シナリオの書き方が学べる学校。映画、テレビドラマ、ラジオドラマ、小説のプロを育てて41年。 600名以上の方々がプロとして活躍しています。                              We are learning and making scenario of drama at Osaka Japan.

MENU

この人に聞きました!大阪校突撃インタビュー!!(2017/5/11更新)

この人に聞きました!大阪校突撃インタビュー!!

こちらの記事は、月刊「シナリオ教室」に連載されている、大阪校だよりから転載している
活躍する在校生・卒業生へのインタビューコーナーです。

※2011年以前のものは、旧ホームページへリンクしています。(新しいウィンドウで開きます。)

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

谷口雅美さんの第44回創作ラジオドラマ大賞佳作「父が還る日」が2月4日に放送されました!

 放送が決まるまでのいきさつにつきましてお聞かせ下さい。
「大賞作品以外のドラマ化は難しいと聞いていたのですが、大阪弁の主人公ということで、NHK大阪局のディレクターからお声掛けいただき、ドラマ化が実現しました。大筋の変更はありませんでしたが、受賞作品でほとんど語られていなかった母親の心情をきちんと掘り下げてほしい
と言われました。回想シーンのみの登場だった父親は、家族の口から語られるのみ、という形になりましたが、それによって父親像が際立ったと思います。直しは本当に勉強になりました。ディレクターとの打ち合わせや、読み合わせや収録で役者さんからいただいた意見を取り入れて、
脚本が少しずつ完成形に近づいて行く行程はすごく楽しかったです。読み合わせの際、役者さんからセリフや状況について質問されることもありましたが、シナリオ・センターの課題発表時に同じ状況に置かれてきたので、あまり動じなかったように思います」

 シナリオを書き続けてこられた理由は?
「シナリオ・センターに通い続けているおかげだと思います。毎週、自分では発想しないようなジャンルやストーリーに触れることで、モチベーションが上がります」

 大阪校の皆さんに励ましのエールをお願いします。
「ラジオドラマの現場を経験し、またチャレンジしたいと思いました。課題の提出は大変ですが、公募や企画書の種になります。すごい財産ですのでお互い頑張りましょう!」
 意欲的な谷口さん、今後の更なる活躍にも注目です。 (片岡)

目次に戻る

出雲弘紀さん、第9回ノースアジア大学文学賞短編小説の部で奨励賞受賞!

出雲弘紀さん(64期)が「町会長の2日間」で、第9回ノースアジア大学文学賞奨励賞を受賞されました。

エッセイ部門では第6回で奨励賞、第7回で優秀賞を受賞されていますが、連続受賞された感想をお聞かせ下さい。
「奨励賞より上が優秀賞ですから、うれしかったです。ただ、エッセイは実体験がベースになりますから、特異な経験からの自己分析がちゃんとできるかどうかが重要だと思います」

今回の短編小説の部受賞作について創作秘話などあれば教えて下さい。
「現在、私は地元の自治会で町会長をしており、アライグマの捕獲に動いています。ですから、今回の作品も最初は実体験を中心にしたエッセイで書こうとしたのですが、途中から外来種の駆除に疑問を持ち、できればラスカルのようなアライグマなら救えないだろうかと考えました。そうしたら町会長の職務との葛藤となり、結局、小説としてのスタイルを取ることになりました」

現在、出雲さんは小説研修科クラスに在籍されていますが、小説研修科クラスはどういった点が魅力ですか?
「書きたいものが書きたいように書ける、それが小説の魅力だと思います。それに小説だとシナリオのように色々な約束事、例えば起承転結などに縛られず書きたい所から書き出せますから。シナリオで型を覚えたら、次は小説で型破りな作品を書けば良い。作者の精神的安定のためにも、小説研修はお勧めです」

最後に今後の抱負を一言。
「ご指導頂いている先生方の熱意に応えるためにも、コンクール受賞を目指します。合わせてマンガや特撮ヒーローのムック本の執筆参加も続けたいと思っています」
これからの出雲さんの活躍にも目が離せません!(片岡)

目次に戻る

北村四季さん、最優秀賞受賞!

シナリオ・センター大阪校創立40周年記念20枚シナリオコンクールにおいて北村村四季さんが「背負いし者」で最優秀賞を受賞されました。

大阪校の記念式典での受賞ですが、感想をお聞かせ下さい。
「初めてコンクールに出させて頂きましたが、通っているシナリオ・センター大阪校主催というのは出しやすかったように思います。イベント当日もクラスにみんなにおめでとう!とか同じクラスの人が取ったって事が嬉しい!とか言ってもらえて素直に嬉しかったです」

受賞作が朗読劇として脚色されました。いかがでしたか?
「私の中では10分で完結していたので、それを30分にし山場となるシーンを書き加えるという事が大変で、かつ、とにかく時間がなくて、小島先生に随分ご相談に乗ってもらいました。ですが、朗読劇用のシナリオという初めての経験ができたのは良かったです。誰かに自分の作った作品を演じてもらう、という事ももちろん初めての経験でしたので、とても新鮮でしたし、プロデュースをしてくださった辻井先生や演じてくださった三林さん、素敵な音楽で彩ってくださったハヤオカさんには本当に感謝しています」

現在、北村さんは作家集団クラスに在籍されていますが、ゼミのどういった点が魅力ですか?
「まずは、締め切りがある事だと思います。締め切りがあって何かを出さなければいけない、という事は作品を絞り出す為にも大きいです。あとはやはり人の作品を聞ける事、聞いてもらえる事、あとは先生に指導して頂ける事や直接その場で質問したりで
きる所だと思います。それと、会いたい友達がいる事も通い続けられるポイントです。身近な人が頑張っている、それこそ賞を取ったりしているのを見ると、自分も頑張らないと、と思わされます」
今後の活躍が楽しみな北村さんです!頑張って下さい!(浜田)

目次に戻る

川島祐介さん、第28回フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作受賞!

川島祐介さん(68期)が「赤い糸が切れてくれない」で第28回フジテレビヤングシナリオ大賞の佳作を受賞されました。

受賞作の創作秘話などあれば教えて下さい。
「きっかけは授業の課題『赤い糸』を考えるところから始まりました。いろいろな展開を考えていたのですが、よくありがちな赤い糸を繋ぐ話ではなく、赤い糸を懸命に切ろうとする話にしようと思い立ちました。この構想を仕事帰りの車の中で閃いたのですが、思わずいけると叫んでしまいました(笑)その頃、書く作品が面白いと感じられない病に陥っていまして、苦しんでいたのですが、登場人物をつくりあげ、タイトルが決まり、面白いものを書けていると思いながらスルスルと楽しく書いていくことができました」

川島さんは作家集団クラスに在籍されていますが、ゼミのどういった点が魅力ですか?
「やはりいろんな意見が聞けるところ。思いもしない意見が聞けると、とても得した気分になります」

今後どのような作品を描かれたいですか?
「伏線を張ったらきちんと回収する見ていて気持ちのいい作品を書きたいです。シナリオを書き始めてから一貫して目指しているのは1つの作品の中で笑いもあって泣きもある作品をつくること。それをうまく組み立てて面白く仕上げることが究極の目標です。辻井先生の教え、愛と葛藤をきちんと描くことも目指してます」

大阪校の皆さんにエールを。
「自分は他の方と比べて飛び抜けて上手いと思ったことはないし、まだまだ未熟だと思っています。皆さんも作品を書いてどんどんコンクールに出してみてください。大事なのは諦めない勇気と熱意だと思います。出さないと始まらない。そして共に競い励ましあえる好敵手として頑張っていきましょう!」
今後の活躍が楽しみな川島さんです!(浜田)

目次に戻る

疲労困憊さんの小説が書籍化!

ウェブサイト「小説家になろう!」の人気作品、疲労困憊さん(76期)作の「勇者のふりも楽じゃない-理由? 俺が神だから」が書籍化されました。

ウェブサイトにアップされている今回の作品は、四百字詰めの原稿用紙で三千枚とお聞きしましたが、長篇を書くコツは?
「自分の場合、舞台設定やキャラの背景動機などをしっかりと作ってから書き始めます。それとプロットを作って、この話を通して主人公が何をする話なのか、主人公自身がどうアクションを起こしていくのかを明確にすること、をやっています。あと三百枚(単行本一冊分)を一区切りに起承転結の話を作ると書きやすくなるかと思います」

現在、作家集団クラスに在籍されていますが、ゼミのどんなところが魅力ですか?
「異世界だろうと現代だろうと近未来だろうと、魅力的な人物と視聴者を飽きさせないストーリーは共通しています。なので、書いた作品に対して大勢のクラスメイトから感想を貰えるのがとても参考になります。あと基礎科や研修科と違い、ゼミではみなさんが賞へ応募する作品を出してくるので、とてもレベルが高くて参考になります。小島先生の鋭い指摘も励みになります」

小説を書く上で、シナリオのどのような点が役立っていますか?
「小説的な文章作法以外はすべて役に立つ気がします。特にシナリオ作りにおける魅力的な人物作り、飽きさせない構成、楽しませるストーリー作りが、小説でもとても参考になっています。あと研修科での『魅力的な男・女』と『一瞬シリーズ』はとても力になりました」

今後の抱負をお聞かせください。
「すでにネットでは10巻分を公開してあるので、続きを出せるようがんばります」

疲労困憊さんの作品はこちらのウェブサイトからご覧いただけます。(浜田)

目次に戻る

山岡聡さん、新作映画が上映開始!

山岡聡さん(56期)脚本・監督作品「はらいそクラブ」が新春より劇場公開されます。
作品の内容や、制作秘話などあればお聞かせください。
「当初プロデューサーの企画案はもう少し重たいテーマでリアルな青春映画だったんですが、撮影に際して企画変更をせねばならなくなり、一年書き直し続けた決定稿がまるまる根底から変えざるを得なくなりました。辛かったです。とはいえ結果として、これで自分が作りたいものにさらに近づけた思いもあったので、二年越しの決定稿には自信がありました。自分では青春SFラブ(コメディも)な映画になりました。全客層向けになったんでよかったと思います」

映画作りにおいてシナリオはどれほど重要ですか?
「はっきり言ってシナリオが全てと言っても過言ではありません。『イチスジニヌケサンドウサ』を常に心掛けて撮っています。シナリオは航海における海図です。これがおかしいと、撮影という航海は成り立ちません」

シナリオ・センター大阪校に通われる前と後ではどのような変化がありましたか?
「通ってよかったしかありません。様々な視点の模索、同世代以外の意見、さらにはプロの先生の卓越したご指摘!はっきり言って授業料以上のものを学ばせていただきました。これは撮影現場も社会一般もそうだと思いますが、伸びようとしないものは伸びません」

創作をする上で、普段どんな工夫をされていますか?
「シナリオ以外での時間も大事にすることです。書くために机に向かうことだけでなく、家族との時間、日々何を机から離れて感じるかがシナリオの種だと思ってます」

今後の抱負をお聞かせ下さい。
「新春公開の『はらいそクラブ』は、単館系映画館を回りたいと思ってますので是非劇場でお待ちしております!」
今後の活躍が楽しみな山岡さんです!(浜田)

目次に戻る

松澤綾子さん、イヤホンガイド解説員オーディション優秀賞受賞!

松澤綾子さん(74期)が、イヤホンガイド解説員オーディション文楽部門で優秀賞を受賞されました。
どのようなオーディションですか?
「『あなたにとって、文楽の魅力とは?』という文章が一次試験。二次試験は、「冥途の飛脚・封印切りの段」の台本に、こ
こ!というタイミングで解説を入れていきます。この物語の舞台は大阪新町の遊廓ですが、私の今の住まいは大阪の西区新町。もう運命だと思い込みました。三次試験は、その解説文を実際に読むという試験です。私は、十五年位、地方のFM局で月に一度の小さな
番組(自分で書いたラブストーリーを朗読する番組)を任せて頂いているので、三次試験まで進むことが出来れば、何とかなるかも?というちょっとした、いやらしい期待を持っていました。だから、本当にラッキーだったと思います」

松澤さんにとって文楽の魅力とは?
「何となく劇場に足を運んだのですが、一目惚れしました。こんなにも美しい舞台があるのだなぁと感心しました。とにかく、人形が愛らしい。けれど、人形だからこそ、醜い心も切ない思いも演じられるのだと、そのうち気が付きました。人間では絶対に出来ないポーズも人形では表現出来たりしますから。好き過ぎて…、話せば長くなりますのでこの辺で止めておきます」

シナリオ・センターに通い始めたきっかけを教えてください。
「奈良に住んでいた頃から、シナリオ・センターのことが気になっていて、遠くて通えないことを承知でワークショップに参加
しました。とにかく、小島先生が素敵だと思った。これまた、一目惚れです。(最近、小説クラスに通い始めて、ちらっと告白?できました。笑)その後、大阪に戻って来て、やっと通うことが出来ました」
今後の活躍が楽しみな松澤さんです!(浜田)

目次に戻る

松宮信男さん、立川文学賞で大賞受賞!

