う色を持っている、
そんなクラスです。
上手いとか下手とかではなくて、
誰もが持っている、どの課題を書いても漂うオンリーワンカラー。
堀本先生はそんな個々の『色』を引っ張り出して大事にしてくださいます。
自分一人では見つけられないけど、クラスのみんなが見つけてくれる『わたし色』。
研修科で最後に書くシノプシスでは、どの先輩も教室を自分色に染めて、その余韻を残して卒業していかれます。
研修科課題30本が終わる頃には自分にも少しだけ『わたし色』が見えるようになるのかな。
楽しみ。
ところで、合評最後の堀本先生の講師の弁。
おとなしい話のとき。
「ええんとちゃうか」
ありえない、ぶっ飛んだ話のとき。
「ぼく、こんなん好きやわ~」
出来のいいとき。
「長編にしてどっかに出してみ」
水曜N研修科、堀本組のプチあるあるでした!

水曜日N作家集団クラス

私達クラスの思い出は、2012年のクリスマスパーティーのクラス対抗戦で、優勝したことです。
題名は『なでしこ革命』。授業の後、みんなで教室に居残り、三枚シノプシスを発表し合いました。
「こなもん戦士」(なでしこ革命の変更前の題名)が選ばれ、私達は2011年で優勝を逃してしまった悔しい思いと、今年こそは優勝するぞというみんなの強い気持ちが一致団結。
パーティーまであと数週間を残すところ。仕事やプライベートでみんなで集まるのは難しい中、メールでアイデアや直しを送り合いました。
本当にこのクラスがすごいのはこの後で、シノプシスの直しが出来上がると、皆で集まる時間を作り、カラオケ屋で演技の練習を開始しました。
こうしよう、ああしようと演技作りをしながら、100円ショップやドンキホーテで仮装(なでしこ革命)に必要な海賊グッズを買い集めました。
カラオケ屋に集まり数日かけて練習。当日も集合時間ギリギリまでジャンカラで最終練習を行いました。
そしてなんと、優勝を果たしました。
皆さん本当に御苦労様です。みんなに出会えて良かったです。楽しくみんなで舞台ができ、参加者の皆さんからも多くの拍手を頂き、私は皆さんにありがとう。
本当に良いクラスに出会えてよかったと思います。みんな、これからもがんばろー!

木曜日N作家集団クラス

私たちのクラスは年齢層が20代~70代と幅広く個性豊かな方ばかり。
みんなが集まると話題の中心は映画とドラマ。印象的な場面や役者の演技、効果的な台詞など話は尽きません。
日本アカデミーが近づくと更に拍車がかかります。
担任の辻井先生は元映画監督でアカデミー会員なので先生がどの作品に投票するか全員興味津々なのです。
そんな私たちのクラスはコンクール受賞者や某ラジオ放送で脚本が採用された方が大勢います。
プロの作家や漫画家として活躍中の仲間をはじめとする努力家の集まりなのです。
ちなみに私も映画の脚本を書かせて頂きました。
神戸を舞台に愛に悩む青年をクッキーの妖精が助けるお話です。
辻井先生のご指導と実力に満ちた仲間のおかげで面白い脚本が書けました。
木曜日N作家集団は個性だけでなく実績も豊かなのです。

木曜日N研修科クラス

とにかくこのクラス、キャラの宝庫でして、
口うるさい格闘技マニアの酒好きオヤジ、
特撮マニア(特に円谷プロ系)の中二系福祉職員、
四季の景色を愉しむ永遠の28歳、
発想のおもちゃ箱の京マダム、
シュールな世界観の元ゴルフ研修生、
物静かで切れ味鋭い山女の美術教師、
深く刺さるツッコミの謎の人妻、
実は宝塚ファンの雑誌記者、
リアルな現代学園物のスペシャリスト、
感性が鋭いシャイなファンタジスタなどなどなどぉ!
これら、群雄割拠するクラスを笑顔でまとめる水村先生のもと!
時に呑み、時に映画に行き、時に語り、時に山に登る(?)、
冒険研修科でありまする!今日もそんな楽しい仲間と一緒に「ジャブ」を打ち続けるのだった(まる)。

金曜日A作家集団クラス

クラス内でのブーム……は、特になし。
クラスで話題になった映画・ドラマ……は、その時々で。
クラスで行った飲み会の様子……は、いたって控え目。
と書くとまるで面白味のないクラスのようだ。
だが、そうではない。
金曜日の昼間という時間帯のせいか、高めの年齢層。
それが“落ち着いた雰囲気”を生んでいるのだ。
私などは、豊富な人生経験に裏打ちされた指摘にいちいち納得してしまう。
このクラスには“大人の渋さ”がある。
少なくとも私はそう思っている。

金曜日NⅠ作家集団クラス

皆さん、クラスの座席についてなんですが、指定がある訳でもないのに自然に席が決まっていて不思議に思いませんか?
私のクラスでは常時13人ぐらい出席していて、先生を囲む長テーブルにつけるのは11人です。
いつも2人は長テーブルから少し離れた椅子だけの席で授業を受けます。
この2席が遅刻者の席かというとそうでもなくて、長テーブルに座る11人の席が暗黙のうちに決まってるんです。
かく言う私は、遅れてきても長テーブルの角、出入口に一番近い席が空いていて、私の指定席です。
年寄りは、教室に来るまでに疲れていて、授業中もトイレが近いからって……誰ですか、そんなことを言っているのは!
私のクラスは年配者を大切にする素敵なクラスです。

金曜日N研修科クラス

私たち金N研修科の先生である「高野先生」は監督として長年、映像の世界で活躍されてこられた方です。
授業も「このシナリオを映像にした場合どうなるか」という実践的な指導をなされるので、とても映像の世界に近いクラスであると言えます。
私たちシナリオライターを目指すものの目標は、やはり「自分の書いたシナリオが映像化される」ということだと思うので、毎回の授業がとても実りあるものに感じられます。
厳しくも愛ある先生や諸先輩方に刺激を受け、「課題」と戦いながら、日々精進しております。

土曜日M研修科クラス

土曜午前中という時間の為か、先生のキャラクターのせいなのか、基本まったりムードのクラスです。
シナリオについては、良かった探し(?)をしつつも、改善点の指摘はシビアにきっちりと。
どうやったらより面白い作品になるかを、考えさせ気づかせてくれます。
質問時はまったりを振り捨て、がっつくメンバーも。
最近のトピックスでは、ディズニーランドに行くと一度休んだために、遅刻するとUSJやらひらパーに行ってることにされるTちゃんが、三枚投稿で入賞し、雑誌に名前が載りました!

土曜日M作家集団クラス

私が初めてこのクラスに来た時に抱いた印象はまさに作家の集団というイメージでした。
所属している皆さんそれぞれが既に自分の色を持っていて、クリエイティブに自分の色、描きたい事をいかに表現しようかと、作品に込めてぶつけてきます。感想を述べる側もそれを理解しているので、発表者の描こうとする事を汲んだ上でのアドバイスをくれます。担当講師の濱田先生の守備範囲は広く、萌え系、オタク系などの小ネタやかなりの変化球にでも適確に応えてくださいます。
また、このクラス出身の先輩方はプロとして活躍されている方も多く、時々ランチタイムに遊びに来てくれるので、ためになるお話が聞けますよ。
一見、魑魅魍魎軍団と思われる向きもあるかもしれませんが、実はアーティスティックであり、職人であることを目指す人達の集団なのです。ぜひ仲間になりませんか?

土曜日A研修科クラス

土曜日午後1時半開始の基礎科と同じ時間、事務所奥でテーブルを囲んでいるのが研修科土Aクラスです。
初めてここに足を踏み入れた日から3年になります。当初は、今思えばずいぶんまったりとした優しい時間の流れるクラスでした。
その後はメンバーが入れ替わり、その時々のメンバーでクラスのカラーも変わりました。1年足らずで30本書き上げて作家集団に上がる者あり、コンクールへ挑戦して賞を勝ち取る強者あり、マイペースで進む者あり。
このクラスの要は、やはり毎回愛情あふれる的確なコメントで指導してくださる加賀城先生です。私にとって先生の手書きの講評は宝物です。きっとこのクラスに在籍する皆さんにとってもそうでしょう。
うちの先生は映画監督だったこともあって、授業中にやたら一押し映画が出てきます。映画館やDVDで一押し映画を見るのも楽しみで、勉強になります。
テーブルを囲むメンバーはその時々で変わりますが、様々な職業や年代の仲間が集う研修科ゼミ。そこにはきっと刺激的で有意義な時間が待っています。
さて、来期はどんなクラスになるのでしょうか? 楽しみです。