松宮信男さん(74期)が、「美しすぎる人」で第6回立川文学賞の大賞を受賞されました!
受賞作の創作秘話などあればお聞かせ下さい。
「受賞作『美し過ぎる人』は、私が映画俳優をしていた時の経験を元に描いた小説です。テレビ時代劇が撮影されなくなり、活躍の場を失った超絶イケメン俳優が演劇の世界に転身しようとする話です」

小説を書こうと思われたきっかけは?
「シナリオ・センター大阪校の短篇ノベル基礎実習クラスを受講したことがきっかけです。受講者は皆、シナリオから小説への転換を苦労していましたね。基礎実習クラスを受講後、小説研修クラスに進級してから初めて提出した作品が今回の応募作です」

松宮さんは、現在シナリオの長篇研究科に在籍されていますが、シナリオの技術が、小説のどんなところで役立っていますか?
「小説は、視点の問題やディティールの描写が難しいですが、それをクリアーすれば文学賞ではとても有利です。なぜなら、登場人物のキャラクター作りやストーリーにおける構成の点で、シナリオ・センターの受講者は、他の小説専業の応募者より遥かに高いテクニックを身に付けているからです。シナリオ・センターでは、基礎科から段階的にコンテンツを作るテクニックを身に付けて行きますが、小説の世界には、そのような学習機会そのものがありません。そのため独学で習得するしかなく、とても長い期間と無駄な努力を必要とするようです。私が今回受賞した立川文学賞は、中間・エンタメ小説が対象で、受賞作品の傾向にも幅があるので、シナリオ・センターで学
ばれている方が応募するには、最適な文学賞だと思います」

今後の抱負をお聞かせ下さい。
「映画やテレビの原作となるような小説を書くことです」
これからの活躍が楽しみですね!(浜田)

目次に戻る

福島伸幸さん、テレビ朝日新人シナリオ大賞で優秀賞受賞!

福島伸幸さん(65期)が、「LastMessage」で第16回テレビ朝日新人シナリオ大賞・配信部門の優秀賞を受賞されました!
受賞作の創作秘話などをお聞かせ下さい。
「罪とは何なのか?罰とは何なのか?赦しとは何なのか?ということをよく考えるのですが、着想のきっかけは、そんな中で湧いた一つの疑問からでした。その疑問は、死刑になりたいと願って殺人の罪を犯した人間を死刑にすることは、罰ではなく赦しではないのか?というものです。そして、作家集団の初めての課題である『トキメキ』で、今回受賞した作品の元となる時代劇を描き上げました」

応募方法が今回から新しくなりましたが、こだわったことなどはありますか?
「ひとつの物語を1話各10分の計5話に分割して応募したのですが、こだわったのは続きが気になるような終わり方にした点です。注意した点は1話が10分なのでト書きをできるだけ簡潔にすることでした。ですが、これは研修科の時に20枚シナリオをやっていたので、比較的すんなりと描けました」

現在作家集団クラスに在籍されていますが、ゼミのどういった点が魅力ですか?
「やはり自分の作品を聞いてもらえるところです。そして自分では気づかない点を指摘してもらえるのが良いところです。あと、ゼミが終わった後の飲み会で意見交換をし、その時にアイデアが浮かんだりします」

普段シナリオを書くためにどんな工夫をされていますか?
「いつどこからアイデアが生まれるか分からないので、寝る時には枕元にノートを置き、移動の時にはメモ帳を持ち歩いています」

最後に今後の抱負をお聞かせ下さい。
「観て下さる、または読んで下さる人に面白いと言って貰える作品を描きたいです」

今後の活躍が楽しみな福島さんです!(浜田)

目次に戻る

永井和男さん、数々の映画賞を受賞!

今月は初監督作品「くさいけど『愛してる』」で関前諸島岡村島映画祭最優秀作品賞&最優秀脚本賞、京都国際映画祭クリエイターズ・ファクトリー劇映画部門優秀賞、水戸短篇映画祭入選等、短篇の映画賞を総なめにされている永井和男さんにお話を伺いました。

大阪校の「楽しくシナリオ道場」で「光っているシナリオ大賞」を受賞された作品を映像化されるまでの流れをお聞かせ下さい。
「初めて自主映画を監督する上で一番大切なのは役者さんだと思いました。演技経験のない友達が大きいスクリーンで棒読みするのだけは見たくなかったからです。小劇場の舞台や自主映画の上映会、映画監督が開催している俳優ワークショップなどに通って役者さんを必死で探しました。100人以上の役者さんを見ていると上手い下手以外にも、自分の好きな芝居のテイストやキャラクターを持っている役者さんたちに出会うことができました。役者さんには直接脚本を持ってお願いしに行きました」

カリフォルニアの映画祭でも入選されました。
「完成してからまだ英語字幕もついていない段階で、たまたま知り合った日本語のわからないアメリカ人に見せてみると『Oh,my god!』と言って笑っていました。彼は左腕に映画のフィルムのタトゥーが入っているぐらい映画好きなので、彼にウケた段階で海外でもウケる確信みたいなものができました」

創作をする上で、普段どんな工夫をされていますか?
「身近な出来事は大切にするようにしています。最近では、知り合いが『カニクリームコロッケ』のことを間違えて『カビクリームコロッケ』と言いました。そういった日常の出来事は常にメモしていて、いつか『カビクリームコロッケ』を出す定食屋の物語を書きたいと思っています」

今後の活躍が楽しみな永井さんです!頑張って下さい!(浜田)

目次に戻る

永江二朗さん活躍中!

今月は映画「いしゃ先生」、ドラマ「山本周五郎人情時代劇」などの監督としてご活躍中の永江さんにお話を伺いました。

シナリオ・センターで一番勉強になったことは何ですか?
「自分よがりの作品では絶対にいけないということです。これは今でも私の一番の基礎となっています。自分よがりの作品というのは本当の天才でもないかぎり誰も見向きもしてくれません。誰も見向きもしてくれないということは、プロにはなれないということです。1割の人にしか分からない作品より7割の人に分かってもらえる作品を作るという感覚は、今でも一番大事にしている精神となっています。そして、その中に自分の色をいかにして出せるかが一番大切なんだと思います」

映画監督までの道のりを、よければお聞かせください。
「監督になれたのは上野境介プロデューサーとの出会いです。出会いというか再会です。実は上野プロデューサーはシナリオ・センター大阪校の基礎科の同期生で、お互い大学生という事もありよく話していました。その後、私が助監督として東京で頑張って働いていたある日、Vシネマの現場で再会したのです。基礎科から実に8年以上もの月日が経っていました。夢を諦めず、辞めずにお互いプロとして頑張って再会できた事が何より嬉しかったです。それ以降、タッグを組ませていただくようになり、監督として様々な作品に抜擢していただけるようになりました。映画『いしゃ先生』に関しても、大抜擢して下さったおかげで監督をすることができました。今にして思えば、あの時シナリオ・センターに通っていなければ、上野プロデューサーと出会う事もなく監督になれなかったと思います。監督になって一番想う事は、人との繋がりや縁が本当に大切なんだと思います」

今後の活躍が楽しみな永江さんです!(浜田)

目次に戻る

谷口雅美さん、第44回創作ラジオドラマ大賞佳作受賞!

谷口雅美さん(54期)が「父が還る日」で第44回創作ラジオドラマ大賞の佳作を受賞されました。

受賞作の創作秘話などあれば教えて下さい。
「作家集団クラスの課題『旅』で書いた作品がきっかけです。教室で発表した時は『遺骨を砕く』描写に拒否反応を示す方も多かったのですが、『還る』というタイトルを変えたくなかったので、そのままにしました。応募したきっかけは大阪校のクリスマスパーティです。様々なコンクールの受賞者の方々がスピーチされた時に『課題で書いた作品がもったいなくて・・・』という旨のことをおっしゃっていて、『ホントだ、もったいない!出さなきゃ!』という衝動に駆られました。真っ先に頭に浮かんだのが今回の作品で、遺骨を砕くシーンもラジオなら受け入れてもらえるかも、と考えました」

作家集団クラスのどういった点が魅力ですか?
「辻井先生が粘り強くご指導くださること、『コンクール出しましたか?』と匙を投げずに催促してくださることも魅力の一つです。発表が定期的に回ってくるので必然的に習作が増えていきますし、シノプシスとシナリオを交互に書くので、企画書のたたき台にもなります。〆切を守る練習にもなりますね」

ラジオドラマの良さとは?
「映像では不可能だったり、予算が膨大になったりする設定でも実現可能なところです。聴く人のイマジネーションを音とセリフだけで引き出すという点は難しいのですが、このシーンを描くならどういう音がいいだろう?と聴く側の立場でいろいろ考えている時間はとても楽しいです」

今後の抱負をお聞かせ下さい。
「今迄は来た球は何でも打ってみるという姿勢でしたが、今後はこちら側から球をガンガン打ち込む姿勢でも書いていきたいと思います」と、今後の活躍が楽しみな谷口さんです!(浜田)

目次に戻る

吉川信幸さん活躍中!

今月は「父と飲む」、「いつかのピクニック」などの監督作品で様々な映画賞を受賞されている吉川さんにお話を伺いました。

シナリオ・センターに通い始めたきっかけを教えて下さい。
「学生の頃から映画制作をしておりますが、専門的に映画の勉強をしたことがなく、一切独学で作ってました。それでもなんとかやっていけていたのですが、たまたま知り合ったシナリオ・センター大阪校受講生の江藤直樹さんと一緒に『いつかのピクニック』という映画を制作することになり、その過程で、彼のプロットの上手さやライティングの早さを見て驚きました。『やっぱりシナリオを専門で学んでいると全然違うな』と感じ、改めてシナリオの基礎を学んでしっかりとした長編映画を作ろうとシナリオ・センターに通うことを決めました」

シナリオを学ばれたことで、どんな影響がありましたか?
「画面やシナリオに直接描かれない『人物像』を、より明確に設定し意識するようになりました。これまでは役者にその部分をけっこう委ねていて、ある意味丸投げだったんですが、監督としてもっとはっきりと思い描いた方が良いことを学びましたね。丸投げ、ダメ、絶対!」

映像を作られる側からみたシナリオ執筆の楽しいところは何ですか?
「自分で監督をする場合、ついつい『どうやって撮影するのか?』『制作費が足りないのではないか?』など現実的な事を考えてしまい発想にブレーキが掛かってしまいますが、20枚シナリオや公募であれば、そんなことを考えずに『巨大化したゾンビがビルをなぎ倒す。群衆、逃げまどう』等と自由な発想で書けるのが楽しいですね」

今後描きたいテーマは?
「『人生って、ちょっと素敵』と観終わった時に感じられる映画を作りたいな、とずっと思っています」と、今後の活躍が楽しみな吉川さんです!(浜田)

目次に戻る

オルソン予史江さん、「第8回つたえたい、心の手紙」入選!

今月は「第8回つたえたい、心の手紙」の入選など、様々なジャンルでご活躍中のオルソン予史江さん(75期)にお話を伺いました。

今回の受賞作の創作秘話などあれば教えて下さい。
「母が他界して初めて迎える一年は季節ごとに思い馳せるものがありました。受賞した作品『両親のいない秋』は台風の中執筆してたもので、子どものころ台風が来た時の我が家の様子を思い出し、恐れや不安を感じずにいられたのは守られていたからだったのだと気づき、それを両親に宛てました」

アメリカで10年間生活されていたと伺いましたが、シナリオを学ぶ上でプラスになられたことや、苦労されたことをお聞かせ下さい。
「アメリカ在住中は映画館のはしごをし、多くの映画を見ました。世界中の映画を見る中で、映画はその国や文化、人間、事案が映し出されるものだと感じました。ボストンのある小さな映画館で、黒澤明監督の映画が一週間上映されました。『静』『無』『敬』『情』が伝わる日本の映画にあらためて感動。海外で暮らすからこそ日本の良さを再発見できました。苦労していることは、たまに頭の中で英語と日本語がぶつかります」

現在小説研修クラスに在籍されていますが、どういった点が勉強になりますか?
「先生はアイデアの発想から組み立て方など様々なメソッドを通し教えてくださいます。クラスの仲間はシナリオ課題に加え毎月新鮮な小説を書いてきます。それだけで感動し、刺激になります」

今後、伝えたいテーマや抱負をお聞かせ下さい。
「『家族』について描きたいです。人間の一番醜い部分と一番美しい部分が現れる関係が『家族』ではないかと。そして、人の心に温もりや喜びが響く、そんな作品をお届けしたいと思います」

今後の活躍が楽しみなオルソンさんです!(浜田)

目次に戻る

新井まさみさん、第36回BKラジオドラマ脚本賞最優秀賞受賞作「ふたりの娘」がオンエアー!

新井まさみさんが第43回創作ラジオドラマ大賞の佳作に続き受賞された、第36回BKラジオドラマ脚本賞最優秀賞受賞作「ふたりの娘」がオンエアーされました!

受賞作の創作秘話などあれば教えて下さい。
「応募条件が関西を舞台に、ということだったので、地元の京都を描くことにしました。ふたりの娘が訪れる場所は、全部足を運びました。担当のディレクターの方も収録前に訪れてらっしゃいましたので、ちゃんと取材してよかったです」

制作現場に立ち会われたご感想は?
「主演の吉岡里帆さんに『どういう女の子かもう少しヒントを下さい」と言われ、『ジャニーズメンバーより吉本芸人に詳しい女子』と答えたところ、『それ、わかりやすい』と言ってもらえました。他にも、シナリオに書き切れなかった裏設定をご説明させてもらいました。緊張しましたが、この本を一番わかっているのは私だ、と思いこんで臨みました」

新井さんにとってラジオドラマの良さとは?
「難しいです。映像だと簡単なことが、とっても工夫しないと伝わりません。そこが伝わってくる作品を聞くと、すごいなっ、と感動します」

これからラジオドラマに挑戦しようと思われている方にアドバイスをお願いします。
「説明っぽくならないセリフ、でしょうか。映らないのでどうしても状況を説明しなければならないのですが、出来るだけ自然な会話で進めたいと、常に思っています」

よければ大阪校の皆さんにエールを。
「BKラジオドラマ脚本賞は大阪校生に有利だと思います。是非、地元や住んでいる場所の自分しか知らない話を盛り込んでください」

今後の活躍が楽しみな新井さんです!(浜田)

目次に戻る

槌谷健さん、第27回フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作受賞!