土曜日AⅠ作家集団クラス

10年以上通っておられる生徒の方も多く、講師の辻井先生の熱心で分かりやすい指導が人気の秘密だと思います。
また、生徒のまとめ役であるKさんの存在も大きく、クラスの結束を強くしています。
ただ、課題の提出だけは厳しく、発表の日に穴を開け、謝罪の為に丸坊主にし、かえって顰蹙をかった方もありました。
それも過去のことで今は和気藹々とした楽しいクラスです。

土曜日AⅡ作家集団クラス

我が土AⅡ作家集団はめずらしく男性率の高い個性派ぞろいのクラスです。
書いてくる作品ジャンルも時代劇やホラー、ヒューマンドラマ、ちょっとゆがんだ愛憎劇など様々。
それも一人一人の個性を重んじてくれる狩山先生のおかげで皆のびのびと作品を提出しています。
クラスメイトは、毎回コンクールに出している意欲的な人から自分の、自分のペースで書き進める人まで、バランスよく共存しています。
皆、飲み会が大好きで、飲み会になるとお仕事などのご都合で他クラスや東京へ移動された方や、休学されている方まで参加してくれるような居心地の良いクラスです。
最新から昔の映画やドラマの話は常に話題にのぼり、飲み会やお茶会の時だけでなく、授業前に早く来ると、狩山先生からの最新映画情報が聞けるのがポイント高いです!
土AⅡ作家集団で新しい仲間とお会いできることをクラス一同心待ちにしております。

土曜日E研修科クラス

毎週土曜日の夕方、
まったりと、なんだか昼寝がしたくなったり、風がざわついていると感じたり
映画が無性に見たくなったり、散歩に行こうか迷ったり、
太陽を見て悲しくなったり、その日の晩御飯は何にしようか考え始めた頃に
始まるのが、このクラスです。

クラスには、マッドサイエンティストも、宇宙人も、魔法使いも、
未来人も、超能力者も、古代人も、妖怪も、改造人間も残念ながらいませんが、
今は、ただただ真剣にシナリオに向かい合っているメンバーが、
切磋琢磨しながら、博識のある先生の元、自分の書きたいシナリオを書いています。

とはいえ、書いたシナリオを発表した時には、
心ある!暖かい!励ましの?お言葉をいただき、シナリオとは何か、
ドラマとは何か、人間とは何かを考えさせられる日々が送れる、
そんなクラスです。

土曜日EⅠ作家集団クラス

ぶっちゃけ、20代~80代までが勢ぞろいの個性的な空気感満載のクラスです。
世代の違う、感性のぶつけ合いのバトルが毎週土曜の夕方にくり広げられています(笑)
と言うのは冗談ですが、年代のバラエティーさに加え、程よい男女の比率にも安定感があります。
ですので、すべての世代にフォーカスした作品が書ける、意見を聞けるというなんともお得感満載な状況です。
この状況は、このクラスの「強み」です。
幅広い世代の集まりですが、いざクラスで何かをするとなれば勢いがあります。
一つの事に対して、其々が経験を通し意見を出し合います。
幅広いクラスの強みがここで力を発揮します。
そんな感じのクラスです。

土曜日EⅡ作家集団クラス

このクラスの面白いのは、月に数回、テーブルの上に和菓子や洋菓子があることです。
先日は、何と!三重は尾鷲名物のサンマ寿司がありました。
ちなみにこれらの品々は、単純に旅行先からのお土産の場合と提出が遅れたことへの謝罪の意味があります。
どちらの傾向が顕著なのかはさておき……。
左党で甘党でもある高野先生は、“お土産”を口にされますが、映像的で的確なシナリオ論評には一切の甘さはないです。
さすが、生涯1000本近いTV映画を監督されてきた方だなと痛感します。
厳しさにもどこか優しさがあるのがこのクラスの特徴です。
また老若男女が揃った点も意見を伺う上でメリットだと思います。平均年齢は非公開ですが……。
授業後のティータイムが定番ですが、酒豪が多いので夜の西中島に繰り出すこともあります。

土曜日N作家集団クラス

私たちのクラスは、面白い仲間の集まりです。
授業が始まる前の時間は「居酒屋トーク」と言われるぐらい、皆がよく喋り、よく笑います。
一人一人の個性が良い意味で強いです。
ON・OFFがしっかりしているので、授業が始まると皆真剣です。
発表される作品に、一心に耳を傾け、親身になってコメントをします。
先生も愛情深く指導して下さいます。講評はとてもわかりやすく的確で、作品がどんどんレベルアップします。
(そんな先生もOFFの時はとてもキュートです)
私は毎週学校に通うことが、楽しくて仕方ありません。
生きてると日々いろんな事が起きます。
でも、ココに来ると全て忘れて笑顔になれます。
新人さんもすぐにとけ込める空気感は最高です。
大きい声で言います。「Welcome to 土N!!」\(>○<)/

大阪のおばちゃんですけど。

土曜日N研修科クラス

我が土N研修科クラスではシナリオ・センター大阪校「クラスだより」をテーマにキャッチを考えてみました。
「人生の楽しさ発見!」
「難しいのが癖になる」
「私にも書けちゃったハート」
「シナリオ>スイーツ……かも……」
「書く楽しさ、書ける喜び見つけませんか?」
「シナリオ生活、はじめました シマダさんも書いてます」←私の案ではありません。悪しからず。
「尾崎ゼミのおいしいシナリオ」
↑まぁ……なんとなく雰囲気は伝わりましたでしょーかね。
個人的には尾崎ゼミは柚子胡椒味だと思います。
早く書けちゃうようになるように頑張ろう。
以上、土N研修科クラスのクラスだより1回目でございました。飲み会もあるよ。

日曜日A研修科クラス

私たち日曜日A研修科クラスは、授業が終わってから希望者で毎回のようにお茶をしたり、
たまに飲み会もあったりと、授業以外の交流も頻繁に行っています。
最近ではメンバーの家で、ビデオ鑑賞会もしました。
授業の引き合いに出されることの多いヴィヴィアン・リー主演の『哀愁』と、
加賀城先生が監督されたテレビドラマを見ました。
色々勉強になりましたし、授業後の日帰りでしたが、
みんなで盛り上がり、学生時代の合宿のような楽しさと
懐かしさがありました。
また、LINEをやっているメンバーたちで、見た映画やドラマの感想を話したり、
情報交換もしています。
程よい距離感で、みんなが仲の良いクラスです。(^o^)

貴重な日曜日の正午から集まって毎週シナリオの勉強をしようだなんて
余程のヒマ人の集まりなのか・・・と思われる人も多いでしょう・・・。
しかし、私以外は皆さんビシバシ仕事をこなす立派な社会人。
多忙な日々の中、課題を書き、うららかな日曜日の正午から
加賀城先生のもとに彼らが集うのは・・・まさに情熱!
しかし、ゼミ後のお茶会、飲み会の出席率の高さから推測するに、
その他の理由もありましょうが。心優しき人々の集う素敵な
日曜A研修科で共に人生を語り合いましょう!(*^_^*)

日曜日A作家集団クラス

日A作家集団は日曜正午から、まったり~と始まるクラスです。
クラスの面々は、マイペースというか、自分の思うがまま、自由すぎる内容の作品を書いてきます。
十人の生徒が居れば十色の作風があっても当然なんですが、
にしても、これだけ方向のバラバラな作品を読まされる堀本先生は本当、お気の毒(笑)です。
何しろ、ある人は、宇宙人や怪獣が、女子高生に化けて大騒動、なSFを。
ある人は忍者アクション満載な時代劇を。
ある人は少女漫画原作のような耽美な世界を。
他にも、ハードボイルドな作品や、社会問題を扱った重~い内容の物……等々。
まぁ、これは講師の堀本先生が、どんなトンデモ内容の作品でも笑って、
「これ、面白いわ~」で、受けてしまうからです。たぶん……。
とにかく、日曜作家集団クラスの堀本先生は、「よく書けてるけど、どこかで聞いた話」より、
奇抜なアイディアや、おっ! と目を引く斬新な設定の話を好まれるようで(あくまで私の主観ですが)
それにつられて私たち生徒もどんどんおかしな……いえ昔の自分では思いもよらなかったような話を書いては発表し、互いに「そんなん書いて大丈夫?」とドン引きし合ったり、「こんな発想、とても自分にはなかったわ~」と感心し合ったりしているのです。
まぁ、こんな感じのクラスなんでございますが、最後に、斬新な話が好まれる、というクラスの紹介分が、
なんか、こんな普通の文章になってしまった事を、深くお詫び申し上げます。