槌谷健さん(55期)が「人体パズル」で第27回フジテレビヤングシナリオ大賞の佳作を受賞されました。

受賞作の創作秘話などあれば教えて下さい。
「ずっとヤンシナを第一目標にしていたので、さて今年はどんなものを出そうかとメモを見ていた時、『謎のQRコードが街の片隅に現れてそれを読み込むと変なことが起きる』というネタと『3Dプリンターを小道具に使ったホラー』というネタを組み合わせると面白いなと思ったのが最初の着想です。ただホラーであってもドラマを書かないといけないので、その点は少し苦労しました。登場人物の葛藤と心情変化をストーリーの中心に置き、それにホラーとしての面白さ(=怖さ)を加味していきました」

現在、槌谷さんは長篇研究科クラスに在籍されていますが、どういった点が勉強になりますか?
「直しです。長研の一番のメリットは『コンクールの締め切りより前に仮の締め切りを設けることができること』だと思います。よって直しができるので、それがとても勉強になります」

よければ大阪校の皆さんにエールを。
「柏田道夫先生著『シナリオの書き方』の最終章『あなたに才能はあるか?』を今まで何度も読みました。自分の書いているものが報われるときがくるのか、そういうことで悩んだ時期は多々ありました。でも今はもう自分なりの答えを出すことができました。『自分が書いたものを自分で面白いと思える人』には才能がある、それが私の答えです。だからもし、自分が面白いと思って書いたものが他人に否定されても悲観しないでください。それはその伝え方に問題があるだけです。そしてその伝え方は大阪校のどのクラスでも学べます。だから伝わる日が来るまで、シナリオを続けて欲しいと思います」今後の活躍が楽しみな槌谷さんです!(浜田)

目次に戻る

別府典子さん、第40回創作テレビドラマ大賞で奨励賞受賞!

別府典子さん(59期)が「幽かな友だち」で第40回創作テレビドラマ大賞の奨励賞を受賞されました。

受賞作の創作秘話などあれば教えて下さい。
「昨年の1月、親友の旦那さんが亡くなり、通夜の席で彼女が語ったエピソードがきっかけです。意識混濁の中、彼が苦し紛れに発した最期の言葉は何と『どつくぞ!』。それには納得の理由があり、彼女はサバサバと笑っていましたが、こっちは衝撃的で…。以後『どつくぞ!』が頭から離れず、もし旦那さんが生きていたら、謝りたいのでは? そんな勝手な思いに駆り立てられ、二人に捧げようと描いたファンタジーコメディーです。最初は課題『現代の問題』で定年退職後の熟年夫婦の話を書き、今回はそれがベースになりました。実は彼女もシナリオ・センターで共に学んだ事があり、今回の受賞を心から喜んでくれています」

シナリオを書き続ける秘訣などあれば教えて下さい。
「シナリオ・センターに通い始めて10年になりますが、週一回顔を合わせ、日々の鬱憤やストレス等をアフタースクールの雑談で笑い飛ばし…一にも二にも、シナリオ・センターのゼミの仲間の存在が大きいですね。そして、私にとってここは、日常と妄想世界の切り替えスイッチで、もし、ここに来なくなれば、確実に日常生活の中に溺れ、ただのぐうたらになると思います」

今後描きたい作品、伝えたいテーマはありますか?
「若者のドラマは若者に任せ、大人が楽しめるクスッ、ウルッ、そして、最後はジワ~の『ユーモアとペーソス』に溢れた大人が観るに値するドラマを描きたいです」と、今後の活躍が楽しみな別所さんです!頑張ってください!(浜田)

目次に戻る

鳥谷歩さん、ラジオドラマ等で活躍中!

今月はラジオドラマ等でご活躍中の鳥谷さん(70期)にお話を伺いました。

現在、通信科に通われていますが、通学との違いで、何か感じられることがあればお聞かせください。
「通学は仲間と直接コミュニケーションをとれたのがよかったと思います。刺激にもなりましたし、通信では情報の伝達量に限界があるので、口頭で柔軟にさまざまなことを教えていただけるのは、ありがたかったです」。

シナリオや小説の題材を探すときや構想を練るときの、工夫や秘訣はありますか?
「エンタメを書くときは、なるべく三幕構成を下地にしたいと思ってます。また、うまくいってるかどうかは別にして、活字で人間を描くということを目標にしています。登場人物たちにとって切実な問題と、当人たちが必死に闘っているさまを描いて、読者の方や視聴者の方にいとしみを覚えてもらえるような人間を描きたいです」。

鳥谷さんにとって文章を書くことにはどういった意味がありますか?
「なにか書いていないと生きていけない気がします。プロになれなくとも、ずっとなにか書き続けると思います。少しまえにちょっと大きな病気をしてしまい、長く入院していましたが、せっかく拾った命なんで、生きている間は、後悔のないように、書けるものは全部書きたいです」。

ボクシングをされていたとお聞きしましたが、書くことと何か繋がりはありましたか?
「自分に自信がつきました。人にはできないことが、自分にはできるという自信です。作家も同じだと思ってます。ある程度訓練をした人にしかシナリオは書けませんが、それが自分にはできるというのは、生きるということに対して、大いに有益だと思ってます。これからの創作に活かしていきたいと思ってます」と、今後の活躍が楽しみな鳥谷さんです!(浜田)

目次に戻る

三谷武史さん、シナリオS1グランプリ」で準グランプリ受賞!

三谷武史さん(78期)が「ロスト」で第28回シナリオS1グランプリで準グランプリを受賞されました。

受賞の連絡を受けた時の感想をお聞かせ下さい。
「なぜか割と冷静でしたね。一次落ちに慣れてしまっているので、うまくリアクションがとれない体質になっているのかもしれません」。

シナリオを書き始めたきっかけをお聞かせ下さい。
『サッカーボールを蹴るのが好きな少年がサッカー選手になりたいと思うように、小説を読むのが好きだった私は、小説家になりたい、と思ったってことですね。ですが、自分の文章力に絶望せざるを得なかった。で、自分の物語を世に送り出すためには、別の表現形式じゃないとってことで、シナリオに辿りついたわけです」。

書くのが辛くなった時、どのようにして乗り越えられてきましたか?
「そういうのはあまり感じたことはないですね。それより、自信満々に応募した作品が一次で落とされたときは、かなり凹みます。ダメ人間っていう烙印を押された気分です。で、どうやって切り換えるかですが、理想としては、天使のような人に優しくハグしてもらって『大丈夫。あなたは大丈夫』と囁いてもらう、っていうのが一番効くでしょう。それが無理なら、『書かなくなれば、自分が自分にダメ人間の烙印を押すことになっちゃう』ということに気づくことでしょうね」

今後の予定、抱負など、差支えのない範囲で、教えてください。
「TBS連ドラ、テレビ朝日、wowow、新人シナリオコンクール、S1の二時間部門等に応募する予定です。抱負は、当然、一等賞を獲ることです」
と、これからの活躍が楽しみな三谷さんです!頑張ってください!(浜田)

目次に戻る

大桑康博さん、第2回集英社ライトノベル新人賞で特別賞受賞!

大桑康博さん(71期)が「呪術法律家ミカヤ」で第2回集英社ライトノベル新人賞の特別賞を受賞されました。

受賞された感想をお聞かせ下さい。
「本当にうれしい気持ちで一杯です。ようやく夢の第一歩が踏み出せた、という思いです。ヴァイオリンを教える仕事をしているんですが、まだ生徒さんに言ってないので、いつ言おうか迷っています」。

受賞作「呪術法律家ミカヤ」のアイデアは何から着想を得られましたか?
「実はこれといってないのですが、元々ファンタジーが好きで、小説の『ロードス島戦記』や映画の『ロードオブザリング』などをよく見ていました。そこで、ファンタジーの世界で法廷物をやろうと思ったのがきっかけです。現代の映画でも冤罪を取り扱った作品はよく見かけられます。それをファンタジーの世界でやれば面白いだろうと思いました」。

シナリオの技術が、小説のどんなところで役立っていますか?
「今回の作品は主役と副主役を対立させながら、徐々に謎を解決していき、やがてお互いに認め合うという形です。主役と副主役の間で葛藤を生み出させるというシナリオ技術は生きていますね。魔法を使う弁護士のヒロインが、暗殺者の副主役を弁護して冤罪を晴らすという作品ですので、正反対の役柄の主役と副主役でストーリーを進めていくというシナリオ技術は役に立っています」と大桑さん。

今後の予定、抱負などを教えてください。
もちろん、『呪術法律家ミカヤ』を仕上げていきたい。色んなジャンルの小説に挑戦していきたいですし、シナリオも当然書いていきたいです。やはり努力は続けていきたいですね」と、これからの活躍が楽しみな大桑さんです!(浜田)

目次に戻る

新井まさみさん、創作ラジオドラマ大賞で佳作受賞!

新井まさみさん(40期)が「プア」で第43回創作ラジオドラマ大賞の佳作を受賞されました。

受賞の連絡を受けた時はどんなお気持ちでしたか?
「最終選考に残った時点で何も考えないようにしました。そして、誰にも言いませんでした。最終に残るのも今回で3度目、どうせ無理だろうと思っていましたが、東京03で始まる知らない電話番号からの着信表示を見た時、『来たかもっ!』と飛びついてしまいました」。

受賞作を書かれたきっかけを教えて下さい。
「実際にいた少年がきっかけです。中学3年生の冬まで動物園に連れて行ってもらったことのなかった彼は幼い頃から家庭に恵まれず、不登校がちで小学校の遠足にも行けず、15歳にして初めて見るゾウの大きさに驚いていました。今まで動物園に行ったことがないのは、その子が悪いせいじゃない。動物園だけじゃなく、人生に必要な教育や経験をする機会を奪われている子どもたちがどこかでひっそりと生きている…。そんな思いから貧困を生きる10代のドラマを書きました。ニュースやドキュメンタリーで『日本の子どもの6人にひとりは貧困』と聞きますが、本当に深刻な問題だと思います」。

作品を書くために普段どんな工夫をされていますか?
「平日の昼間はフルタイムで働いているので、シナリオの時間を確保するためとにかく早起きです。4時とか5時とかに起きます」。

今後の抱負をお聞かせください。
「これからもコンクールに応募したり、ライターズバンクのコンペに挑戦していきたいです。落ちるのは慣れっこなので、少々のことではへこたれません」と、これからの活躍が楽しみな新井さんです。頑張って下さい!(浜田)

目次に戻る

長﨑和子さん、第40回城戸賞で佳作受賞!

長﨑和子さん(53期)が「浪速オヤジキッド」で第40回城戸賞の佳作を受賞されました。

受賞の感想と城戸賞に応募しようと思ったきっかけを教えて下さい。
「嬉しさ半分、やっと何とか引っかかることができて(笑)。ホッとした気持ちが半分ですね。城戸賞はやっぱり歴史のある賞なので応募したいと思いました」と長﨑さん。

着想のきっかけを教えて下さい。
「受賞作は大阪の阿倍野を舞台にした小学五年の女の子が主役の物語ですが、阿倍野で路面電車を初めて見た時にインパクトがあっ
たので、ここを選びました」とのこと。

長く書き続けるコツ、モチベーション維持の秘訣などあれば教えて下さい。
「スランプになったら他の話を書いたり、書くことを辞めて本を読んだり映画やドラマを見たりしますね。しばらくするとまた書きたいって思うんですよ。なんか書いてないと落ち着かなくなるんですよね。中学とか高校の時に全然勉強しない日があるとなんか落ち着かないというか罪悪感のようなものを覚えたんですが、それとおんなじような気分になるんです(笑)」

今後、描きたいテーマはありますか?
「私が一番描きたいのは中国映画の「山の郵便配達」のような雰囲気の作品ですね。大きな出来事があるわけじゃないのに、観た後号泣でした。とにかく、『えーもうこのドラマ来週から観られないの?寂しいな~』って思ってもらえるような作品が描きたいです」

今後の抱負をお聞きしました。
「私は小説も描いてるんですが、今の仕事を大事にしながら、マイペースで書き続けていきたいと思ってます。今年は脚本1本と小説1本を書き上げる予定です」と長﨑さん。今後の活躍が楽しみです!(浜田)

目次に戻る

栄弥生さん、WOWOW大賞受賞作品が映像化!

大阪校出身の栄弥生さん(66期)脚本のWOWOW大賞受賞作「十月十日の進化論」が映像化されました。

映像化によりどんな刺激を受けられましたか?
「映像化に向けて繰り返されたホン打ちがとても良い経験になりました。最初はどんなダメだしがあるんだろうと不安だったのですが、監督もプロデューサーのお二人も、脚本家の伝えたいことが一番大事だとおっしゃって、作品の芯となるものを引き出して導いてくださるようなホン打ちとなったので、学ぶことも多く楽しかったです。おかげで一人で向き合っていた時より、より様々な角度から脚本を掘り下げることができたと思います。この経験で脚本を書く上での根本的な心構えが変わりました」と栄さん。

尾野真千子さんが主人公を務めてられていましたが、演じる方を想定してシナリオを書くということはありますか?
「あります!あて書きほど楽しい妄想はないと思っています。今回の作品は想定して書いてはいなかったのですが、映像化が決まり、主役は誰ということになった時に尾野さんの名前があがりまして、まだ決まっていない段階からもう尾野さん以外に考えられなくて、推敲中はずっと彼女をイメージして書いていました」

映像化された作品をご覧になっての感想をお教えください。
「単純に面白かったです!普通にイチ視聴者として楽しめました。演出ひとつで人物のキャラが際立ったり、奥行きが出たり、性格がにじみ出たりと、脚本と映像では命があるかないかくらい違うなと感じました」とのこと。

今後の抱負をお聞きしました。「二作品目の映像化に向けて、ひたすら書くのみです!」と栄さん。
今後の活躍が楽しみです!(浜田)

目次に戻る

馬場さくらさん、シナリオS1グランプリで奨励賞受賞!

大阪校作家集団在籍の、馬場さくらさん(60期)が、「真夜中の美容室」で第27回シナリオS1グランプリ奨励賞を受賞されました。

受賞作は、美容室を舞台にしたドラマですが、着想のきっかけを教えて下さい。
いつも行っている布施の行きつけの美容室があって。そこの雰囲気がイメージです」とのこと。

演劇を長くされていますが、映像シナリオが演劇に及ぼすプラスの影響あれば教えて下さい。
「キャラクター作りと、お客さんがどんなセリフで感動するかや、どんな構成にしていると途中でお客さんが飽きてくるかなどをリアルに分かっているということだと思います」と馬場さん。

普段書くためにどんな工夫をされていますか?
「人をものすごく観察しています。その人の行動がどんな動機でそうしているのか、心の奥まで想像します。例えば目の前にいるこの女弁護士は隙がないけれど、どんな変な趣味があったら面白いかなと妄想したりします」とのこと。

書くのが辛くなった時、どのようにして乗り越えられてきましたか?
「他の世界ものぞいてみて、リフレッシュしたら、また書けるようになりました」

書き続けるモチベーション維持の秘訣は?
「私は他のことがあまりできなくて、書くことしかなく、とにかく一生書き続けると決意しているからです!」と馬場さん!

今後の予定をお聞きしました。
「5月23日(土)に舞台があります。『グリーン・ライン』というタイトルで、少女兵をテーマにした演劇を前半に上演し、後半は戦場カメラマンをゲストに迎えトークライブをします」
と、演劇に映像シナリオに、これからの幅広い活躍が楽しみな馬場さんです。頑張ってください!(浜田)

目次に戻る

藤村美千穂さん、書き下ろし小説「マトリガール」出版!

大阪校出身の藤村美千穂さん(57期)の書き下ろし小説「マトリガール」がポプラ社より発売されました!
今回はそんな藤村さんにお話を伺いました。

女性麻薬捜査官(通称マトリ)のお仕事を詳細に描かれていますが、調べものや取材をする上で注意されていることはありますか?
「元麻薬取締官の方々にお話を伺いました。ドラマティックな事件が常に起こっている訳ではなく、地道な捜査という日常が積み重ねられていることを改めて知り、そこは作品にも反映させました。取材では仕事の話だけではなく、その方の暮らしぶりを伺うようにしています。例えば終業後は何をしているか、家族や友人とどんな会話をするか、などです。資料からは知り得ない情報で、その職業ならではのものの見方や考え方が潜んでいることが多いです」と藤村さん。

小説を書く上で、シナリオのどのような点が役立っていますか?
「小説はシナリオとは違って心情を細かく書きこむことも出来ますが、全部説明してしまうよりも読者さんが想像する余地を残した方がいいのではないか、あえて登場人物の行動や情景描写で心情を表現したい、と模索しながら書いています。あと、登場する部屋の広さや小道具の配置など、映像としてきちんと浮かぶように気をつけています」とのこと。

今後の抱負をお聞きしました。
「サスペンスだけではなく、幅広く、そして息長く書き続けたいです」と、これからも楽しみな藤村さんです!(浜田)

目次に戻る

岩﨑敬子さん、第35回BKラジオドラマ脚本賞佳作受賞!

大阪校作家集団クラスに在籍の岩﨑敬子さん(44期)が第35回BKラジオドラマ脚本賞で佳作を受賞されました!
今回はそんな岩﨑さんにお話を伺いました。

受賞作「お乳の神様」の着想の過程と、応募のきっかけをお聞きしました。
「研修科の課題『兄嫁』で描いた作品をリライトしました。92才で亡くなった母が最期まで、父の写真の右下に叔父の写真を掛けて祀っていました。戦死した婚約者や、いとこの面影も重ねていたのだと思います。以前、叔父の軍事葉書の束が仏壇の引き出しにありました。母の世代の女性にとって、死を強要された同世代の若者を悼む気持ちが最後まで強かったのだと思いました。内容はすべてフィクションですが、当時の平凡な女の気持ちを表したいと思いました」と岩﨑さん。

シナリオを書くきっかけをお聞きしたところ
「ペットの愛犬を失い、唯一の趣味がなくなりました。のんびり、ぐだぐだしていると、空気頭現象が進んできたので、全くの消去法でシナリオ・センター大阪校に入学しました。そこで、今までの読書体験を覆すような濱田先生の作品分析がとてもおもしろく、はまりました。」とのこと。

普段シナリオを書かれるためにどんな工夫をされているか、お聞きしました。
「ともかく、ゼミの課題をこなしています。提出しないと、皆さんのお時間を無駄にすることになり、お粗末で嫌気がさしても一応、おわりまで書くようにします。ご講評いただいたものを参考にまた書き直したりすることもあります」と岩﨑さん。

今後の抱負をお聞きました。
「豚もおだてりゃ木に登るはずです。怠け心を叱り飛ばします」と、これからの活躍が楽しみな岩﨑さんです。頑張って下さい!(浜田)

目次に戻る

桑原亮子さん、第35回BKラジオドラマ脚本賞最優秀賞受賞!

大阪校出身の桑原亮子さん(60期)が、第35回BKラジドラマ脚本賞の最優秀賞を「夏の午後、湾は光り、」で受賞されました。桑原さんは第41回創作ラジオドラマ大賞奨励賞に次ぐ受賞です。
今回はそんな桑原さんにお話を伺いました。

受賞の感想をお聞きしたところ
「受賞の連絡をいただいた時、喜びが大きすぎて、30分くらい感覚が麻痺しました。歩いても足元がふわふわするのです。自分の書いたものを認めて下さった方がいる、ということがとても嬉しかったです」と桑原さん。
受賞作を書かれたきっかけをお聞きしました。
「子どもの頃から丹後半島によく連れていってもらったのですが、あるとき、海へ向かう橋のそばに小さなリヤカーが置かれていました。きっと野菜か魚を運ぶリヤカーだったと思うのですが、もしあれが花を売る女子高生のリヤカーなら、背後にはどんな物語があるだろう?と考えたのがはじまりです」とのこと。

作品を書くために普段どんな工夫をされていますか?
「思いついたことは、こまめにメモをとるようにしています。私のメモ帳は俳句と短歌とシナリオの台詞とで混沌としています」

書くのが辛くなった時、どのようにして乗り越えてこられましたか?
「書くのが辛いときでも、一行書き進めれば、そこはさっきとは違う場所です。辛い、と思ってその場所にうずくまっていると風景は変わらないので、とにかく一行、一文字でも書いてみる、そうやって乗り越えました」

今後、描きたいテーマを伺いました。
「描きたいテーマがいくつかあります。その中にかなりの勉強が必要なテーマがあるので、今、受験生のように資料に埋もれています」と、今後の活躍が楽しみな桑原さんです。尚、今回の受賞作は「FMシアター」として全国放送の予定です。(浜田)

目次に戻る

作家集団クラスの塩屋薫さん、5分ドラマが映像化!

J:COMチャンネル「私立輝女学園」のシナリオコンペで115作品の中から採用された大阪校作家集団在籍の塩屋薫さん(71期)の作品「朝組4」が、5分間のドラマとしてOAされました。一流の女優を目指す小中一貫校「私立輝女学園」の生徒たちが、実践的な体験を通じ、女優の基礎を学ぶという番組で、その中のドラマ体験としての5分間のドラマ製作というのが今回の企画の内容です。
そんな塩谷さんにお話を伺いました。

撮影現場に立ち会われた塩屋さんに、その時の感想をお聞きしたところ、
「演出を見ていて、台詞のリズムや目線にちょっとした変化をつけるだけで、人物像が深まるのだと勉強になりました。人物をより立体化・実在化するために、スタッフさんが脚本には書いていない部分まで一緒に考えてくれたのも印象的で、自分の書いたものが、多くの方の力で映像化される瞬間に魅力と責任を感じました」とのこと。

そんな塩屋さんに作品を書き続けるためのモチベーション維持の秘訣をお聞きしました。
「多趣味&好きな事を追求するオタク気質なので、興味をもったら即行動に移すようにしています。小旅行にもよく出かけて、あれこれ想像をふくらませるのが好きです」と塩屋さん。

ずばり書くことの魅力をお聞きました。
「口に出してすぐ言うより、何度も考え直して書いたメッセージの方が相手に深く伝わるような気がします。台詞に共感してもらえた時は、何よりも嬉しいですね」

最後に今後チャレンジしたいことや抱負をお聞きました。
「まだ作家集団クラスの課題をこなすのに必死ですが、ラジオドラマや童話にも興味が出てきたので、勉強していけたらと思っています」と、これからの活躍が楽しみな塩屋さんです。(浜田)

目次に戻る

作家集団クラスの吉川幸子さんが落語を執筆!

大阪を愛し、大阪の庶民の生活を描き続けた人気作家「織田作之助」さんの小説を、大阪校作家集団の吉川幸子さん(62期)が第44回上方はなし彦八まつり」の「織田作之助銅像建立記念落語会」において、落語にアレンジされました。中でも「節約合戦」は、吉川さんが41年の同名作品を現代の大阪・ミナミを舞台にアレンジされたそうです。
今回はそんな吉川さんにお話を伺いました。

小説を落語に脚色する上で楽しかったこと、苦労したことをお聞きしたところ、
「とにかくオモロかったらそれでエエやんという大阪人的発想でいきました。苦労したことは、やはり織田作之助さんの小説のテイストを生かすこと、それと落語の落ち(下げ)をつけることだったと思います」と吉川さん。

落語脚本を書く上で、シナリオのどんな点が役に立っているかお聞きしました。
「シナリオを書くために、映画、小説や落語など色々なものを見たり、聞いたりすることだと思います」とのこと。

作品を書き続けるためのモチベーション維持の秘訣をお聞きしました。
「シナリオの勉強というより、ネタを探すため、世間は何を楽しんでるのかな?と、自分自身も色々楽しむようになりました。ネタづくりと称し?、娯楽芸能(映画、落語)を楽しむことだと思います。とにかく、楽しみながらやってくことではないでしょうか」とのこと。

今後の抱負をお聞きしました。
「アンチエイジングのためにも、頭をつかっていくことを続けねば、と思っています」と、吉川さん。

映像シナリオ、ラジオシナリオ、そして今回の落語など様々な分野で活躍中の吉川さんですが、今後のますますのご活躍が楽しみですね。頑張ってください!(浜田)

目次に戻る

石黒久人さんの「超救助犬リープ」が発売!

大阪校出身・石黒久人さん(46期)の「第25回日本動物児童文学賞」大賞受賞作品「超救助犬リープ」が学芸みらい社より発売。
今回は石黒さんにお話をお伺いしました。

小説を書く上で、シナリオのどんな点が役に立っていますか?
「最初の掴み、構成の仕方など、いろんなことが役に立っています。シナリオ・センターで学ぶ以前と決定的に違うのは、読む人を意識することでした。本作品も犬が人間に語りかけてくるような文体にしていますが、そうしたことは明確に意識しています。また、取材とリアリティについて学んだこと、『徹底的に取材して、わかった上で、嘘をつく』というのは、そのまま使わせていただきました。本作品執筆にあたっても、災害救助犬の訓練所に電話で取材申し込みをしていろいろお話を伺いました。出版後も取材先の方は喜んでくださったし、今でも仲良くお付き合いしています」と石黒さん。

作品を書き続けるためのモチベーション維持の秘訣をお聞きしたところ、
「シナリオや小説を書いている親しい知人がいることです。個人で習作を重ねても、シナリオライターをやっている人とか、小説を書いて出版している人が知人にいないと、しょせんは遠い世界の話という感覚しか持てません。しかし、『知人のあの人がどこかの賞を受賞したらしい』『シナリオが映画化されたらしい』と聞くと、俄然やる気になってきます。シナリオ・センターで知り合った人を、「ライバルとして自覚する」のは、モチベーション維持にとって有効だと思います」と石黒さん。

今後の抱負をお聞きしました。
「読んでくれた人に『面白かったよ』と言ってほしい。だから、これからもずっと、頑張っていこうと思います」

今後の活躍が楽しみな石黒さんです。(浜田)

目次に戻る

月瀬りこさん、小説「コロモガエ」発売!

大阪校出身の月瀬りこさんが書かれた小説「コロモガエ」がブリジットブックスより発売。
今回は月瀬さんにお話を伺いました。

小説を執筆する上で、シナリオの知識がどんなふうに役立っているかお聞きしたところ
「シナリオで学んだことは本当にたくさん役立っています。シナリオでも小説でも『人間を描く』ことは忘れたくありません。その他にも役立ったことはたくさんありますが、今回の作品でひとつあげるとすれば、『小道具』の使い方はシナリオと同じです。登場人物のキャラクターを際立たせたり、感情を表現するうえで、シナリオでも小道具は欠かせません。小説においても小道具を効果的に用い、出しっぱなしにしないということを心がけています」と月瀬さん。

シナリオや小説を書くためにどんな工夫をされていますか?とお聞きしたところ
「学んだことはすべて無駄にしないように走り書きしたメモも残すようにして……。企画書やシノプシス・プロットを書き続けることは良い訓練になっているのではないかと思います。好き嫌いせず様々な時代やジャンルの名作・名画・名曲といわれるものに触れると、そこから学ぶことがたくさんあります」とのこと。

シナリオや小説を書き続けるための秘訣をお聞きしたところ
「気合いと根性とわずかな下心(笑)でしょうか。ただ行き詰ったら、ブログを書いて肩の力を抜いたりしています。読んだ方の反応をすぐに受け取ることができるのはとても有難いことです」と月瀬さん。

今後の予定と抱負をお聞きしました。
「只今、小説を執筆中です。また、オムニバス映画三部作が秋頃からクランク・イン予定で、去年から撮影中のホラー映画が引き続き……」

これからも楽しみな月瀬さんです。(浜田)

目次に戻る

西史夏さん、「こおのとり短編戯曲賞」を受賞!