第一長篇研究科

みなさんは、「人狼」というゲームをご存知でしょうか。
最近、テレビ番組の企画でも見かけるようになったコミュニケーションゲームです。
第一長研ではクラスが終わったあとの飲み会で、時々この「人狼」をプレイしています!
使用するのは「人狼」「村人」「占い師」といったイラストが描かれた専用のカードのみ。
ルールも、いたってシンプルです。
最初に司会者から配られたカードを、各自こっそり確認します。
後はみんなで話し合って、架空の村に潜む人狼を見つけ出すのです。
「人狼」カードの人は、正体を偽って村からの追放を免れないといけません。
このゲーム「○○さんは、嘘をつくのがうまい」「△△さんは話の流れを引っ張っていくなぁ」
「□□さんは、すごい緊張しますね」などなど、その人の個性がすごく出ます。
家電量販店や通販で容易に手に入れられますので、飲み会のアクセントに如何でしょうか。
クラスの人たちの、違った面が見られるかも知れませんよ。

第二長篇研究科

第二長研は毎月、第三日曜日に開講しています。(開始は11時30分または12時30分)
映画・テレビのコンクールに提出予定のシナリオを辻井先生と生徒により合評します。
合評されるシナリオは2~4本です。(提出期限は開講日の20日前です)
生徒さんたちの個性豊かな感想の後、シナリオを深く読み込んでくださった辻井先生の講評(愛のあるダメだし)があります。

ちなみに、間には休憩があり、
先生ご持参の「551 蓬莱の豚まん」を食することができます。

「今、なんて言った・・・!?」
「・・・お前ってやつは・・・」
一度は聞いたことがあるセリフはドラマの中でどんな効果をもたらしているのか?
それは、本長研に参加した生徒が知っている秘密でもあります。

授業の後は食事会を催しています。(強制ではありませんのでご安心を)
その後、時間があれば、喫茶にて辻井先生がコーヒーをご馳走してくださいます。
シナリオにどっぷりはまってしまう、月に一度の日曜日の午後、それが、第二長篇研究科です。

第三長篇研究科

長編研究クラスの中で、一番新しく誕生した第三長研は、作家集団で高野先生にお世話になっている生徒が中心です。
授業は月に一度とそれだけを聞くと物足りなく感じる人もいるかもしれませんが、研修科や作家集団とは違い、作品は事前に手元にあるので、作者による朗読での印象批評にならず、より的確な意見が飛び交う、実践的なクラスです。
結構、厳しくて、とても鍛えられます。
プロを目指す方は是非来てください。
あ、これだけだとお堅いクラスに思われがちですが、時間がある時には最近見た映画の話など色んな話が飛び交う賑やかなクラスです。
半年に一度位のペースで飲み会などが行われています。

小説研修クラス

「小説クラスはどんなところだろう?」「何をやっているのかな?」など、馴染みがあまりない小説クラスかと思います。
ですので、最近のクラスの様子を少しお伝えしようかと思います。
クラスのスタイルは、事前に発表される作品を自宅で読み準備をして、教室で各々が感想や意見などを持ち寄るので、クラスメートの丁寧な感想などが聞けるのがとても興味深いところです。(もちろん先生方からの講評もいただけます)
この二ヶ月に渡り、課題はある賞に向けての公募作品提出でした。どの作品も個性的で対象の公募枠にとらわれないものばかりで、近未来もの、サスペンスもの、外国舞台もの、ラノベ調、文芸調ありと様々でした。
授業での作品提出には、いつもこのように公募対象が決められているわけではなく、自分の目指すものを自由に書いて来ます。クラス内容はかなり懐が深く、とても楽しいクラスです!

長編ラジオドラマサポートクラス

僕のクラスは、いつも胸キュンの説明セリフを書いているユニークな集団です。
スタートが12時30分なので、、まずは着席すると「お昼、何食べた?」が、あいさつになってます。
中には昼抜きで、あいさつできない人もいて、そんな時は授業が終わってから某パン屋さんでミニ懇親会をして盛り上がっています。
ラジオドラマでは、セリフに嘘がつけないからか、僕以外はみんな正直者です。
メンバーの画像を送ろうと思ったのですが、ラジオドラマは聞く皆さんの想像力で楽しむのが一番ということで、美男美女の集団だと思っていてください。
夜明けのスキャットが似合う、そんなハートフルなクラスです。

資料請求はこちらからどうぞ。


シナリオ作家養成講座開講オリエンテーションの様子