大阪校62期生の西史夏さんが書かれた「Bridge」が「こおのとり短編戯曲賞」を受賞。
今回は西史夏さんにお話をお伺いしました。

最終候補に残られた方が滞在取材をして書き上げ、完成した戯曲を街のどこかでリーディングをし、観客が投票する…という、少し変わった戯曲賞だと思うのですが、全体を通して楽しかった事や苦労した事などがございましたら教えて下さい。
「『北但大震災』をテーマにするという事は決めていました。滞在取材中は、災害について調べることが想像していた以上に重くて、午前中に資料を集中して読むと、午後にはグッタリしていました。それでも、訪ねていった城崎町の皆さんが快く取材に応じてくださり、交流の中で、創作のヒントを得ることが大いにありました。昨年、『第6回富士山・河口湖映画祭シナリオコンクール』でグランプリを頂戴し、富士河口湖町で映画を撮影しました。富士河口湖町が私の第二の故郷であるように、城崎町もまた故郷になりました。『Bridge』は、大正14年に起こった北但大震災で亡くなった旅館の若女将<サヨ>を主人公にした物語です。災害も戦争も、弱者から先に命を奪われてゆくのは同じ。拙作では、今も昔も変わらない女性の辛苦を書き込んだつもりです。いわば『災害とジェンダー』の物語です。街角リーディングでは、私が思っている以上に共感してくれる女性が多くて、泣きながら聞いてくれる方が沢山いらっしゃいました。仕事でも、日常でも、女性として悔しい思いをすることが沢山ありますが、多くの人が同じ思いを抱いている事を知りました。今後も、女性の気持ちを女性の言葉で書き続けてゆきたいと思います」

これからも楽しみな西さんです。頑張ってください!(浜田)

目次に戻る

大沢望子さん、シナリオS1グランプリ奨励賞受賞!

大阪校出身の大沢望子さん(62期)が書かれた「狐の嫁入り」が第26回シナリオS1グランプリにて奨励賞を受賞!
大沢さんにお話を伺いました。

受賞の連絡を受けた時の感想をお聞きしたところ
「『えっ?本当に?』っと驚きましたが、すごく嬉しかったです」と大沢さん。

受賞作の作成秘話がありましたら教えて下さい。
「大阪校の作家集団での『兄嫁』の課題で書いた作品が元になっています。最初『真夏の桜』というタイトルだったんですが、その後『真冬のサクラ』というドラマが放送されたので変えたんです。実はこの作品は別のコンクールに出した事があったんですがダメでした。でも、書き直して再チャレンジしてみたところ、奨励賞をいただきました」とのこと。

大沢さんがシナリオを書き始めたきっかけは何ですか?
「夫の転勤で水戸から大阪に引越ししてきて、大阪にはシナリオ・センターがあるのを知っていたので、行ってみようと思いました。昔からドラマを見るのは大好きでしたが、書き始めたのはシナリオ・センターに入ってからです」と。

普段、シナリオを書くために題材探しなど、どんな工夫をされていますか?
「なるべく何でも拾い上げらるるように心がけています。たとえば、電車やお店などでも周囲の会話を聞いている中でもヒントがあったりしますので、注意しています」と大沢さん。

書くのが辛くなったり、挫けそうになった事はありますか?そんな時はどのようにして乗り越えてきましたか?
「コンクールに落ちた時は毎回挫けます。でも、気分転換にドラマを見ているうちに、また書きたくなります」

今後の抱負を教えて下さい。
「プロのシナリオライターになりたいです!」

これからも楽しみな大沢さんです! (臼井)

目次に戻る

林日里さん、審査員奨励賞受賞!

通信作家集団の林日里さん(57期)が書かれた「不惑ノヒト」が伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2013、中編の部にて審査員奨励賞を受賞。
林さんにお話を伺いました。

受賞が決まった時の感想を教えて下さい。
「審査発表の時は、頭の中が真っ白だったので、実はあまり覚えていないんです。龍居由佳里先生から名前を呼ばれたときは、たぶん飛び上がって喜んだのではないかと思います」とのこと。「受賞式は、最終候補に残った人全員が招待され、当日発表があるまでは自分が受賞できるかどうか分かりません。受賞できなかったとしても、審査員の先生やスタッフの皆様に、最終まで残していただいたお礼を言わねばならないと思い、あまり気負わずに受賞式に参加しようと思いました」と。「審査発表の夜、審査員の先生方と懇親会があり、賞に選んでくださった龍居由佳里先生やほかの審査員の先生方からも、作品についてどこを直したらいいか具体的にご指導いただきました。先生方が作品を何度も読んで丁寧に審査してくださっているということが分かり、とても感激しました」と林さん。

コンクールに応募しようと思ったきっかけは何ですか?
「伊参スタジオ映画祭のコンクールでは、大賞に選ばれると自分で映画化するという条件があるので、私のように監督の勉強をしていない者がトライするのは、向こう見ずで図々しいことなのかもしれません。でも、どうしても自分の作品を映像化したい。なにか行動を起したいという一心で応募しました」と。

これからの抱負を教えて下さい。
「どんな形でもいいので、オンエアされる作品を目指して頑張っていきたいです」とのこと。これからも楽しみな林さんです! (臼井)

目次に戻る

有信由美子さん、橋田賞新人脚本賞にて佳作を受賞!

大阪校出身の有信由美子さん(69期)が書かれた「消えた卒業証書」が第22回橋田賞新人脚本賞にて佳作を受賞。
有信さんにお話をうかがいました。
「3月中旬携帯が鳴って『橋田文化財団です。このたびは…』と言われ『キター!』と思いました。先方が『受賞式に来られますか?』と聞かれたので『行きます行きます行きます!』と3回ぐらい答え、相手が笑われていたのが記憶に残っています。それからしばらくすると落ち着いてきて『5月の受賞式(芸能人がたくさん来る)に絶対行くためにとにかく交通事故にあわないようにしよう』と真剣に思いました」と有信さん。

応募しようと思ったきっかけは?
「大阪校研修科時代に濱田先生のゼミで書いた20枚シナリオ『古キズ』が元です。そのとき先生から『これで長編を書いて下さい』と言われ、さらに先生やゼミ仲間からいくつかの具体的な提案をいただき、ほぼそのとおりに膨らませて書きました。物語は戦時中子どもたちに『お国のために死ね』と教えた元小学校の美術教師が、自身の過去にオトシマエをつけるという内容です。書き直そうと思ったのは去年の夏、日本でも新たな戦前を思わせるようなニュースが相次ぎ、腹が立ってしょうがなかったからです。再び教師が子どもを戦地に送るようなことがあってはいけない!そういう思いを込めて書きました」と。

今後の抱負を教えて下さい
「今仕事が忙しくなってしまい、シナリオに向き合う時間もとれなくなってしまっているのですが、この受賞を契機に改めて書き続けたいと思いました。シナリオを書き始めるきっかけとなったジェームス三木先生の『翼をください』のような視聴者の心にいつまでも残るドラマを描けるようになることが目標です!」 (臼井)

目次に戻る

西史夏さん、「ブーケ~a boupuet~」が映像化!

作家集団の西史夏さん(62期)が書かれた第6回富士山・河口湖映画祭シナリオコンクール、グランプリ作品「ブーケ~a bouquet~」が映像化。
西さんにお話しをうかがいました。

映像化にあたり、大変だった事はありますか?
「撮影条件や予算の関係で、監督と改稿のやりとりがありました。ちょうどその時、初めての長篇戯曲の上演があり、こちらも稽古と改稿の真っ最中。切羽詰った状態の中、時間と闘いつつ改稿をしたことは良い経験でした。映像化するという事は、もはや一人だけの作業ではない事をひしと感じました」と。

ロケには参加されましたか?
「はい。ロケは4日間あり、私は後半の3日間参加しました。撮影当日は、甲府で本州の最高気温を記録するという灼熱の日でした。炎天下での運動会シーンや河原でのシーンなど、日陰の無い場所での撮影が続き、俳優、エキストラ、スタッフの皆さんは本当に大変だったと思います。また、富士山・河口湖映画祭は町民による手作りの映画祭。ボランティアの皆さんの手作りの食事や、撮影場所のハーブ館の皆さんのご協力など、現場や地域の皆さんの温かさに感激しました。今では、河口湖町を第二のふるさとのように感じています」と。

映像化された感想は?
「脚本の映像化にあたり、撮影条件や予算、現場判断で度々シナリオの改稿がありました。シナリオはディティールも大切ですが、作者はそうした改稿に負けない『太いドラマ』を描く必要があると感じました」と。

今後の抱負を教えて下さい。
「戯曲も書いているのですが、近い将来、自分で主宰して上演出来る場を持ちたいと考えています。また、歌舞伎や能の脚本も書いてみたいですね」と西さん。
これからも楽しみです!(臼井)

目次に戻る

出雲弘紀さん、ノースアジア大学文学賞にて受賞!

作家集団と小説研修クラス在籍の出雲弘紀さんが、第6回ノースアジア大学文学賞にて奨励賞を受賞!今月は活躍中の出雲さんにお話を伺いました。

受賞された感想をおききしたところ
「率直に言って嬉しかったです。創作は孤独な作業なので、その結果としての作品が認められたことが嬉しかったです」と出雲さん。

今回このコンクールに応募しようと思ったきっかけがありましたら教えて下さい。
「エッセイは実生活をもとにしながら具体的なテーマがあり、それが読者の共感を呼ぶ普遍性のあるものでないといけないと思います。自分にどこまでそんな作品が書けるかチャレンジしたいと思いました」とのこと。

エッセイでの受賞ですが、何か執筆秘話はありますか?
「作品のテーマは、自然の移り変わりの中で時間を五感で感じとるような、ゆったりとした気持ちが必要だというものでした。ケータイやスマホが使いこなせない世代の人間なので、若い人達の反応が気になっていました。大学の文学賞で認められたのですから、若い人にも受け入られたのではと安堵しました。」と出雲さん。

今後の抱負をお聞かせ下さい。
「シナリオ・センターの若い生徒さんから年賀状で、受賞のお祝いと合わせて、『今年は負けませんよ!』とのメッセージを頂きました。いつまでも若い人達からライバル視される存在でありたいと思います」とのこと。

いつまでもパワフルな出雲さん!これからも楽しみです。(臼井)

目次に戻る

田中智章さん、活躍中!

大阪校出身の田中智章さんが映画やアニメに活躍中!今月は田中さんに脚本を書かれた映画「シャニダールの花」についてお話をお聞きしました。

書く事になった経緯を教えて下さい。
「僕が茨城県の水戸短編映像祭で監督した自主映画『放課後ノート』がグランプリを頂き、その時の審査員が『シャニダールの花』の石井岳龍監督でした。その時に色々とお話をさせて頂き、名刺交換をし、別れ際に『映画界は厳しいけど、これから色々作品を作って企画書書いたり頑張って。田中君はきっと大丈夫だから』と仰って下さったんです。とても嬉しかったです。それから数年後、東京に引越しした時に石井監督に連絡したんです。また、何かございましたら宜しくお願いいます、と。自分が書いた脚本をお見せしたら『面白かった。いつか脚本をお願いするね』と言っていただきました。社交辞令かな…と思いきや、実際この作品のお話を頂きました」とのこと。

書かれた感想は?
「『人間が花にのっとられてしまう』という難しい題材でした。5年かけて、石井監督と改稿を重ねました。でも全然苦ではなかったです。まだ映画人としての駆け出しの僕の意見もちゃんと聞いて頂き…結構偉そうな事も言ってしまいました。でも全然頭ごなしに否定しない。強い信念を持ちながら、ものすごい包容力もある方だ思いました。この映画に携わる事が出来、監督と一緒に映画を作ることが出来て本当によかったです」

今後の抱負を教えて下さい。
「監督としてオリジナル長篇映画も作りたいですし、脚本家としても、映画、テレビ、アニメなど幅広く執筆したいです。子供~中高生たちが、ストレスの多い社会の中で、逃げ場所になれる作品を作りたいです」  (臼井)

尚、今回のインタビューの全文をこちらに掲載していますので、ぜひご覧ください。

谷口雅美さん、短編小説等で活躍中!

作家集団の谷口雅美さん(54期)が短編小説等で活躍中!今月は谷口さんにお話を伺いました。

今年の夏にMBSラジオ「ありがとう浜村淳です」の中で、小説「あなたが生まれた日ー家族の愛が温かな10の感動ストーリー」(リンダブックス)掲載の「母の言霊」がラジオドラマとして放送されましたが、感想を教えて下さい。
「5分のミニドラマを3日連続という形でしたので設定はナレーションで回想は使わず時系列にと、構成も大きく変わり、また浜村さんの感想や時事ネタも盛り込まれていましたが、作品の持ち味は変わらず感動しました。書いた時は自分が最良と思っていた構成も、まだまだ考える余地があるのだと勉強になりました」と谷口さん。

小説とシナリオ、どちらも書かれている谷口さんですがそれぞれの良いと思うところを教えて下さい。
「シナリオでは心情をストレートに書かずに行動やしぐさなどから読み取ってもらえるように工夫する楽しさがありますが、小説では心情そのものを、表情や五感を使った描写を駆使する楽しみがあると思います」

ズバリ書くことの魅力は?
「書いている時は苦しいしうまくいかない時は落ち込みますが、小説もシナリオも、ネタのピースがうまくハマった時のスッキリ感と、一本書き上げた時の爽快感が魅力です」とのこと。

今後の抱負を教えて下さい。
「できるだけ長く、書き続けていきたいです!」と谷口さん。
これからも楽しみな谷口さんです。頑張って下さい!(臼井)

目次に戻る

松元秀智さん、GADGET主催 超短編小説レーベル「ナノベル」で執筆!

作家集団の松元秀智さん(53期)が、GADGET主催 超短編小説レーベル「ナノベル」で執筆作家として活躍されています。
今月は松元さんにお話をお聞きしました。

このナノベルは、文字数2000字以内という制限がありますが、書かれてみた感想はいかがでしたか?
「小説、特にナノベルはシナリオよりは表現が自由なので、編集部に面白いと判断して頂ければ、通ることがあります。通ると嬉しいです。2000字というしばりは、けっこうキツイです。でもその分要点が絞られ、磨き上げられた内容になっていると思います」と松元さん。「作家集団でシナリオと40枚のシノプシスを書きますが、シノプシスを書く作業が、小説を書く時に役に立っていると思います」とのこと。

シナリオや文章を書き始めたきっかけは
?「現実逃避の落書きです」シナリオや小説の題材を探す時や、構想を練る時の工夫や秘訣はありますか?
「常に頭のどこかで考え続けてアンテナを張り、書き続ける事だと思います。それがいつも出来ればいいのですが…」と。

小説やシナリオを書く事はとても大変な事だと思いますが、挫けそうになった時どのように乗り越えられましたか?
「挫けてばっかりなんですが、それでも書くしかない!と思って書いています。自分の人生は書く事でしか開かれないんだと呪文のように言い聞かせています」と。

今後どのような作品を描かれたいですか?
「毎回違った面白いものが書きたいです。大げさな事を望むなら、読んだ人の人生にプラスに働くものが書ければいいな、と思っています。それが2000字で出来たら凄いことだと思います!」と松元さん。
頑張って下さい! (臼井)

目次に戻る

江藤直樹さん、EXILE PRESENTS 脚本家募集で最優秀賞受賞!

長篇研究科の江藤直樹さん(64期)が、EXILE Presents CREATOR BATTLE AUDITION 第1弾 脚本家募集で最優秀賞を受賞されました。
受賞の感想をお聞きしたところ
「今でもまだ信じられない気持ちです。小島先生やクラスのみんなからお祝いの言葉やお祝いの会を開いていただき、少しずつ実感が湧いているところです」と。

応募しようと思ったきっかけは?
「自分の書いた脚本を映画化することを常に目標にしていたため、今回の賞に応募しました。今回の話は、地方で働く若者を主人公にしています。あまり知らない世界を舞台にしているので、普段の暮らしや町の雰囲気などディテールを調べるのに非常に苦労しました」とのこと。

江藤さんが書いた作品が映画化される予定ですが、今の気持ちは?
「自分の書いた脚本が堤幸彦監督によって映画化されるということに、何よりも感激しております。それと同時にプロの現場に自分の脚本を提出するということについて、責任の重さを感じていると共に、何としてでも頑張らなくてはと思っています」と。

シナリオを書く事は江藤さんにとってどのような事ですか?
「自分にとって作品を作るということは『エンターテイメントの作品を通じて、世の中を少しでもよくしていきたい』という想いがあります。自分の作品で泣いたり笑ったり、さあ明日から頑張ろう!と元気になってもらいたいです。そして何か人生や自分について考えて、一歩踏み出せるきっかけにしてもらいたいです。どんなに小さくてもいいので、誰かの人生のほんの一部に影響を与えられるような作品を作っていきたいです」と江藤さん。

これからも楽しみな江藤さんです。頑張って下さい!(臼井)

目次に戻る

月瀬りこさん、今秋完成のホラー映画「おおわいこ」を執筆!

作家集団の月瀬りこさん(61期)が今秋完成のホラー映画「おおわいこ」を書かれました。

書かれた経緯をお聞きしたところ「仲谷監督から、映画のシナリオをお願いしたいというお話を頂きました。実は面識はなく、わりと突然のことでした。仲谷監督曰く『こういうのは、フィーリング』と仰ってました」と。「ジャンルは特に問わないということでしたが特殊メイクで有名な先生だということを知り、それを生かせる作品を書いていこうと決めました3本ほど企画書を書き、その中で『おおわいこ』が決定しました。」と月瀬さん。

書かれた感想を教えて下さい。「実はホラーは初めて書きました。シナリオ・センターの課題でも書いた事はなく…なのにホラーの企画書を書いてしまいました。書いたからには、とにかく必死。ここで逃してなるものか!ってことしか記憶にありません。」とのこと。

本読みや撮影にも行かれたとの事ですが、現場に行かれた感想は?「手元を離れた脚本は本当に監督、プロデューサー、キャストのみなさん、スタッフのみなさんのものだと、強く感じました。どんな料理に仕上げて頂けるんだろうかと、ワクワク感がいっぱいでした。撮影でも徹夜でみなさんとご一緒させて頂いた事がありましたが、チームワークの良さに感動!みんなで血糊だらけになりました。(笑)その中に脚本担当としれ入れて頂いたことは感謝の気持ちでいっぱいです!」と。

シナリオを書くのは大変だと思いますが、今まで続けてこられた理由はなんだと思いますか?「粘りすぎて引くに引けなくなったからというのもありますが、書く事は私にとって生きることだと感じているからです」と月瀬さん。
これからも楽しみな月瀬さんです!(臼井)

目次に戻る

水川奈津さん、ドラマCD「ソラの唄い手~ある夏の音譜」発売中!

通信作家集団の水川奈津さん(49期)が書かれたドラマCD「ソラの唄い手~ある夏の音譜」がリップルエンターテイメントから発売中!

書かれた感想、何か意識して書かれたことをお聞きしたところ「ドラマCDと言うことなので、聴いていただく方に届けられる情報が『音』だけだな、と思って五感で感じられるように意識はして書きました。小道具にカレーを出してみたり、登場人物のルックスをモノローグで説明させたりしました。あとは、第一稿を執筆したのが震災の年で…震災で傷つかれた方や苦しい状況下にいる青少年の方々がこれを聴いてくださり、少しでも心がいい方に向いてくださればいいな…という想いが書く源動力になり、書き上げられたと思っています」と。

ドラマCDを聴いてみた感想は?「一番は声優の方々が感情移入して演じてくださり、感謝の気持ちで一杯になったことです。出来上がった作品に反省点も多々ありました」と水川さん。

シナリオを書き始めたきっかけを聞いたところ「それまで小説とかエッセイとか、仕事でキャッチコピーとかは書いていましたが、本格的にシナリオを書くきっかけになったのはシナリオ・センターのチラシを見てからだったと思います」とのこと。

今まで書き続けてこれた理由は何だと思いますか?「これを誰かに伝えたいな、という『想い』だと思います」

今後の抱負を教えて下さい。「このドラマCDを劇場アニメーションとして映像化したいです。難しければ次回作で実現したいです!」と。
これからもますます楽しみな水川さんです。がんばって下さい!(臼井)

目次に戻る

馬場さくらさん企画オムニバス公演vol.1「白と手錠」上演!

作家集団の馬場さくらさん(60期)が企画された舞台SAKURA PRESENTSオムニバス公演Vol.1「白と手錠」にて作家集団の野村久美子さん(64期)と桜庭奈々子さん(71期)そして企画・演出もされている馬場さんがオムニバス作品として書かれました。

「今不景気で色んな問題が社会にあるなかで、そんな時にこそエンターテイメントな舞台をみて少しでも笑ってもらえたり、ナマ(LIVE)ならではのパワーをお届けできればと思い企画しました」と馬場さん。「上演してみて、観てくださった方々の心に届いたという手ごたえがありました。もともとは、作・演出をすべて自分でやるタイプなのですが、今回は他の人が書いた本を演出する事で自分のスキルアップになりました」との事。

野村さんは「馬場さんに、三人の女流作家によるオムニバスのお芝居を一緒にしようと声をかけていただきました。自分の脚本が上演され感無量!自分の作品でありながら、クライマックスでは三公演とも思わず涙してしまいました」と。「実は、今回の脚本は研修科の時に先生に唯一褒めてもらった作品を、舞台用に書きかえたんです。とても思い入れがある作品なので映像化もしてみたいです!」との事。

桜庭さんは「今回の公演は元々交流があった馬場さんにお話を頂きました。舞台脚本を書くのが初めてだったので不安も大きかったのですが、様々な分野に挑戦してみたいという思いがあり書かせて頂きました」と。「役者さんに演じてもらい、それをお客様に観て頂くという事が初めてだったので、自分の作品が形になりとても嬉しかったです。お客さんの反応を直に見る事ができ、とても勉強になりました」との事。
これからも楽しみな三人です!(臼井)

目次に戻る

桑原さん、第41回創作ラジオドラマ大賞にて奨励賞受賞!

大阪校出身の桑原亮子さん(60期)が書かれた「星と絵葉書」が第41回創作ラジオドラマ大賞にて奨励賞を受賞されました。受賞の感想をお聞きしたところ「まさか、と思いました。これまでほとんどシナリオの賞に応募した事がなく、当面の目標が『一次選考通過』でしので、ご連絡をいただいた時は本当にビックリしました!」と桑原さん。受賞式に出席された感想をお聞きしました。「とても楽しかったです。その上、NHKのディレクターさん、脚本家の方々とたくさんお話しできてとても勉強になりました。ホテルに帰ってから、いただいたご意見や裏話など、一言も忘れないように全部ノートに書き留めていたら午前2時頃までかかりました」とのこと。

応募しようと思ったきっかけ、着想のきっかけを教えて下さい。「突然『応募してみよう』と思い立ちました。題材は何がいいかと考えるうち、大学生の頃から身近なものである『詩・短歌』が浮かびました。音だけに集中できるラジオドラマと『詩・短歌』は相性がいいのではと思ったのです。主人公を詩人と決めて、どんな詩を書く人物かを考えたあと、鳥が魚を丸呑みするみたいに、物語の最初一文から最後の一文まで一気に書きました」と。シナリオを書き始めたきっかけをお伺いしたところ「昔から映画やドラマが好きで多く見ているうちに、自分でも書きたくなり二十代半ばから書き始めました。今はシナリオを書くのがとても楽しいです」

今後の抱負を教えて下さい。「ラジオドラマ、映画、テレビドラマ、それぞれについて『これを書きたい』と思っている題材がありますので、いつか一つずつ形にしていければと思っています」と。これからも楽しみな桑原さんです!(臼井)

目次に戻る

富士山・河口湖映画祭シナリオコンクールグランプリ受賞おめでとう、西史夏さん!

作家集団の西史夏さん(62期)が書かれた「未来のウエディングブーケ」が第6回富士山・河口湖映画祭シナリオコンクールにてグランプリを受賞されました。受賞された感想をお聞きしたところ「携帯の留守電に『直接お伝えしたいことがあります』と実行委員の方のメッセージが入っていて、『キター!』と正直思いました。しかし実際に嬉しさをかみしめる事が出来たのは数週間後でした」と西さん。応募しようと思ったきっかけは?「作家集団クラスで河口湖の話題が出た事。映像化されるし、私も出してみようかなと思いました」との事。今までシナリオを書き続けてこれた理由は何だと思いますか?「『執着心』ですね。たぶん、人と比べて相当しつこい性格だと思います。あと、趣味でマラソンを始めたことも大きいと思います」と。

普段書くためにどんな工夫をされていますか?「時間と場所を確保する。執筆を決めたら手帳に『執筆』と書きこんで、仕事や雑事に時間を奪われないようにします」と。書くのが辛くなった時、どのように乗り越えられてきましたか?「書くのが辛いと思ったことは今のところありません。むしろ、書くことにすがって生きているようなものです。けれど筆が止まってしまったときは、チョコレートを食べるようにしています。あとは寝ること。切り替えが大事なのかな、と思います」と西さん。

今後の抱負を教えて下さい「シナリオと並行して戯曲も書いています。今は上演の事しか考えられません!」これからも楽しみな西さんです。頑張って下さい!

☆西さんの戯曲が上演されます! 処女長編戯曲「林檎幻燈」6月27日~30日、大阪のアトリエS-paceにて ぜひご来場下さい!(臼井)

目次に戻る

みんとさん「切恋」「切恋2」を執筆!

作家集団の「みんと」さんことY.Hさんが、現在発売中のアダルトDVD「切恋」「切恋2」を書かれました。「『年下の男性と私(30代半)男性が既婚の女性に恋をしてしまう、切なさをあらわす作品』という指定があったので、それに沿うような形で執筆しました。女性用アダルトDVDでしたので、あくまでも『美しく』を心がけました」とみんとさん。

書かれた感想をお聞きしたところ「『切恋』は30分ものの作品で作家集団で書いている量と同じで今まで勉強してきたままの感じで書き、ストーリーは誰もが分かりやすいように単純なものにしました。アダルトDVDは色々な縛りがある中それをどうクリアするのかが、大変と言えば大変かもしれません。でも、そんな事はまったく苦になりませんでした。執筆はとても楽しかったです」との事。

「しばらくして先方から続編のお話をいただきました。前回は30分のシナリオだったのですが、続編は90分だったので正直どう書けばいいのか戸惑いました。でも、よく考えれば30分を3本書くような気持ちで書けばいいんだ、と気付いて、そのように書きました。本当に楽しいお仕事で、とても勉強になりました」と。普段シナリオを書くためにどんな工夫をされていますか?「シナリオ・センターで勉強したことを何度も見返して、教えられた通りに書くようにしています。結局は基本が大切だと思うのです。『ゼミの三本柱』は、パソコンの横に貼ってあります。いつでも見ることができて、それがちゃんと自分の作品の中にあるのかチェックしています」との事。

ズバリ、書く事の魅力は?「妄想が現実になる!」パワフルなみんとさん、これからも楽しみです!(臼井)

目次に戻る

木村さん大阪校、5枚シナリオコンクール最優秀賞受賞!

作家集団の木村敏男さん(47期)が書かれた、「パートナー・テスト」が2012年大阪校クリスマスわいわいパーティ5枚シナリオコンクールにて最優秀賞を受賞されました。以下の質問にお答えいただきました。今回の課題は「いいね!」ですが、応募しようと思ったきっかけ、着想の過程を教えて下さい。「きっかけは、クラス対抗戦三題噺に参加するため、シナリオ・センターのパーティーに参加するなら、5枚シナリオコンクールも…と色気が出てしまいました。僕の周りの女性が髪型を変えられた時、無言の『何か言えば!』オーラを出されている経験が多々あり『いいね!』はそんな時に僕が使う言葉でした。それが着想のきっかけです」と木村さん。

シナリオを書き始めたきっかけをお伺いしたところ「私生活の転機を機に。昔憧れていた事をしたいと思ったからです。何度かの休学を経て、10年選手になってしまいました」今まで続けてこられた理由は何だと思いますか?「ドラマが好きだと言う事。ご指導頂いている辻井先生、それにクラスの仲間の刺激と叱咤があればこそです」

普段シナリオを書かれるために何か工夫はされていますか?「映画、テレビドラマはもちろんですが、本を読んで知識・情報を蓄えるように努めています」と。

今後どのような作品を描かれたいですか?「大人の男性に喜んで貰える作品が書ければ、と思っています」今後の抱負をお伺いしたところ「『継続は力なり』その一言を信じて、自分のシナリオがドラマ化されるよう、チャレンジしていきます!」これからも楽しみな木村さんです。頑張って下さい!

★祝!心の憩いデビュー 前田向代さん(66期) (臼井)

目次に戻る

十時直子さんの小説が発売されました!

大阪校出身の十時直子さんが書かれた小説「佐久間くんといっしょ」がリンダパブリッシャーズより発売されました。小説を書かれた感想をお聞きしたところ「大変でした。行き詰って書けなくなったら、すぐに編集担当さんに相談し、書き上げました。いろんな面で支えてもらい本当に感謝しています。本屋に並んだ時は嬉しくて何店もはしごして回りました」と十時さん。

今までに短編小説も書かれていますが小説の魅力をお聞きしたところ「ボキャブラリーの少ない私はいまだに小説の地の
文を書くのが苦手で、同じ枚数でもシナリオを書く時の5倍くらい時間がかかります。でも地の文で物語を演出・色づけ出来るのは、小説にしかない魅力だと思うので、読者を作品に引き込めるよう、これからも脳をフル回転させて頑張ります」と。

シナリオや小説を書くためにどんな工夫をされていますか?とお聞きしたところ「引き出しを増やすために、色んな年齢や職業の方と出会って、話を聞くようにしています。友達同士のガールズトークもネタの宝庫!友達には失礼だけど、恋バナも人生のお悩みも、何かに使えるのでは…と思いながら話を聞いています」との事。書き続けるのは大変だと思いますが、今まで続けてこれた理由をお聞きしました。

「続けてこれたというか、もうこれしか道はないな…と思っています。あと、お世話にな
った人、支えてくれた人に恩返しをしたいので、書き続けています」と。今後の抱負をお聞きしたところ「小説以外に、ドラマや映画のシナリオを書けるようになりたいです!」との事。とてもパワフルな十時さん!これからも楽しみです。頑張って下さい。(臼井)

目次に戻る

おめでとう、岡田幸男さん!

研修科の岡田幸男さん(70期)が書かれた「神の壊れた秤~17 and pain~」が第24回フジテレビヤングシナリオ大賞にて佳作を受賞されました。受賞の連絡を受けた時の感想をお聞きしたところ「ある日、非通知の電話がかかってきて、その電話が受賞の連絡の電話でした。ビックリしました」と。

コンクールに応募しようと思ったきっかけをお聞きしたところ「シナリオ・センター大阪校に入学して、シナリオコンクールの存在を知った時から、早くどこかのコンクールに応募しようと思っていました。ヤングシナリオ大賞は自由度の高いコンクールと感じましたので、アレコレ考えずとにかく好きなものを書いてみようと思いました。とても楽しく書け、書き終わった時はキャラ達と別れるのが名残惜しかったくらいです」と岡田さん。

シナリオを書き始めたきっかけは?「ネットで偶然、シナリオ・センターのホームページを見つけて興味を持ちました。シナリオを書き始めたのも入学してからです」との事。普段シナリオを書くためにどんな工夫をされていますか?「映画(DVD)をよく見ます。でも、これはシナリオを書くためと言うより、ただ単純に映画が大好きなだけなんですが、レンタルビデオ屋の隣りに住んでいた時は1年で1000本見ました(笑)。今は、平均して月に10本程度です」と。

今後の抱負を教えて下さい。「小説を書いてみたいです。大阪校の皆さんとはどこかで顔を合わせる事もあると思います。ふつつかな私ですがどうぞ宜しくお願いいたします!」と岡田さん。これからも楽しみな岡田さんです!(臼井)

★祝!「心の憩い」デビュー 竹中あいさん(62期)、満井玲衣さん(66期)

目次に戻る

篠原昌裕さんの小説が発売!

保健室の先生は迷探偵!?大阪校出身の篠原昌裕さんが書かれた小説「保健室の先生は迷探偵!?」が宝島社より発売されました。「この作品は第10回『このミステリーがすごい!』大賞の応募作品で、受賞は逃したものの編集部推薦で出版してもらえる『隠し玉』という枠で、文庫出版していただきました」と篠原さん。「出版していただけたのは、ミステリーとしての価値ではなくシナリオ・センターで学んだ『登場人物の心情や関係の変化』を評価していただけたのではないかと思います」との事。

「お話をいただき、出版までは打ち合わせやメールでのやり取り、直し作業もかなり大変でしたが、発売されて自分でも知っている大型書店に平積みされていた時は感慨もひとしおでした」と。「小説を書かせていただき、なおかつ出版していただいて思った事なんですが、1冊の本を出版するのには人とお金が凄く動き、そのぶん責任がかかります。しかし僕一人の力ではなく、色々な人の力があり出版出来ました。その事に感謝し、忘れてはいけない事だと感じました」との事。
「これからも少しでも多くの人に感動してもらえるような作品、面白いドラマを作りたいです」と篠原さん。これからも楽しみな篠原さんです!

☆篠原昌裕さん続いて執筆!
2012年12月6日発売予定 宝島社出身作家のショートショートアンソロジー「5分で読める ひと駅ストーリー 乗車編」内「電車強盗のリスクパフォーマンス」(臼井)

目次に戻る

作家集団の山口文秀さんが、映画「いろは食堂の夜」を監督されました

いろは食堂の昼作家集団の山口文秀さん(64期)が、映画「いろは食堂の夜」を監督されました。この映画を作った経緯をお聞きしたところ「毎年一本、短編映画を撮っています。去年、大阪校の30周年の記念誌を見ていましたら、嶋政治さんの『いろは食堂の夜』を見つけました。読んでみましたら、これは映画にしたい!と感動しました。そこから、小島先生に連絡して嶋さんにも会い、映像化へと進みました」と山口さん。

「僕の頭の中では、シナリオを読んだ段階で、配役が決まっていました。その俳優さんに連絡を取り承諾を貰い、スタッフを集めて撮影に入りました」との事。制作秘話をお伺いしたところ「昔ながらの定食屋さんが舞台ですので、撮影場所となる定食屋を探すのが大変でした。ようやく見つけて、撮影ですが、店の休憩時間を使い、撮影させてもらいましたので、撮影自体は結構タイトなスケジュールでした。一番良いシーンを撮る時に、隣のカラオケから曲が流れたり、外のシーンでは、おじさんに絡まれたり…と色々とトラブルはありました」と。

これからはどういう作品を作っていきたいですか?「ここ3年ほど、20枚シナリオを題材に短編映画を撮っています。来年は、少し長めの30分~40分ほどの映画を撮りたいと考えています。あと大きな抱負ですがメジャー映画、商業映画を撮り、シネコンで舞台挨拶をしたいです」と山口さん。頑張って下さい!(臼井)

目次に戻る

第一長篇研究科の松下寿美子さんと、市川静さん(45期)、嶋政治さん(45期)と舞台脚本を書かれました!

☆舞台脚本を書かれました!第一長篇研究科の松下寿美子さん(47期)が、大阪校出身の市川静さん(45期)第一長篇研究科の嶋政治さん(45期)と共同脚本として、三田市民演劇三田交響曲「さんだほたる第二章~ふれんず~」を書かれました。

感想をお伺いしたところ「楽しかった。この一言です。大変だった事も含め、初めての事が多くその一つ一つが貴重な経験でした。共作は自分では思いつかないアイデアが出てくるので面白いです」と松下さん。大変だった事をお聞きしました。「セットや衣装の変更を考えて構成しなければならなかった事。舞台ではカットバックが出来ません。あと、出演人数が多くそれぞれに魅せ場を作らねばならなかった事。後からの追加もあったり、話の本流をおさえながら枝を作るのが大変でした」と。

シナリオを書き始めたきっかけをお聞きしたところ「OL8年目に内館牧子さんの『せつないOLに捧ぐ』を読みまして、ちょうどその頃社会人としての理想と現実のギャップや人生に悩んでいた時だったんです。とにかく自分の道を切り拓くのは自分『とにかく動くことしかない』と思い切って大阪校に通い始めました」シナリオを書かれる一番の理由は?「ひとえに、楽しいからです。シナリオを書いていると、人生を客観的にもう一つの目で見ることが出来ます。イヤな人に会ったり、辛い事があっても、この想いはシナリオを書こうと思うと楽しめるようになります」と。

今後の抱負をお聞きしました。「次の展開が気になってしかたがない、感情移入して主人公にのめり込めるような話を書きたいです。あと生々しいですが、シナリオで食べていけるようになりたいです!」これからも楽しみな松下さんです。頑張って下さい!(臼井)

目次に戻る

大阪校出身の市川さんと、第一長篇研究科の嶋さん、松下さんが舞台脚本を書かれました!

大阪校出身の市川静さん(45期)と第一長篇研究科の嶋政治さん(45期)、松下寿美子さん(47期)が三田市民演劇三田交響曲「さんだほたる第二章~ふれんず~」を書かれました。今月は嶋さんにお話を伺いました。

「出演者数十人の舞台を書く事自体が初めてで、この大人数を動かしてドラマを作ることが非常に難しかったです」と嶋さん。「三人での共同脚本は、付き合いが長く各々の個性を理解しているせいか、わりとスムーズに書き上げる事が出来ました」との事。舞台の脚本を書いた感想をお聞きしました。「映像作品よりも台詞中心なので人物同士の掛け合いが主になります。主人公が喋れなくなるシチュエーションがあるのですが、相当苦労しました」と。大学生の頃からシナリオを書き始めた嶋さん。今まで書き続けてこれた理由をお聞きしたところ「やはりシナリオ・センターという発表の場があることと、同じ喜び・苦しみを知っている仲間がいることです。シナリオ・センターがなければ、シナリオを続けてないと思います」との事。

「書くのは毎回辛いですが、依頼にしろコンクールにしろ出来るだけ〆切を作ってコンスタントに書くようにしています。結局、同じペースで書き続けていく事が大切だと思います」と嶋さん。今後の抱負をお伺いしました。「マイペースに書き続けたいです。まず、書き続けられる環境に身を置くことが重要だと思います。書き続ければ今回のような舞台のお話もいただけますので…継続は力なり、です」との事。「共作すると刺激があって、得るものがたくさんあります。みなさんも共作してみてはいかがでしょうか?」と嶋さん。これからも楽しみな嶋さんです。頑張って下さい! (臼井)

目次に戻る

宮本さん、小説宝石新人賞を受賞されました!

通信作家集団の宮本紀子さん(62期)が書かれた「雨宿り」が、第6回小説宝石新人賞を受賞されました。

小説での受賞ですが、応募しようと思ったきっかけをお聞きしたところ「実は、小説は今までも書いていました。この賞は短編で書きやすいかな…と思ったのと選考委員の方が大好きな作家さんだったので応募しようと思いました。賞を頂いて嬉しさの反面、正直これから気合を入れて書いていかないといけないと言う怖さもあります」と宮本さん。

今、シナリオを書かれている人の中でも、小説を書きたい!という人がいるんですが、何かアドバイスはありますか?「シナリオを書いている人が小説を書くのは、私は比較的書きやすいと思います。シナリオを書かれている人は話の構成を考えるのも上手く出来ると思いますが、小説でも構成はとても大切な事です。小説を書くのは難しく思われるかも知れませんが、シナリオを書いている人は強みがあると思いますので、どんどんチャレンジしていけばいいと思います!あと、他の人の作品をたくさん読む事だと思います。私も今までたくさん読んできました」との事。「小説や、もちろんシナリオもなんですが『書く』事はとても孤独なことだと思います。でもここまで書いてこれたのは、教室に行けば先生やクラスのみんなが居る、そう思えたからだと思います。これは当たり前の事ではなく、とても幸せな事だと思います」と。

今後の抱負をお聞きしました。「今はとにかく、デビュー作に向けて書いていく!ここまできたら書くしかない!!と思い進んでいきたいと思います。あと大好きなラジオドラマも書いていきたいです」これからも楽しみな宮本さんです!(臼井)

目次に戻る

谷口さん、新井一賞を受賞されました!

作家集団の谷口雅美さん(54期)が書かれた「ともに白髪の…」が、新井一賞にてジェームス三木賞を受賞されました。受賞の感想をお聞きしたところ「賞をいただけると思っていなかったので驚いて、舞い上がりました!」との事。「応募本数×100円が震災への募金金額になると書かれていたので微力ながら…と思った事が応募のきっかけ。ネタ帳の『とも白髪』と『双鳥』という言葉でイメージを膨らませました。作家集団にあがってから課題の60枚ばかりを書いていたので、久しぶりの20枚は緊張しましたが、とても楽しく書けました」と。

シナリオを書き始めたきっかけは何ですか?とお聞きしたところ「実はそれまで小説の賞に応募していたんですが、構成力やキャラ作りが良くないと指摘され、勉強できるところを探していました。色々な人たちと作品を作り上げるドラマや、映画にも興味を惹かれたのでシナリオ・センター大阪校を選びました。気がつけば昔から夢だった小説も書かせていただいているので、不思議なご縁だなぁと思います」と谷口さん。

シナリオを書き続けてこれた理由をお伺いしたところ「続けていられるのは、辻井先生と同じクラスの人たちの存在です。モチベーションを維持するため、客観的になるためになくてはならない存在です。インプットし続けていれば、アウトプット出来ると信じているので、普段も行き詰ったときも、ひたすらインプットを心がけています。人との会話や、旅行、テレビや新聞など手当たり次第です」

今後の抱負をお聞きしたところ「見たり読んだりした人の心に波紋をつくるような作品を書いていきたいです」と。これからも楽しみな谷口さんです! (臼井)

目次に戻る

村尾さん、新井一賞を受賞されました!

作家集団の村尾美幸さん(56期)が書かれた「夏のびっくり箱」が、新井一賞にて森治美賞を受賞されました。

感想をお聞きしたところ「すごく嬉しかったです!提出前はあかん!ヤバい!!とへこたれそうでしたが、今回は作品を提出する事でワンコイン募金出来るというのが自分への動機付けになったと思います。
この頑張りは全然無駄って訳じゃない、少なくともワンコイン分の意味だけはあるんだ…と思い頑張りました」と村尾さん。
「この作品は研修科の課題『男と女』をベースに書いたんですが、今回は課題が『恋』なので、男女2人だけの逃げ場の無い対峙に絞って20枚書こうと人物の設定も含め書き直しました。郵便の投函時間ぎりぎりまで書いては直し…しました」とのこと。

「実は、シナリオ・センターで勉強を始めたのは7年程前なんですがその間に仕事の関係で2回長期休学したんです。1回目は休んでる間も、夏合宿などに参加していましたが2回目は2年半全くご無沙汰していました。
昨年再開した時、あまりにも書けず怖いなぁ…と。『どんなに忙しくても、ネタを集め続けたり、毎日少しずつでも書く事から離れない事が大事…』これはつい最近も、クラスの先生に私が諭された言葉です」

今後の抱負をお聞きしたところ「作家集団の課題で悩んだり、逃げたくなることもありますが、好きなジャンルに持ち込んだりこじつけるのではなく、出来るだけ課題と素直に向き合って色んなジャンルの創作を練習していきたいと思っています。
そして、人やドラマを描くという、苦しくも楽しい仕事を、早く本業に出来るよう、少し急いでいきたいです!」との事。これからも楽しみな村尾さんです! (臼井)

目次に戻る

第5回富士山・河口湖映画祭シナリオコンクールを受賞!

作家集団の野村久美子さん(64期)が書かれた「スポットライト」が、第5回富士山・河口湖映画祭シナリオコンクールの準グランプリを受賞されました。

受賞の感想をお聞きしたところ「連絡を受けた時、実は風邪をひいてしまい会社を休んで家で寝てたんです。そこへ受賞の電話を 頂きビックリしました。このコンクールは毎年応募しようと思ってたのですが、中々出すことが出来ず、今回やっと応募する事が出来てしかも賞を頂き、嬉し かったです」との事。
受賞式にも参加された野村さん。感想をお聞きしたところ「とても緊張しました。スピーチをしたんですが緊張しすぎて自分で何を言ってるか分からないほどでした」と。

シナリオを書こうと思ったきっかけをお聞きしたところ「シナリオを初めて書いたのはシナリオ・センター大阪校 に入学してからでした。シナリオに柱やト書きがあるのを知ったのも入学してから。
昔から空想好きで何か形にしたいと思いシナリオを書こうと思いました」との事。「これまで書いてきて落ち込んだり、やっぱり頑張ろうと思ったり…の繰り返しでした。今まで続けてこれたのは同期の人やクラスの人の存在があるからだと思います。
大げさかも知れませんが、仲間が居なかったらシナリオを書くのを止めていたかも知れません。皆頑張っているから私も負けていられない!とやる気を貰っています」と野村さん。

今後の抱負をお聞きしたところ「昔、再放送で見たん ですが向田邦子さん脚本のテレビドラマ『寺内貫太郎一家』みたいな、家に帰るのが楽しみになるようなホームドラマを書きたいです」との事。
これからも楽しみな野村さんです。頑張って下さい!(臼井)

目次に戻る

シナリオS1グランプリを受賞されました!

通信作家集団の源祥子さん(64期)が書かれた「僕はポルノ女優に恋をした」が、第21回シナリオS1グランプリで奨励賞を受賞されました。

受賞の連絡を受けた時の感想をお聞きしたところ「とても嬉しかったです。今までいくつかコンクールに出してたんですが、なかなかうまくいかず少しへ こんでたんです。でも今回賞を頂き、誰かが私の作品を認めてくれたという事がとても嬉しく、今まで自分がやって来た事は間違いじゃないんだと思いました」 と源さん。
受賞式にも参加された源さん。感想をお聞きしたところ「楽しかったです。スピーチの時は緊張しましたが、表彰式ってこんなに気持ちがいいものか!と思いました」と。
「実はこの作品は子供の頃の話を膨らませて書いたんです。シナリオの世界に足を踏み入れてから、ずっとこのネタを書こうと思っていました。作家集団の課題で書いて、濱田先生にアドバイスをいただき直しをし、応募しました。
大阪を舞台にしたコテコテの大阪弁で書いたシナリオなんですが、大好きな大阪弁で書いた作品で賞を頂いたというのもとても励みになりました」との事。

これからの抱負をお聞きしたところ「今回賞を頂いて、これからもコツコツと書いて行こうと思いました。ゆくゆくは、大阪弁を散りばめたオリジナルで書いた作品を映像化してもらえるよう頑張りたいと思います」とてもパワフルな源さんです!(臼井)

目次に戻る

第3回科学ドラマ大賞の佳作を受賞!

作家集団の南部八恵子さん(66期)が書かれた「歌え!クマゼミ!」が第3回科学ドラマ大賞の佳作を受賞されました。

受賞の連絡を受けた時の感想をお聞きしたところ「連絡を頂いた時はあまり実感が湧かなかったのですが、後日受賞式に参加させていただいた時にだんだん実感が湧き、嬉しく思いました」と。

科学といえば難しいイメージがありそうですが、応募しようと思ったきっかけをお伺いしたところ「実は、コンクールに応募するのは初めて だったんです。特に科学が得意と言うわけではないのですが、ある日ニュース番組でクマゼミの鳴き声の周波数の事を言っていたのを見て、合唱団の事と合せて 話を考えました。
あと、大きなきっかけとなったのは前回、大賞を受賞された竹中あいさんと研修科の時同じクラスでして、私も挑戦してみたいと思いました」との事。

シナリオを書き始めたきっかけをお聞きしたところ「シナリオを初めて書いたのはシナリオ・センター大阪校に入ってからです。前に木皿泉さん脚本の『すいか』と言うドラマを見て、私もこういうドラマを書きたいな、と思いました。
本当に一からシナリオの事を習ったのはシナリオ・センターだったので、何もかもが新鮮で楽しかったです」と南部さん。「これからもコンクールに挑戦していき、何より今後も書き続けていく努力をしていきたいと思います」と。頑張って下さい!(臼井)

目次に戻る

水村さんが函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞で、審査員特別賞を受賞!

作家集団の水村節香さん(56期)が 書かれた「紅梅」が函館港イルミナシオン映画祭2011 第15回シナリオ 大賞で、審査員特別賞(加藤賞)を受賞されました。

受賞の連絡を受けた時の感想をお聞きしたところ「発表が遅くあきらめていました。そう思っていたところ、受賞の連絡を頂いたので本当にビックリしました」と水村さん。

「12月、受賞式に参加したのですが式のあと、審査員の先生と飲ませていただく機会がありまして、その時に審査員の加藤正人先生とお話し出来、シナリオをお褒めいただいたり、色んな方とお話する事が出来たのがとても嬉しく、貴重な体験が出来ました。

あと、実は函館と言いますか北海道に行くのはその時初めてで、こういう形で来れた事が本当に嬉しかったです」と。「実はこの作品は研修 科の課題の古痕を元に、そして手直しして作家集団の課題、献身で直した作品なんです。書いたら書きっぱなしにせず、直しを重ねて育てた甲斐がありました」 との事。

今まで色々なコンクールに挑戦してきた水村さんですが、これから挑戦する人に、なにかアドバイ スを!とお聞きしたところ「アドバイスなんて、おこがましいのですが、普段経験している事で無駄な事は無いと思います。生活している中でも何か自分のアン テナに引っかかる、ピンとくるような事を大切にして作品にしていけばいいと思うんです。

あと、先にも書きましたが書いたら書きっぱなしにせずに最後まで直して諦めずに挑戦する事。そうすればいつか報われる時が来ると思います。頑張りましょう!」これからも楽しみな水村さんです。頑張って下さい!(臼井)

★祝!「心の憩い」デビュー  源祥子さん(64期)

目次に戻る

福田さんがBKラジオドラマ脚本賞・佳作を受賞!

作家集団の福田弥生さん(48期)が書かれた「杉本春夫 初めての日」が第32回BK(NHK大阪放送局)ラジオドラマ脚本賞で佳作を受賞されました。

受賞の連絡を受けた時の感想をお聞きしたところ「ほんとうにビックリしました。まさか、ラジオドラマで賞を頂けるなんて思ってもいませんでした」との事。

「実は、ラジオドラマのコンクールに出すのは初めてだったんです。前回のBKラジオドラマ脚本賞の受賞作のラジオドラマを聴きまして、 ラジオドラマも面白いなと思い応募しました」と。「ラジオドラマを書いてみて、ラジオならではのセリフや音での表現が、とても新鮮でした。楽しかったで す」との事。

受賞式に参加された福田さん。受賞式の感想をお聞きしたところ「緊張しました。受賞式とは別に、ラジオの収録現場の見学をさせていただ いたのですが、ラジオと一言で言っても、たくさんのスタッフさんの手が入り、音だけの世界を作っていくのを目の当たりにし、感動しました。とても貴重な経 験をさせて頂きました」と。これから、ラジオドラマのコンクールを目指される人にアドバイスを、とお聴きしたところ「アドバイスなんてたいそうな事は言え ませんが、このBKラジオドラマ脚本賞に関しては、関西を舞台に…というテーマがあるので、関西に住んでいる人にはチャンスだと思うんです。町に出てネタ になる事もたくさんありますし、いつもアンテナを張って関西ならではの事を、音の世界で表現する。とても楽しいことだと思います」との事。

「これからも、いろんなジャンルのシナリオに挑戦していきたいと思います!」と福田さん。

これからも楽しみな福田さんです!(臼井)

目次に戻る

林日里さんが創作テレビドラマ大賞・佳作を受賞!

通信作家集団の林日里さん(57期)が書かれた「迷えるウサギ」が第36回創作テレビドラマ大賞の佳作を受賞されました。

受賞の感想をお聞きしたところ「連絡があり、とにかくビックリして信じられませんでした。まさか、私の作品を選んで頂けるなんて、思ってもいなかったです」と林さん。

「この作品は、作家集団の課題『少年』を元に書きました。内容は3月にあった震災の事を絡めて書いたのですが、ついこの間の出来事で、 このテーマでコンクールに出すのはどうかと思い悩みました。でも、半年後である今、出すしかないと思い、応募しました。思い切って出してよかったです」 と。

シナリオを書き始めたきっかけをお聞きしたところ「もともとテレビドラマや映画を見るのが好きでした。シナリオは小説と違いどこか特殊 で難しいイメージがあったのですが、新聞に大阪校の広告が載っていて夫が『行ってみたらどう?』と背中を押してくれて、シナリオ・センターに入学しまし た。その前に独学でコンクールに出した事があったのですが、全然ダメでした。その時は何も知らなかったので、どこがダメかさっぱりわからず…。本格的に書 き始めてコンクールに挑戦するのはシナリオ・センターに入ってからです」とのこと。

「今後、どんな形でもいいので自分の作品がオンエアされるように頑張りたいと思います。内容としては、地方新聞に載っているような小さな事件の裏側。表面ばかりを描くのではなく、その背景を描き作品にしたいと思います」と。

「今回佳作を頂けたのも大阪校の先生、励まして頂いた仲間のおかげです。ありがとうございました!」と林さん。

これからも楽しみな林さんです!(臼井)

目次に戻る

              シナセンに行く! TEL 0120-470029 火~土曜日(12:00~20:30) 日曜日(12:00~14:30)

メールでお問い合わせはこちら
  • お問い合わせ

在籍者、OBを応援します!

シナリオ・センター大阪校では、在籍者、OBを応援しています!
自主映画、芝居などで活動されている方は、どしどし情報をお送りください!
info-osaka@scenario-center.com
(@を半角変換して下さい)

大阪校の作品が読めます!

シナリオ・センター大阪の在校生の作品が電子書籍閲覧サービス『BCCKS』で、読めます!

(20枚シナリオ作品集)

(小説集「分泌」第三号)
Copyright © 株式会社シナリオ・センター大阪校 All Rights Reserved.
Powerd by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.